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2005年05月21日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
色感のこと―磯田尚男


 絵でも、グラフィックデザインでも、かかわりを持ち始めると、いつかは色について考えないわけにはいかなくなる。美しい色や、きれいな色を出したくなる。こういうときに絵の具屋さんのたなほど魅力のあるものはないだろう。鮮やかな美しい色彩がほれぼれするほどたなに並んでいて、あの絵の具が全部あったらと思うだろう。しかし、たとえたなを全部買占めそれをふんだんに使ったところで、しょせん絵の具だ。顔料・染料であって"色"ではない。確かに絵の具を使って表現はするが、それがいわゆる"色"にならなくては表現の意味がない。

 絵の具は、単独では、あくまでも絵の具でしかないが、画面で隣り合ったとき、作用し合って、はじめて"色"になる。"色"は絵の具屋さんには売っていないし、画面は絵の具のカタログではない。



 色に強くなりたかったら、「美しいな。」と感激したその色を、そっくりまねしてみることだ。
ただし、「だいたい似た色になった。」ぐらいでやめてはいけない。それならやらない方がましである。「同じになった、そっくりだ。」と確信が持てるまで粘ってほしい。それを繰り返していると、いつの間にか色がわかるようになり、くわしくなる。そして、自分だけの色さえイメージできるようになる。

 しかし、自分の出したい色くらい、人にわからぬものはない。きみの出した色が本当にきみの思った通りかどうか、だれにわかるだろう。ピタリと決まっても、こんなところかなと妥協しても他人にはまったくわからない。そこで色づくりを始めたら、これでよしと自分の感が納得するまで決してごまかしてはいけない。何しろ、何となく似てきた色も、それなりに結構いい色で、新鮮に見えるものだ。それでも妥協はするな。そうしないと"色"というものについて、いつまでたっても感度がよくならない。しかも妥協の癖をつけてしまうと、なかなか直しにくいものである。















今日研究所でこの文章読んで
「あー痛いトコ突かれてるけどズバリやな」と思った。

「何となく」「~っぽい」「~らしい」「~かも」「だいたい」


この文章を読んで今回の靴のデッサンの課題は"納得"するまで我武者羅に食いついて描いた


掴めた気がした

作品を見てくれる人に自分がどうゆう想いを画面に起こしたのかが伝わったとき
これほど創り手として嬉しいことはない

スキルも大事やけどそれに勝る1つの情熱みたいなものが必要やと思った


この文章を念頭に置いて納得いくものを創っていこう

そう思った1日でした


ちなみにこの文章書いた磯田尚男氏はウチの恩師の恩師にあたる方でして、
愛知県芸大名誉教授出て、今は広島尾道大学で教授していらっしゃるそうな

是非お会いしたい(●・v・)





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最終更新日  2005年05月22日 00時01分44秒
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