♪~人生楽ばかり~♪

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風と共に去りぬ



製作:デビッド・O・セルズニック
監督:ビクター・フレミング
原作:マーガレット・ミッチェル
脚本:シドニー・ハワード
撮影:アーネスト・ホラー
音楽:マックス・スタイナー
出演:クラーク・ゲーブル
   ヴィヴィアン・リー
   レスリー・ハワード
   ハティ・マクダニエル
   オリヴィア・デ・ハヴィランド

「風と共に去りぬ」の原作は、世界史においてシェイクスピアなどの作品と同等の評価を受けている作者であるマーガレット・ミッチェルは突如この小説を持って登場し、これだけを置いて消えていった、何とも不思議な女流作家である。
南北戦争を背景に、一人の女性が自立していく姿を描いたこの原作は、アメリカの歴史を知るなら他のどの本を見るよりもわかりやすいとも言われている。

最高文学「風と共に去りぬ」を映画化するということはとんでもないことで、自殺行為に近かった。
しかしこれにワンマン、デビッド・O・セルズニック(代表作:「キング・コング」「レベッカ」「第三の男」)が挑戦した。それはもう話題になっただろう。

何しろあの名著「風と共に去りぬ」を映画化するわけだから、大衆の期待に応えられるものを作らなければならなかった。
だから、南北戦争時代のアメリカを忠実に再現できる大がかりなセットを作り、当時は珍しかった総天然色カラーで撮影し、4時間弱の長尺として仕上げた。

「風と共に去りぬ」はとんでもない超大作に仕上がった。注ぎ込んだ製作費や上映時間の長さなどは「クレオパトラ」に超えられるまでは最高だったろうし、観客動員数でいえば、永遠に抜かれることのない記録をうち立てている。アカデミー賞も10部門で受賞し、まさにハリウッドに金字塔をうち立てる形になった。

しかし、現在はこの名作をアメリカの映画館やTVでは放映できないようだ、理由は黒人奴隷が映っているから・・・だそうです。
率直に言って、私はこの映画を最初から最後までちゃんと見た事がありません。途中で寝てしまうからです。
ちょっと中だるみがあるように思えます。上手くつなげば1時間はカットできるような気がするのは、私だけ・・・

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