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2022年05月03日
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カテゴリ: ウクライナ
ロシア軍“制服組トップ”負傷か…最前線を異例の訪問“兵士鼓舞”するはずが…


ロシア、ゲラシモフ参謀総長
イギリスのデイリー・メールは1日、非公式な情報筋の話として、ロシア軍が東部の拠点としているイジュームで、ゲラシモフ氏の右脚に砲弾の破片が刺さり負傷したと報じました。

 デイリー・メール(1日):「手術で破片は取り除かれ、命に別状はない。しかし、ゲラシモフ参謀総長のけがは深刻で、空路、ロシアに帰国した」

ゲラシモフ氏が一躍名を馳せたのは、2014年のクリミア併合でした。

 ロシアNIS経済研究所・服部倫卓氏:「この人は、戦略家・理論家として知られている。特に『ゲラシモフ・ドクトリン』を2013年に提唱して、2014年ウクライナ(クリミア併合)への対応に応用した」

 現代ロシア軍の戦略家にして理論家。とりわけ「ゲラシモフ・ドクトリン」と呼ばれる基本原則は軍事力だけに頼らず、情報戦など非軍事的な戦術を組み合わせてこそ、成功を収めることができるというものです。

 ロシアNIS経済研究所・服部倫卓氏:「クリミアを併合した時も、単純に軍の力だけでなく、ウクライナについてのネガティブな情報を現地にバラまく。現地の人たちが不安感を抱いたところで、ロシアが出ていく」

*2013年2月、ロシア軍の制服組トップであるヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長は、「予測における科学の価値」というタイトルの論文を発表した(『軍需産業クーリエ』2013年2月27日付掲載)。






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最終更新日  2022年05月03日 14時34分17秒


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