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済州島と聞いて、思い浮かぶもののひとつにトルハルバンがありますよね?
今日はこのトルハルバンについてちょっとご説明いたしましょう^^
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とび出した大きな丸い目とギュッとつぐんだ口、頭には韓国伝統の帽子、独特の姿勢をとり、しっかり握られた両手でお腹を抱えている済州のトルハルバン。
小さな穴が特徴的な玄武岩で作られ、その質感は独特。
長い年月を経て、いまでは済州島の象徴となっています。
済州島を訪れた妊婦さんたちは、トルハルバンの鼻をよく触ります。
そうすると男の子を授かることができるという済州島の言い伝えがよく知られるようになったからですね。
「トルハルバン」の意味は、「石でつくられたお爺さん」だということは、口伝えに伝えられていましたが、1971年済州民俗資料第2号に指定され、正式名称となりました。
韓国本土ではトルハルバンと同じような村の守り神「チャンスン」がいますが、これは手がないものがほとんどです。これに対してトルハルバンは手の位置は一定ではないものの両手で胸やお腹を包んでいます。
「チャンスン」写真:[네이버 지식백과] 장승 - 잡귀를 쫓던 마을 수호신からお借りしました。
またトルハルバンはヒゲがなく、口を閉じていて歯が見えないのが特徴です。
済州島内でも地域ごとに顔が少しずつ違い、名前も違っていました。
現在私たちがよく目にするトルハルバンは厳格な表情をしていますね。
古くから守護神とされてきたトルハルバンですが、いまでは済州の顔となり世界に済州をアピールしています。
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自然と一体となったさまざまなトルハルバンがみられる「トルハルバン公園」もありますもありますので、済州島へお越しの際はぜひ足を運んでみてくださいね^^