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2022年06月10日
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カテゴリ: ネイチャー
「朝起きられない」の原因は副腎疲労の可能性が エナジードリンクは逆効果?


朝起きられないのは「副腎疲労」によるものである可能性がある。

「ナチュラルアートクリニック(東京・四ツ谷)」御川安仁(みかわやすひと)院長

 副腎疲労とは、1998年に米国のジェームズ・L・ウィルソン博士によって提唱された概念です。文字通り、副腎の機能が低下して、さまざまな弊害が起こり、そのために慢性的に疲労が続く症状を指します。つまり、副腎の機能を正常化させれば、その疲労は改善することが期待できるわけです。

 いわゆる疲れ、急性的な疲労であれば1日、長くても2、3日休息をとれば回復するものですが、慢性的な副腎疲労は、いくら寝ても疲れが取れないのが特徴です。

 家事ができなくなり、立っているだけでも大仕事という方もいます。なかには、シャンプーをするために手を上げていることすら辛いという方もいる。こうしたどうしようもない疲れが続く時は、副腎疲労を疑ってみるべきだと思います。

 副腎は、腎臓の上にあり、副腎皮質と副腎髄質からなる小さな臓器ですが、その小ささからは想像できないほど大きな役割を果たしています。大雑把に言えば、体の内部環境を一定に保つ機能である「ホメオスタシス(生体恒常性)」を維持するために、重要なホルモンを分泌している臓器が副腎です。

 副腎はさまざまなホルモンを分泌しますが、代表的なものとしてコルチゾールが挙げられます。副腎皮質から分泌されるこのホルモンは「元気の素」とも呼ばれ、代謝促進や体内の炎症を抑える作用があります。副腎疲労になると、コルチゾールをはじめとしたホルモンが必要な時に分泌できなくなったり、逆に要らない時に過剰に分泌されてしまったりと、種々の不調をきたすことになるのです。

 コルチゾールは、脳のエネルギー源である糖の新生を促したり、あるいは抗炎症作用を持っていることで「元気の素」の役割を担っているわけですが、健康な方の場合、朝に最も多く分泌され、夜になるにつれて分泌量が少なくなっていきます。つまり、コルチゾールの分泌によって、人間は朝目覚めた時に一番元気で、夜に向かって休息・睡眠に入る態勢をとることができているのです。しかし、副腎疲労になると、このコルチゾールの分泌がうまくいかなくなってしまいます。



 朝起きられず、昼はエネルギー不足で、夕方からはコルチゾール値が徐々に上がって元気になる。そして夜はコルチゾール値が高すぎて眠れない。つまり、夕方以降は元気に見えるのに、朝は異常に疲れている。

副腎疲労のその他の症状としては、アレルギー症状が挙げられます。紹介したようにコルチゾールには抗炎症作用があり、体内で分泌されるステロイドでもあります。そのため、コルチゾールの分泌量が減ると、アレルギーの炎症を抑えることができなくなるケースがある。

 また、それほど好きではなかったのに、甘い物や塩辛い物を好むようになるケースもよく見られます。血糖値を維持して何とかエネルギーを確保しようと体が反応するため甘い物を欲しがるようになる。さらに、コルチゾールは体内の塩分を調節する機能も持っています。そのためコルチゾール値が低下すると、体内の塩分が足りなくなり、体の外から塩分を摂取しようと体が反応するのです。

 そして最も恐ろしい症状が脳の萎縮です。コルチゾールの大量分泌が続くと、骨や筋肉の分解が進み、ひいては記憶を司る海馬の萎縮をもたらし、記憶力の低下を招く。疲れは取れても、記憶力がなかなか回復しないという患者さんもいるほどです。

日焼け対策をし過ぎないことも重要です。副腎疲労対策として欠かせない栄養素のひとつとして、ビタミンDが挙げられます。免疫や炎症を調整するビタミンDが不足すると、腸などの炎症が悪化し、やはりコルチゾールが大量分泌され副腎疲労を招くのです。

 一定の日光浴時間を確保しないと、必要な量のビタミンDが生成されないことが、国立環境研究所の研究によって明らかになっています。

💛最近、妻がおなかがしばらく痛んだことから、夜、寝る前に足の裏を棒で押してあげている。
上記記事にあるように、副腎のゾーンは今回よく押している。
「押してもらうと寝つきがいいみたい」
「昨日は押してくれなかったから、あまり眠れなかった」などと言われると、
じゃあ、押してやろうかとなる。
コロナ予防①足裏で免疫を上げる! | かたちの図鑑





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最終更新日  2022年06月10日 20時49分29秒
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