♪~人生楽ばかり~♪

♪~人生楽ばかり~♪

自分が難病(特定疾患)になって・・・



自分がこの病気に罹(かか)ったことが判ったのは2004年2月でした。
半年位前から、いやもっと前かもしれませんが、右手の指先の親指、人差し指、中指に痺れを感じるようになりました。
2004年の正月頃から痺れが強化、右手の指先にとどまらず、肘位まで痺れてきてやがて痺れを超えて痛みが走るようになり腕のおきどころがないような、または痛みで夜寝られないようになりました。

2月始めに近所の大学病院でレントゲンのみ診察したところ、首の「頚椎後縦靭帯骨化症」と診断されて、これは難病だから治らないと突っ慳貪(つっけんどん)に言われ、痛み止めの薬のみ処方されました。

不振に思い、他の大学病院に行き、そこには脊髄整形外科の教授がいてその方が担当医師になり再度診察をしてもらいCTやMRS、レントゲンなどの検査の結果、やはり首の「頚椎後縦靭帯骨化症」と診断され、ただ違うのが首のヘルニアと合併症とのこと、そのためにこの位の後縦靭帯骨化症では普通症状は出ないものなのに、ヘルニアがあったために症状が出たものと、診断されました。

ヘルニアは10歳代から20歳代の若い頃にやったものらしい。
ということで思い当たるのは柔道をやっていたころは、あっちこっち怪我をしていたので、そのときものかと・・

担当医師の言うのには、痺れは完全に治ることは無いが、緩和していくとのこと、そして処方された薬は痛み止めとメチコバール錠(末梢神経の保護<ビタミンB12>)でした、その薬を飲み続け、通院を続けて3ヶ月、痺れは指先のみになり、眠れないような痛みも徐々に消えました。
しかし、後縦靭帯骨化症という難病になった事と、指先の痺れが治らないことで落ち込んでしまい、また好きなスポーツも今まで通りにできないことで軽いうつ病気味になってしまいました、そんな自分に担当医師はこう言ってくれました
「腰痛をもっている人、関節痛やリュウマチの人、又は手足が不自由な人、でも皆病気と一緒に生活してます。あなたも指先の痺れだけでどうにか普通の生活はできるのだから、これからは病気と仲良く生活していくと思ってみては・・」
と、この言葉でちょっと元気がでてきて、今は辛いのではなく、今は楽なんだと思うようにしました。

そして、このHPを作りました。
「 ♪~人生楽ばかり~♪」これは随分前になりますがあるTV番組でタレントの所ジョージさんが水戸黄門の歌「ああ人生に涙あり」をパロデイ化して歌ったものです。
忘れていたこのフレーズが病院の帰り道で思い出されなんとなく口ずさみました、そして、このHPのタイトルにしました。
「 ♪じーんせい らくばかりー♪」(ああ人生に涙ありの調子で)と口ずさむとなんかすっきり晴れ晴れしませんか?
これから、前向きに生きて行こうと思います。今は好きなスポーツも前ほどではないもののできるようになりました。

「 後縦靭帯骨化症(OPLL)とは」
 後縦靭帯骨化症とは、脊椎椎体の後縁を上下に連結し、脊柱を縦走する後縦靭帯が骨化し増大する結果、脊髄の入っている脊柱管が狭くなり、脊髄や脊髄から分枝する神経根が圧迫されて知覚障害や運動障害等の神経障害を引き起こす病気です。骨化する脊椎のレベルによってそれぞれ頚椎後縦靭帯骨化症、胸椎後縦靭帯骨化症、腰椎後縦靭帯骨化症と呼ばれます。
http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/034.htm


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