日米友好クラブ JAFC コトブキのブログ

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旅 その7 チェジュ大会3



~ チェジュトライアスロン バイク ~
距離の長いAタイプは島の外周道路の180キロ。
私は140キロのBタイプ。

だが、チェジュ島は中心に山があり標高が高い。
島の内側を通るBタイプのコースはアップダウンの激しいコースである。

低水温で泳いだ影響か、両腕がすっかり固まってしまっていた。
握力はまあまあ大丈夫だが、手首からヒジまでの感覚が薄かった。

バイクは1ヶ月前に完成してから
距離にして400キロ以上は練習した。
だが、一度で乗った距離は100キロ弱で、やや不安ではあった。

バイクスタートから10キロで、なぜか逆方向に向かって走る選手がいた。
プロトライアスリートのS選手だった。
コース表示が分かりにくく、Bタイプのコースに入ってしまったようだ。

たまたま集団になった中でも
「距離表示も無いし、ココ走ってていいのか不安だよね。」
「運営もいい加減な感じだし・・・」
果ては
「ホテルのメシ、辛いものばかりで食べられなかった。」
などという会話も聞こえた。

路面は割りとしっかりしていたが、路肩が不安であった。
縁石も無く、外にコースアウトすれば砂利道に突っ込んでしまう。
日本人には慣れない右側通行の自動車の運転手に始終クラクションを鳴らされ
ビクビクしながらの道中だった。
~ほとんどは「応援」の意味だったが・・・~

60キロくらいを過ぎ、島の反対側に出た。
海が見え、潮の香りが強くなったころ、
急に白バイに止められた。

警官が片言の英語で話してきた。
『STOP. STOP.』
・・・え? 

何を言っているのか分からなかった。

他の選手も同様に声を掛けられていたが、
そのまま走っていくので、追随した。

~旅 その8 チェジュ大会4 へ続きます~


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