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2007年09月22日

『星の速さで駆けてく』

(4)

テーマ：今日読んだマンガは？？(10327)

カテゴリ：漫画

『星の速さで駆けてく』谷川史子

恋人の寛ちゃんと大学進学も決まって、幸せなはずなのに、
どこか心は凍ったまま…。そんな時、出会ったのは…！？

以上解説

やっぱ谷川さんは読み切りがいいね～

３編収録されていますが、私が一番好きなのは
一番短かった『星の隠れ家』
とても短いんだけれど、ちゃんと伝わりました。
「王家の印」ってのがかわいい

しかし、

と思わず突っ込んでしまいましたが(笑)

あとの二つの作品は、ちょっと「死」について考えさせられました。

『星の速さで駆けてく』では
志伸は高校の時、大切な幼なじみの久の死に目にあっていません。

なのでなかなか久の死を受け入れられませんでした。

志伸の言うように
死に目にも、お葬式にも立ち会ってないと
その人が死んだなんて信じられない。

なんだか分かる気がします。

勘ちゃんの言葉で

「どうしてちゃんと泣いて、ちゃんと悲しんで
　決着つけておかなかったんだ
　どうして宙ぶらりんのままにしてた」

志伸は認めたくなかったんですね～
久の死を・・・

過去を乗り越え、自分の道を歩き出した志伸に
お別れの駅のホームで勘ちゃんが

「愛してるぞ
　こんちくしょう」

この最後のセリフよかったです

私　的　評　価
　　　５　段　階

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