そもそも医学部とは
写真は Yale University School of Medicine (Yale Universityのwebsiteより抜粋)
アメリカには日本みたいな医学部はなく、みんな一度大学を出てからメディカルスクールとよばれる大学院レベルでの教育を受けることになります。正確には各メディカルスクールから提示されている最低必要条件事項を満たしておけば大学を卒業していなくても受験することは可能ですが、ほとんどの学生がメディカルスクール入学までに学士号を取得しているのが現実です。MCAT(センター試験みたいなテストです。)もありますし、アメリカだけではなく世界から集まる頭脳の中で勝ち抜くには内申的にも充実したものが求められるので大学4年次（入学は卒業の1年後）に願書を出す学生も少なくありません。願書のプロセスはAAMCによって管理されていて、メディカルスクールが要求しているさまざまな資料はAAMCを通してメディカルスクールに送られ、メディカルスクールのadmission committeeによる第一審査をパスすればインタビューを受けれるということになります。最終的に合格が決定するのはこのインタビューを勝ち抜いてからです。
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