JE2LUZ・熊野

JE2LUZ・熊野

2021/12/05
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カテゴリ: 混在
 木本町と井戸町の境…
 旧。紀州本藩と有井藩の境目になります。
 隣が井戸川になり昔は橋がなかったところです。
 熊野街道で馬が渡れなかった場所ですね。
 そののところに「清玉」と言われた「木賃宿」がありました。
 子供のころには「薬売り」の人などが泊まっていたようです。
 他の宿とそんなに違いはなかったのに、地元の人からは「木賃宿」と呼ばれていました。
 使われなくなってずいぶん経っていましたが、おばあさんもなくなっていたようです。
 たしか娘さんはほいうくしょの先生だったような気がします。
 その家が取り壊されました。
 近所の家も一緒に取り壊されたにかな?
 また、名物の家が消えました。
 馬留も何軒も取り壊され、何軒も空き家のままで放置されています。
 馬留と新出町との境は非常にわかりにくく、今の脇道は後に出来たらしく、本当の「国境」は三尺足らずの細い道です。
 いかにも無理やり国を分けたと言う感じです。
 そもそも、馬留は堤防沿いだけで、下りきった場所は「沼」だったのです。
 戦後すぐに砂利屋さんが浜から線路を引いてトロッコで砂利を持ち上げて馬手てたのです。
 今の丸山町がその場所です。
 熊野市には平野がなかったので、昭和30年代頃かなあ…駅裏の「ふけ田」を井土の山を削って埋めたてて山の上に中学校の敷地を作り「赤坂」をつくり、対岸の田んぼを埋めて「井土」を作ったくらい敷地のない街だったのです。
 有馬だって海岸沿いの浜通り以外は沼でしたから…
 木本も本町通以外は土地が低く記念通り辺りは沼地だったそうです。
 明治以降に発展しておきくなった町らしいですが、昭和の中ごろにはどんどん廃れていったようです。
 栄枯盛衰と言うには短い期間ですね。





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最終更新日  2021/12/05 05:36:48 PM
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