MSA-003ネモ

　ネモは、A.E.U.Gとアナハイムエレクトロニクス社が共同開発した最新鋭量産型MSである。カラバにも採用され、宇宙から地球圏に至るまで幅広い汎用性とコストパフォーマンスを実現している。
一見するとGMの後継機の様に見えるが実際には公国系の技術が多数導入された機体である。

★★★ スペック ★★★
全高　19.5ｍ　　頭上高18.5ｍ
本体重量　36.2t　　全備重量　55.6ｔ
装甲材質　ガンダリウム合金
ジェネレータ出力　1620KW

*材質の違いによりRMS-099の方が軽量である。

　ネモは、同時期に開発されティターンズに譲渡されたRMS-108マラサイに比べて性能が劣っているといわれているが、バーニア・スラスタの数や位置、口径などから推測しても、それ程大差がないのではないか？
むしろ肩部スラスターの分、ネモの方が小回りが利くはず！

その様な噂は、「アナハイムエレクトロニクスの営業統括部長のリップサービスをティターンズの武闘派高官が真に受けただけ」
というのがアーガマクルーの意見である。

★★★ 武装　★★★
頭部　バルカン
クレイ・バズーカ
ビームライフル　×　１
ビームサーベル　×　２
専用シールド

　ただパイロットの見解は若干違っていた。
スパイクアーマーや専用のビームサーベルを装備している等、マラサイに熟練パイロットが載ると厄介な相手になるだろう。
ネモはあまりにも汎用過ぎ、パワーは恐らくマラサイの方が上だろう。

もっともMSは、パイロット以上の力はでないし、
そんな奴はリックディアス隊が相手をしてやるがな