一 夢 庵 風 流 日 記

PR

カレンダー

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
2025年06月
2025年05月
2025年04月
2025年03月
2025年02月
2005年10月18日
XML
テーマ: たわごと(27382)
カテゴリ: その他

新渡戸先生は言う。

義は武士の掟中、最も厳格なる教訓であり
義理=「正義の道理」なのだが、これが時を経て「義務」となってしまったと。

ここでスコットの愛国心を引用している、スコットは愛国心について

「それは最も美しきものであると同時に、しばしば最も疑わしきもので
 あって、他の感情の仮面である」

新渡戸はスコットの愛国心を「義理」についてあてはめて言葉を進めている。

つまり、「義理を立てる」という言葉もあるが、これが義務になってしまったと嘆いているのだ、どんなに世話になった人でも正義のないことには従ってはいけない、「義理をとおす」、これも「正義の道理をとおす」ということなのだが、なぜか異なった意義になってしまっている。

自分の世話になった上司や先生の間違いに対して新渡戸先生が言う
武士道の時代にあった「義理をとおす」ことは難しいかもしれない。

しかし、心の中で「正義」って・・・これを考えるだけでも素晴らしいこと。

今でも義理を履き違えている輩がいる、ぜひ新渡戸先生の「武士道」を一読するべし。


kljh






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年10月18日 19時53分04秒
コメント(0) | コメントを書く
[その他] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: