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araiguma321 @ Re:ふたえの虹 2024.11(11/21) 吉備高原の台地の上の畑でして、何もあり…
kiki ☆ @ Re:ふたえの虹 2024.11(11/21) 背景が遮るもの、電線もなく良いロケーシ…
araiguma321 @ Re:隈研吾 CLT(直交集成板) 半年後 2024.9(10/12) そうですねぇ、木造建築に二の足を踏むよ…
うしまる@ Re:隈研吾 CLT(直交集成板) 半年後 2024.9(10/12) 「那珂川町馬頭広重美術館」の画像とか、…
araiguma321 @ Re[1]:般若寺温泉 2024.10(10/02) うしまるさんへ 災害被害がやみませんね…
うしまる@ Re:般若寺温泉 2024.10(10/02) おおー、侘び寂びのあるステキな般若寺温…
araiguma321 @ Re:カエルの棲家 2024.7(07/14) ほんと、どうやって潜り込んだんでしょう…
kiki ☆ @ Re:カエルの棲家 2024.7(07/14) もの凄いかくれんぼですね!! どうやって…
araiguma321 @ Re[1]:iPad 用スタンドの補修 更新 2024.6(06/15) うしまるさんへ ご察しのとおりでして、…
うしまる@ Re:iPad 用スタンドの補修 更新 2024.6(06/15) こういう工作はつくってる時も楽しみのひ…

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Sep 26, 2014
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テーマ: 私の図書(49)
カテゴリ:
綻びゆくアメリカ ジョージ・パッカー 2013年

 ジェイミー・オリバーの食育キャンペーンの放送を見て、大量生産されるジャンクフードに支配されたアメリカの家庭料理、調理とは名ばかりの冷凍食品料理、まさに食環境の崩壊に驚いたことがあるが、この本では、地域社会、地域産業・経済、地方政治、農村循環経済が、ジャンクフード、安い衣服に代表される大量生産の低価格製品に支配され、人々は低賃金・低価格商品大量消費生活に追い込まれ、生活水準を変えられない姿が描かれている。中央政治への期待と腐敗と現実、各種再生・循環社会への取組などが描かれるが、成功の事例は少なく、取組中の姿を描写して本書は終わる。
 片や、サム・ウォルトンは、ウォルマートを一代で築き、下層30%の人たちの資産に匹敵する資産を一族に形成した勝者で、気のいい家族的経営手腕が持ち味とされるが、地方商店地域に狙いを定めて進出し、とってかわり、地域循環経済を崩壊させ、低賃金・低価格・大量消費の構造を作り上げた象徴としている。
 その頂点が、金融と絶対まけることのない互いにつるんだエスタブリッシュメント達と描ききる。
 ジェフ・コノートンは、ジョーバイデンから、ビル・クリントンまでに仕え、ホワイトハウススタッフを経験したロビイストで、ロビイスト時代に財を成したが、リーマンショックで投資に失敗した経験をしている。その後、カウフマン上院議員のスタッフとして金融改革、金融界の訴追に挑むも、エスタブリッシュメントに敗れ、回顧録執筆の隠遁生活に入った人物だそうだ。南部人の一部の良心が最後には残ったらしい。
 期待されたオバマは妥協し、エスタブリッシュメント側に立つ。政治家の俗物振り、ロビイストの強欲、バイデンの疑問多き人格などが指弾され、リーマンショックを起こしても誰一人訴追されないエスタブリッシュメント達は、絶対に負けないつるんだ輩であると断言する。





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Last updated  Nov 18, 2014 11:08:04 PM
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