ジジくら♪ノヴァくら

Part1


・・・しかし、時悪く、グラウンドでは、野球大会が催されている。
これは、黙って入れない;;;
凄く怪しいし;;;
私は気楽に行ってしまった為、汚いスウェットの上下にフリースのジャケット・・・
まあ、最近では怖い人が多いので学校も警戒している事だろう。
それに追い討ちをかけるような私のこの格好・・・しまったぁ!

「御用の方はインターホンで」をちゃんと守ってインターホンを押す。
待てども誰も来ない。
もう一度押す。押している間も気持が萎えてきた。
もう帰ろっかな
もう一度最後と思って押している時にたまたま通りかかった当直の先生に発見されました(^^)
しかし、用件を言うのも恥ずかしい;;
「あの、ウサギを見せていた、いただだきたくて。牧草も持ってきたんです」
確実に発音している音が余分だ。馬鹿っぽい
それを意識している私は更に怪しい。
「どちら様ですか?」と言う先生は、不審気だ。当たり前だろうな。
とりあえず「そこの団地の・・・」とここだけ元気に住所を言う
なんだか腑に落ちないと思いつつも先生は、「ちょうど担当の先生が来ているので聞いてみます」と話を通してくれた
同じ用件を担当の先生に言い、なんだか取り留めなさそうな顔をしながらウサ小屋まで通してくれる。
選挙の時とか見て可愛くてなんて話をすると選挙に来るという事は安心できる人と思うのかやっと顔が和んでくれ、話も弾む
予算の関係でなかなか思うようにしてあげられないという悩みまで話してくれた
しかし、ここのウサの環境は選挙の時より格段に改善されている
流石に土むき出しは致し方ないまでも、においもあまり無いし、ペレットを主食としてもらっていた。
水も常時補給型のペットボトルをタンクにしている水場がある
屋根も今年直したとの事で、喧嘩したのであろうか目の下が少しはげているウサを除けば斜頚も1匹のみで快適そうであった
これを見ると箱ウサギさんの学校の対応は酷いものなんだなと思いながら非常に安心した
その話も先生としたが、やはり近所の目が気になるとの事。
その位がいいのですね。
最後に、先生にお礼を言い、住所を書いて帰る
あまりにも怪しい自分の行動にドキドキしながら貴重な経験だとつくづく思った
頑張って生きろよウサ達。そして気を使って飼育してくれる愛情深い先生達に感謝!

2005/2/6


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