いわぴいのドラマ日記

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April 11, 2006

ドラマ・ブスの瞳に恋してる　～第１回～

(566)

テーマ：どんなテレビを見ました？(82922)

カテゴリ：ドラマ

　ブスって切ないですねぇ・・・。エッセイ発売記念パーティーでみんなの笑いものにされている美幸を見ているのは本当に辛かったです。今までブスでも力強く生きていこうとしていた彼女のプライドがズタズタにされた瞬間だったでしょうね。だからこそ追いかけてきたおさむに「あなたのわらいは綺麗じゃない」と投げつけた彼女の台詞が心地よく響きました。そして、それが真実の言葉だったからこそおさむも初心を取り戻すことが出来たのかもしれませんね。

　売れっ子の構成作家として忙しい日々を送るおさむにとって、「おもしろい」物を探すと言うのはそれがそのままただの日常になってしまっていたんでしょうね。自分が面白いと思うものを楽しくやるのではなく視聴者が面白いと言うものをただ作っていくことのむなしさを感じ始めた時期だったのかもしれません。売れっ子だからモデルの彼女がいたりと女の子にももてるけど、そんなことにも空虚さの裏返しだったのではないでしょうか？そんな時期だったからこそ美幸との出会いは運命だったんでしょうね。

　ただ、どんなに踏みつけにされてもそれに立ち向かっていた美幸にとってはいい迷惑だったのかもしれませんよね。バイト先でもこそこそ笑われたり、出前先でも爆笑の渦に巻き込まれたり、プロダクションでも「お笑いならドラフト１位なんだけどなあ」と言われてしまったり散々な目にあっているのに力強く生きている彼女の姿にはとても好感が持てました。もちろんエピソードのひとつひとつには大笑いしてましたが・・・（恥）

　笑いを取るためのおさむのやり方は本当にひどいと感じてしまいました。今まで全くといっていいほど男に誘われたことのない彼女にとって一世一代の大勝負だったにもかかわらず、図らずも彼女をもてあそんだことになってしまったわけですから・・・。捨て台詞を残したあと、公園で泣き崩れる美幸の姿は哀れそのものでしたね。プレゼントまでしてもらって夢見心地でいただけに余計にそんな感じがしました。ルームメイトのＭＥＧＵＭＩと滝沢沙織も声をかけづらそうでしたよね。

　それでも綺麗になろうと必死で努力を始めた美幸の力強さにはこちらも勇気をもらった気がします。初めは笑っていた公園の子供たちも最後には応援する側に回っていましたが、見ている人たちはみんな同じ気持ちだったのではないでしょうか？本当の頑張りにはみんなが気づいてくれるものなのかもしれませんね。

　昔の自分を取り戻すことが出来たことのお礼と傷つけてしまったことに対するお詫びの気持ちをこめて美幸の元に駆けつけたおさむの必死な姿はかなり本気でしたよね。でも、ダイエットに挑戦して化粧まで頑張っていた彼女に「そのままでいいんだ！ブスのままでいいんだ！」といったあとのオチは「そのほうが面白いから！」でした・・・。予想通りの回答で大爆笑してしまいましたが、この二人がこれからどうなっていくのかすごく気になりますね。もしこれが現実にあったとしたら、よく結婚したなあ・・・。

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最終更新日 March 14, 2012 11:04:29 PM
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■コメント

そのほうが面白いから！

最初のヒカリさん

私も笑いました。笑ったあとに、ああ、いいセリフだなぁって。文字以上に今までの内容からおさむのキャラと心情が混ざり合ってより意味のあるシーンになってたように思いました。 (April 12, 2006 12:15:55 AM)