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私がよく旦那に言う台詞がある。
「もし私が生まれ変わったら、小雪ちゃんになってるから見付けてね♪」
・・・何とも図々しい話である (= =;)
私には昔からコンプレックスがある。
無い物ねだりと言ってしまえばそれまでだが、自分と正反対の女性に憧れる。
色が白くて、線が細くて、儚げで。 それでいて一本芯の通った美人(美少女)♪
私とは真逆である(^^; 最近まで、その憧れの対象の代表が小雪だった。
ところが、ある映画をきっかけに、その代表が変わってしまった。
その映画とは、随分前('04)の「 花とアリス 」。
余りにも今更な映画だけど、
それまでから“蒼井優”という存在が気になっていたので、改めて観る事にした。
幼なじみでいつも一緒な、明るく素直な「花」と自由奔放で勝手な「アリス」の二人が、
友情と恋の狭間で戸惑いつつ、大人へと成長していく姿を描いた初恋物語。
監督は、日本映画界が誇る俊才・岩井俊二。
主役を演じる、鈴木杏と蒼井優のナチュラルでみずみずしい演技がなんとも心地良い。
また、2人の少女に翻弄される「宮本」を演じる郭智博の演技も見所の一つである。
青春時代の乙女たちの揺れ動く恋心を、リリカルで繊細なニュアンスで描き、
気持ちの良い浮遊感を感じることの出来る、岩井俊二監督らしい傑作である。
どちらかと言えば、ストーリーは鈴木杏を中心に進み、蒼井優が絡んでいくのだが、
圧巻は(ちょっとネタバレ)、ラストの蒼井優のバレエ・シーン!
「 フラ・ガール 」('06)でも思ったが、彼女には見る物を釘付けにする華がある。
それまでの主役級を全て忘れさせてしまう程の存在感がある。 あの華奢な身体で。
先日から旦那に言う台詞が変わった事は言うまでもない。
「もし私が生まれ変わったら、蒼井優になってるから見付けてね♪」
・・・何処までも図々しい(^^ゞ