2008/02/01
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秋某日
（今はちょっと変わってしまいました…）
いひひひ、と悪い顔で予約する。
「誕生日プレゼントは何が欲しいか？」と訊いてきた親切なＯＬを三余庵貯金に丸め込む。
初冬
宿泊レポを読み漁る。
無心でやり過ごそうと腐心する。
しかしうっかり買い物に出かけバーゲンを見て触発され、サイトでバーゲンでもなんでもない洋服（サイズ博打）を買ったりする。
真冬某日
ということで念願の三余庵に行く。
もうアレだ、三余庵のためだけに行く旅だ。
…と思っていたが直前にちろりとグーグル先生に聞いて帯広旨いもの情報を仕入れる。
インデアンカレーと満寿屋（ますや）というパン屋には行こうと決める。
何から辿りついたかバレバレだ。
インターネッツは便利だなあ。
帯広へは初めて汽車で行った。指定席よりどうやら自由席がすいている。
帰りは、指定席から自由席に移動するひともちらほらいた。ううむ旅行は博打だな…（違）。
帯広に行く汽車の中でおにぎりを食べたことはそっと忘れて、到着するなりインデアンカレーに向かう。カレーだ。カレーを食べるのだ。
インデアンカレーは市内にいくつかある様だが取り敢えず近場の長崎屋を目指す。そして私はグーグル先生の言うとおりシーフードカレーを注文する。ＯＬはチキン（だっけな）。
わあ、具が大きい！（懐）
エビとかあさりとかホタテとか、何か普通にごろりと入ってますよ…？（いや普通に入ってるならいいじゃないの）そしてルーがねっとりしていますよ…？私はスープカレーが主流の札幌外食カレー産業において（適当）欧風カレー大好き派なので、こういうとろりとしたルーは大好きです…！
と思いながら食べる。
美味しい。
辛いけど辛すぎない。そんで同時にねっとり甘い。シーフードのダシが染みている。
チキンのカレーにもまた別の味わいが。具の味がルーに染みてるってことだよね。いやルーのベースも違うのか。
えーここ、札幌にもあればいいのに。ないか。帯広の味か。いいなあ。
（ちなみにここのカレーは癖になるし後を引きます。ＯＬは帰りにも食べようとしていた）
と、お腹を満たしたところで六花亭にも行く。
何で行くかというと闇雲にケーキが買いたいからに過ぎない。
宿のおやつにするつもりだが、果たしてケーキを食べる暇があるかどうかは知らない。
そして季節的にケーキは苺祭りであったらしく、もれなくどれも死ぬほど美味しそうに苺がのっけられて並んでいる。
しかも安い。
本気で「ここのケースの端から端まで！」といいたくなるが自重する。
ケーキのほかに、さくさくパイの横に並んでいるタルト（３種類）も美味しそうで更に悩ましくなる。
ケーキを選んで店員さんに伝えていたＯＬに横から「タルトも！」と叫び「あ、さくさくパイもください」と言われ「違う！」とまた叫ぶ。お前が直接店員に言え。という話で、ちょっとおかしな客になる。
ああしかしあれもこれも美味しそうだった…。実際美味しかった…。もう少し買って帰りたかった…。何でケーキって１ヶ月くらい保存できないのかしら…。
と、誰も頼んでいないフードファイトを繰り広げながら駅でお迎えの車を待つ。
果たして迎えが必要な客は我々だけであった。すいません。
迎えに来てくれたお兄ちゃんに車中「この街の若者はいったいどこにいるんですか（直前に、駅前なのに人が少ないねーと話をしていたのでね…）」といきなり失礼な問いを投げかけるＯＬの社交スキルに内心突っ込みながら（「え、ええとですね、あまり外にはいませんね」と乱暴にまとめる兄ちゃん、無言でやりとりを聞き流すわたくし←ひどい）、ぴーひょろと鳥が鳴くヒーリングＣＤをＢＧＭに帯広の街を進む。
兄さんは辿り着く前に、宿の近くにある白鳥が来る川によってくれた。
エサもくれた（エサをあげられる様になっている）
白鳥は…白鳥は川っぺりに大量にいた。鴨も大量にいた。
そして白鳥はでかかった…。何だあんなにでかいのか。あれは迫って来られたら泣くな。
実際エサをばらまいていると、周りを白鳥と鴨に囲まれて泣きそうになった。
奈良の鹿か。きみたちは。
エサを上げてるのか、一刻も早くばら撒いて逃げようとしているのか判らないわたくしであった。ＯＬは手ずから白鳥にエサを上げていた。楽しいかい。なら良かった。
と、いう様なことを経て三余庵に到着。
「ようこそ」とか何と言いながらスタッフの方が出迎えてくださる。
玄関で靴を脱いでロビーに入る。
もう入った瞬間からアロマの香りが立ち込めている。
香りも「別世界へ」の演出になっている。
わーいロビーだ！
（大丈夫ですか）
興奮してきょろきょろするわたくし。
大きな窓に向かって置かれている椅子を勧められて、おしぼりとお菓子などを頂く。
その間もきょろきょろしっぱなしなわたくし。
写真で見た風景がそのまま！
しかしわたくしが一番「おおう」と思ったのは、壁の色でした。
（そこ？）
いや、だって、ピンクと黒とベージュの壁と、木の家具と、ロビーからにょきにょき生えてる木と、暖炉と、何だろう何でこのパーツに一体感が出るんだろう。
すごいなーすごいなー素敵。
あと椅子がロビーのあちこちにあるのも素敵。
全部座りたい。座っていちいちぼんやりしたい。
…まあ好みだったってことですね。
（何そのまとめ）
お茶とお菓子（料理長手作りの、かぼちゃのぜんざい、だったか）を頂きながらチェックイン。夕食の時間を聞かれるのは普通ですが、「食べるスピードは？」と聞かれたのがちょっと面白かった。「普通です」って答えといたけど、本当に普通かどうかは知らない。でも食事時は、私らの食べるタイミングにどんぴしゃで出てきてたなあ。
…つづく？
（面倒になったら思い出を抱えてそっと終わり）
（今はちょっと変わってしまいました…）
いひひひ、と悪い顔で予約する。
「誕生日プレゼントは何が欲しいか？」と訊いてきた親切なＯＬを三余庵貯金に丸め込む。
初冬
宿泊レポを読み漁る。
無心でやり過ごそうと腐心する。
しかしうっかり買い物に出かけバーゲンを見て触発され、サイトでバーゲンでもなんでもない洋服（サイズ博打）を買ったりする。
真冬某日
ということで念願の三余庵に行く。
もうアレだ、三余庵のためだけに行く旅だ。
…と思っていたが直前にちろりとグーグル先生に聞いて帯広旨いもの情報を仕入れる。
インデアンカレーと満寿屋（ますや）というパン屋には行こうと決める。
何から辿りついたかバレバレだ。
インターネッツは便利だなあ。
帯広へは初めて汽車で行った。指定席よりどうやら自由席がすいている。
帰りは、指定席から自由席に移動するひともちらほらいた。ううむ旅行は博打だな…（違）。
帯広に行く汽車の中でおにぎりを食べたことはそっと忘れて、到着するなりインデアンカレーに向かう。カレーだ。カレーを食べるのだ。
インデアンカレーは市内にいくつかある様だが取り敢えず近場の長崎屋を目指す。そして私はグーグル先生の言うとおりシーフードカレーを注文する。ＯＬはチキン（だっけな）。
わあ、具が大きい！（懐）
エビとかあさりとかホタテとか、何か普通にごろりと入ってますよ…？（いや普通に入ってるならいいじゃないの）そしてルーがねっとりしていますよ…？私はスープカレーが主流の札幌外食カレー産業において（適当）欧風カレー大好き派なので、こういうとろりとしたルーは大好きです…！
と思いながら食べる。
美味しい。
辛いけど辛すぎない。そんで同時にねっとり甘い。シーフードのダシが染みている。
チキンのカレーにもまた別の味わいが。具の味がルーに染みてるってことだよね。いやルーのベースも違うのか。
えーここ、札幌にもあればいいのに。ないか。帯広の味か。いいなあ。
（ちなみにここのカレーは癖になるし後を引きます。ＯＬは帰りにも食べようとしていた）
と、お腹を満たしたところで六花亭にも行く。
何で行くかというと闇雲にケーキが買いたいからに過ぎない。
宿のおやつにするつもりだが、果たしてケーキを食べる暇があるかどうかは知らない。
そして季節的にケーキは苺祭りであったらしく、もれなくどれも死ぬほど美味しそうに苺がのっけられて並んでいる。
しかも安い。
本気で「ここのケースの端から端まで！」といいたくなるが自重する。
ケーキのほかに、さくさくパイの横に並んでいるタルト（３種類）も美味しそうで更に悩ましくなる。
ケーキを選んで店員さんに伝えていたＯＬに横から「タルトも！」と叫び「あ、さくさくパイもください」と言われ「違う！」とまた叫ぶ。お前が直接店員に言え。という話で、ちょっとおかしな客になる。
ああしかしあれもこれも美味しそうだった…。実際美味しかった…。もう少し買って帰りたかった…。何でケーキって１ヶ月くらい保存できないのかしら…。
と、誰も頼んでいないフードファイトを繰り広げながら駅でお迎えの車を待つ。
果たして迎えが必要な客は我々だけであった。すいません。
迎えに来てくれたお兄ちゃんに車中「この街の若者はいったいどこにいるんですか（直前に、駅前なのに人が少ないねーと話をしていたのでね…）」といきなり失礼な問いを投げかけるＯＬの社交スキルに内心突っ込みながら（「え、ええとですね、あまり外にはいませんね」と乱暴にまとめる兄ちゃん、無言でやりとりを聞き流すわたくし←ひどい）、ぴーひょろと鳥が鳴くヒーリングＣＤをＢＧＭに帯広の街を進む。
兄さんは辿り着く前に、宿の近くにある白鳥が来る川によってくれた。
エサもくれた（エサをあげられる様になっている）
白鳥は…白鳥は川っぺりに大量にいた。鴨も大量にいた。
そして白鳥はでかかった…。何だあんなにでかいのか。あれは迫って来られたら泣くな。
実際エサをばらまいていると、周りを白鳥と鴨に囲まれて泣きそうになった。
奈良の鹿か。きみたちは。
エサを上げてるのか、一刻も早くばら撒いて逃げようとしているのか判らないわたくしであった。ＯＬは手ずから白鳥にエサを上げていた。楽しいかい。なら良かった。
と、いう様なことを経て三余庵に到着。
「ようこそ」とか何と言いながらスタッフの方が出迎えてくださる。
玄関で靴を脱いでロビーに入る。
もう入った瞬間からアロマの香りが立ち込めている。
香りも「別世界へ」の演出になっている。
わーいロビーだ！
（大丈夫ですか）
興奮してきょろきょろするわたくし。
大きな窓に向かって置かれている椅子を勧められて、おしぼりとお菓子などを頂く。
その間もきょろきょろしっぱなしなわたくし。
写真で見た風景がそのまま！
しかしわたくしが一番「おおう」と思ったのは、壁の色でした。
（そこ？）
いや、だって、ピンクと黒とベージュの壁と、木の家具と、ロビーからにょきにょき生えてる木と、暖炉と、何だろう何でこのパーツに一体感が出るんだろう。
すごいなーすごいなー素敵。
あと椅子がロビーのあちこちにあるのも素敵。
全部座りたい。座っていちいちぼんやりしたい。
…まあ好みだったってことですね。
（何そのまとめ）
お茶とお菓子（料理長手作りの、かぼちゃのぜんざい、だったか）を頂きながらチェックイン。夕食の時間を聞かれるのは普通ですが、「食べるスピードは？」と聞かれたのがちょっと面白かった。「普通です」って答えといたけど、本当に普通かどうかは知らない。でも食事時は、私らの食べるタイミングにどんぴしゃで出てきてたなあ。
…つづく？
（面倒になったら思い出を抱えてそっと終わり）
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