いぬと、さると、こいぬの日記

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タラソテラピー編 ケアの種類~海藻療法~ 

《海藻療法》

フランス、ブルターニュ地方の天然の海藻を凍結乾燥し、
全身パック、頭皮パック、入浴剤などで使用します。

「海藻パック」
全身パック剤には、凍結乾燥海水粉末と、凍結乾燥された海藻が含まれており、
配合されている海藻の種類によって、用途や効果に違いが有ります。
代表的なものをあげると、
「フュカス」は発汗、水分代謝、疲労回復に効果があり、
「ラミナリア」「スピルリナス」は痩身、代謝促進、美肌効果などに優れています。
前記海藻の方が、刺激は少ないので、
初めてや皮膚の弱い方は「フュカス」の方が良いかもしれません。
全身パック後の症状別ローション、クリーム、鎮静ジェルなど、
目的別商品を組み合わせることにより、効果は更に高まります。

「ケアの流れ」

シャワーを浴び、軽く汚れを落とす

症状別ローションを塗布する(無くても可)

海藻パックを全身に塗布する

ヒートマットにくるみ、15~20分程安静にする

シャワーで洗い流し、鎮静ジェルや症状別クリーム等を塗布する

水分を摂りながら、ゆっくり休む

終了

これが、一般的な流れになります。
ヒートマットにくるまれている最中、
フェイスケアをしてもらうと、気持ちよさ倍増です♪。

「バスを使った「海藻療法」」
閉所恐怖症、仰向けできないなど、
ヒートマットにくるむことが出来ない方に用いるケア方法です。
ジェットバスに、凍結乾燥された海藻入浴剤を入れます。
パック剤と同じように、海藻によって効果が違います。

「注意事項」
海藻にはヨードが多く含まれているため、
ヨードアレルギーの方、甲状腺の病気をしたことがある方には適しません。
他に、皮膚の弱い方、心臓が弱い方、高血圧症、妊娠されている方は、
ヒートマットの温度、パック時間、バスの温度など、注意が必要です。
「海藻療法」は体内の活性に使われる事が多いです。
よって、「パック後にアロママッサージを60分」といったケアは適しておらず、
刺激を与えずに、ローションやジェルを「塗布」する程度の方が効果的です。
ケア後、皮膚に赤みや痒みを伴う方がいらっしゃいますが、
水分を多く取り、リラックスしているとそのような症状は治まります。


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