「尻尾の長い猫のお行儀よ!」
「何だかわかる?」
「尻尾で足元を隠すのが、たしなみよ!」
「やまさんが、教えてくれたのよ!」
「こうやるんじゃぞ!」
「あんた、出来る?」
「あたちだって、出来るわよ!」
「どうよ、綺麗でしょう!」
「でも、お母さんは出来なかったのよね!」
「なんで、私は出来なかったのかしら?」
だって、これだったからね!
そう云えば、ペンギン姫って呼ばれてたね!
「私だって、若いころは出来たのよ!」
「どう、可愛いでしょう?」