つくしんぼ

ウサギとカメ

我が家の六歳になる双子の孫は童話にでてくる「ウサギとカメ」にそっくりである。ひとりは何でもさっさと出来て「そそっぱやい」もうひとりは「とろとろ遅いがしっかり出来るまでがんばる」カメちゃん孫はいつものように「まだ頑張っているの？」と呆れられながらも何度も何度も練習をかさねて、やっと縄跳びが出来るようになった！一方、ウサギちゃん孫はちょっとやっても縄跳びはすぐには出来なかったので早々にあきらめた！身体を動かす事なら、いつもリードしていたウサギちゃん孫は自分の横でトントントンと小気味よく縄跳びをとんでるカメちゃんまごが羨ましくなってやっと自分も練習をする気が出てきたらしい・・・・さあ、それなら頑張ろうよと周りの大人たちが応援してくれる！ああしてこうしてと指導の結果やっと一回飛べた！たった一回でも嬉しいね、まわりから拍手がわいて満面の笑みのウサギちゃん孫。何回でも飛べる自分への賞賛が、たった一回しか飛べないウサギちゃん孫より少ないのは納得できないよーとカメちゃん孫。頑張ってるひとは応援したくなるんだよ！というと、カメちゃん孫も「ふぅーーん」と笑顔で納得今年いただいた年賀状の一枚にびっくりしました。その年賀状には・・・・「私は昨年、結婚生活を卒業しました。　結婚して本当に色々なことがありましたが、その一つ一つが私を成長させてくれ　沢山の宝物を頂きました。　新しい人生を歩き始めたところで追突事故に遭い、今むちうち状態ですが周りの方々に 支えていただき元気にやっています。　私の人生はなんと波乱万丈で豊かで面白いのだろうと思います。」　この方は、昔、新潟に二つ目の原発が出来ようとした時「なんとか美しいふるさとをのこしたい」という同じ思いを共有した方でした。この方の勇気ある人生へのチャレンジに感嘆し感謝いたしました。幸多かれと祝福と癒しをおくります