西洋ミモザ・私の日常

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カテゴリ: 日々の繰り言
旦那の友人・・・は、 年齢層が幅広いです・笑

ニューヨークにいる友人が遊びにくる、というので、どの友人さん?と聞くと 20代 の女性

ボーイフレンドと一緒に3連休をサンフランシスコで過ごすので、案内する〜と言いました。




じゃあどうせなら私たちも サンフランシスコを観光 しようよ、という事になりました。

ここへきて半年過ぎましたが、未だ市内の観光名所に行っていない・・・のでチャンス

東京にいるのに東京タワーに登った事がない、という様な「あるあるネタ」ですね。

サンフランシスコにいるのに

アルカトラズ刑務所 に行った事がない

にも乗った事がない、 ゴールデンゲートブリッジ

車でなら通りましたが歩いてない・・・ってないないづくしですね




あとサンフランシスコといえば・・・??



おお、そうだそうだ。世界最大規模の チャイナタウン がありまして〜

ユニオンスクエアの近くなので、車とバスで通りましたが

「ここはどこ!?」っていうくらい周りが中国語と中国人ばかりで驚きました。

チャイナタウンのことはいずれまたしっかり書きますね^^






結局行くことになったのは、アルカトラズ島の刑務所でした。



シカゴのギャング、 アル・カポネ も収容されていたことで有名です。

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こんな顔だったっけ・・? とにかく第1級凶悪犯が収容されていました(怖)





1973年から観光地として一般に公開されていますが、夏は予約しないと行かれない位

大人気だとか。そういえば、息子が以前行った事があって、妙に絶賛していた記憶があります。



と首をひねりましたが、この際深く考えるのはやめようっと。





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フィッシャーマンズワーフの、ピア33という船着場からフェリーに乗って行きます







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太陽光発電で動くフェリー。この日はあいにく曇り空ですが、そんな日でも大丈夫だそう。







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なんか・・天気悪い方が凄みが増すような・笑 15分程で着いちゃいます







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シーズンオフですが、それでも凄い人でした。到着11時







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帰りのスケジュールをチェックしておきます





フェリーと館内でのオーディオツアーの料金で、$26〜
オーディオを借りられるところまで、歩いて登ります〜〜





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古い建物がたくさんあって、ツボっている私は止まりまくって写真を撮っていましたが

みんな気づかず先へ(汗)撮ってダッシュ撮ってダッシュを繰り返し・・・・・

丘の頂上の刑務所に着く頃は、けっこう疲れましたです、はい。。。



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こういう完璧でないところがいい感じ・・・笑(柱なんか撮ってすみません)



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ふふふ・・・この色合いと配管のバランスなんか最高(私のシュミで・・すみません)









さ、気を取り直して(益々挫いてる気が)中に入りましょう。







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シャワー室は個室がなく完全にオープンスペース(監視の目も行き届きやすいという)









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一人の部屋は、縦(奥行) が約 2.5m 横(幅) が約 1,6mくらいで、ものすごく狭いです・・・






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日本語での解説は、わかりやすいです。英語では、本物の囚人の声を使っている部分もあるので

迫力がありますよ〜〜 この囚人たちは世間を相当騒がせた凶悪犯たち・・・・

実際何度も脱獄を試みた囚人はいたそうです・・・・








なにせ、サンフランシスコ市内から 2,4 キロしか離れていない孤島

ちょっと泳ぎに自信があれば泳いで渡れそうです

(何をかくそう私も高校時代は水泳部で、横須賀の猿島まで泳がされました)






で・す・が !




このサンフランシスコ湾は、潮の流れが超速く、風も強く、年平均水温10~15度

時折深い霧に覆われる大変な難所なのであります。それを、長年の監禁生活で

体力的にも衰えている囚人が、対岸のサンフランシスコまで泳ぎきるのは

トライアスロンに出るような鉄人達じゃないと、ほぼ不可能というわけです。

私ですか?高校時代です。しかもあったかい海!試そうなんてツユほどにも思いませぬ。







監獄として使われていた29年のあいだに36人が脱出を試みた結果

すべて再逮捕・射殺・溺死・行方不明。1962年の兄弟大脱獄劇は

クリント・イーストウッド主演「アルカトラズからの脱出」という映画になっています。







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これが、実際脱獄した現場です!通気口を何年もかけて広げていったようです





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そしてこの壁裏の通気口を通って





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彼方に見えるサンフランシスコを泳いだ・・ようですが、生死不明。

夜の見回りに気づかれないよう作ったダミー人形の頭に本物の髪まで付いてました(ひえー)







脱獄を図る囚人の一方で、模範生なる囚人たちも(模範という言葉を使えるのか??)

勉強する意志もあり、よく働く囚人たちには、図書館への出入りを許されたり



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唯一日の当たる外の運動場で、体を動かしたりする事を許されたりもしたそうです




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こんな風に



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絵を描いて飾ったりもしていたそうです。鉛筆とか凶器になりそうですが・・・

そこはさすが問題を起こさない囚人たちに許された特権。これを得るまでには

かなりの信用を積み重ねないとできない事のようです。







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ダイニングルームには今は何もなく、静かに午後の光が差し込んでいますが

当時は一番傷害発生率の高い場所だったそうです(ナイフ扱ってますしね




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ライトやガラスも当時のまま・・・時が止まった感じです。

被写体としては、大好物のオブジェクトですが、夜はあまり近づきたくないですね

ナイトツアーもあるそうですが、ご興味ある方はぜひ!!!







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お土産を売っているところで、なんと本物の囚人さんが!!

この方はアルカトラズに3年いたそうです。1963年ここが閉館になる時26歳

のちに自伝を書き、本にサインしながら刑務所で売っているそうです。うーむ。

マーケティングの一端でしょうか?とも思いましたが、人の人生いろいろですから

横からとやかくいうつもりはありませぬ。。




とにかくこういう経験をするところはあまりないと思うので・・・・

サンフランシスコにきたら、ベタですが、まずここオススメです!







長文読んでくださり感謝です


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最終更新日  2016.02.11 10:32:20
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