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May 4, 2011
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岩屋観音を過ぎてすぐに測道へ入りますとね、すでにもーバリバリの山道でござれば。

今シーズン初の「山登り」

ってぇことになりまするな。

わっせわっせと登っていきますと、どど~んと目の前に立ちはだかる 「片山神社」

「鈴鹿権現」とも言われ、往来する人々の信仰を集めましたが、平成十一年に本殿などを焼失し、現在は神楽殿のみとなりました。

かつての石垣がこれまた見事です


東海道は、その片山神社を登りながらぐるっと回りまして、 西の難所「鈴鹿峠」 へ入っていきます。

伊勢と近江の国境にまたがる鈴鹿山の脇を縫うように越えるのが鈴鹿峠越えです。

なだらかな近江側とは違い、山深い「八町二十七曲り」の急な山道は、古くは山賊の話が伝えられ、江戸時代には箱根越えに次ぐ東海道の難所として知られていました。



そして、短い距離でしたがお久しぶりの 「石畳」 に遭遇!!!いやっほいっ!!!




更に登り進めていきますと 「馬の水飲み場跡」 があります。

 うーむ、凄ぇ。・・・馬が

こんな山道を荷物や人を乗せて登ったのか。そーりゃ難儀だっぺ。


右:馬の水飲み場跡

鈴鹿山(?)の山頂近くで、道をちょっちそれまして 「鏡岩」 をご見学。

珪岩が断層によってこすられ、露出面が鏡のようにつやがでたものです。

昔、鈴鹿峠の山賊が往来する旅人の姿をこの岩に映して危害を加えたので「鬼の姿見」とよんだと伝えられています。


 ・・・ま、つやはなかったけどね。ぷ。

つまりはこの岩に隠れつつ、上から旅人を物色していたのかしらん。怖っ


左:鏡岩から眺める坂下宿方面
右:峠を越えたところにある巨大な石灯籠

久しぶりの山登りと言うこともあってか、 「さ、さすが西の難所だぜっ!!!」 ひぃひぃ息を切らしつつ登っておりましたっけ、 あっという間に峠越え完了 。・・・あり!?



 さよなら伊勢の国・三重県
 こんにちわ近江の国・滋賀県


おぉ~っ、滋賀県ですよっ、し・が・け・んっ!!!


そして、東海道は国道一号をところどころそれながら次の 「土山宿」 へ続いているのでございました。

 峠越え乙っ!!!


 ・・・つづく。





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Last updated  May 12, 2011 06:36:48 PM
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