*壱原 侑子 の tea time*

*壱原 侑子 の tea time*

*夏の夜道*


*夏の夜道*

   蒸し暑い夏の夜。
         額から汗が流れ落ちる。

         早く家に帰らなくっちゃ。
         と思い、少し歩く速度をあげた。

         おせんべいのような満月と 
         きらきら光る星が空から見下ろしていた。

         そこにヒラヒラと白いものが落ちてきた。
         それは雪のように白く、
         花びらのように舞っていった。

         そして、クルクルと一回転。

         一瞬…

         時が、止まったように感じた。



*あとがき*
いやぁ、これは実際に体験した事なんですけど(夕方だったけれど。)白い雪のようなものが、ヒラヒラと青い空を横切っているんですよ。
とてもびっくりしましたね。
夢を壊すような事ですがそれは、はす向かいサン家にある木の花びらでした《笑。
でも、これが夜明かりが少なくなった時に見たら幻想的だなぁと思ったので載せてみました。



© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: