　パンチの日記

< 新しい記事

新着記事一覧(全72件)

過去の記事 >

2005年09月13日

友と作った思い出…\PRICELESS\

カテゴリ：カテゴリ未分類

小学生のころから夜遊びしまくりだったと以前の日記に書いたが
早朝から遊ぶことも多かった

朝の４時ごろに集合していつもと違う街を楽しむ。
誰もいない道路で寝そべったり
自販機漁り(返却口と自販機の下の小銭を回収ｗ)をしたり
少し離れた川(汚染度ランキング世界1・２位の川ｗ)まで自転車で遊びに行く。

子供というのは変化にトキメキを感じるものである。

いい具合に遊ぶとちょうど登校の時間が近くなる。
自分のマンションの踊り場や

なぜかドラ焼きと牛乳のパターンが多かった。

そんな楽しい遊びもある出来事でそれっきりになってしまう。

いつも通りのパターンで
その日はＫ君のマンションの駐輪場で
ゴハンを食べることになった。

まぁマンションというのは基本的にペットを飼ってはいけないのだが
Ｋ君のところはネコを飼っていた。

マンションの住人の中にはそれをよく思わない人間もいて
すぐに保健所を呼んだりする人間もいる。

その人間がそうしたのかはわからないが
Ｋ君のところのネコが駐輪場で死んでいた。

Ｋ君はカチコチになったネコを抱いてシクシクと泣いていた。
ボクを含めた友達はＫ君にかけてやる言葉もなく一旦解散した。

学校へ行くとＫ君が席に座っていた。
よっぽどツラかったみたいで顔も上げなかった。

クラスの子が自分に原因を尋ねてくる。

「うぅ～ん…実はね…」
その時Ｋ君が教室を出て行き廊下の壁にもたれかかって泣き出した。

…あぁ…まずい…泣いてる(--;)

Ｋの肩に手を当てる…
「ゆわんといてやっ!!」
Ｋ君は泣きながらそう言い放った。
「あぁ…ワリィ」

その日Ｋ君はずっと席を立たずに誰とも話さなかった。

とりあえずもうＫの前であの話は禁句というルールを仲間で決めて
しばらくはやさしくしてあげようと思った。

次の日学校へ行くとＫ君は
「…△○■…昨日ゴメンな」
本人も気持ちを入れ替えようと頑張っていた。
Ｋ君への配慮からこの件で早朝集会はなくなった。

よく遊んだＫ君だが今は他のイザコザで疎遠になっている。
デンワがかかってきても出てあげない。

大人になれば利害関係の付き合いが嫌でもでてくる。

こいつとは色々スタンドバイミー的はことをしてきて
同じ思い出を持っている人間なので無償の付き合いをしていきたいが
Ｋはこの先目を覚ますのだろうか…

またいつか昔みたいに仲良くなれればと思っている。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう