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2007.12.28
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SWEENEY TODD: THE DEMON BARBER OF FLEET STREET

いらっっしゃいませ、そして

永遠にさようなら


製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2008/01/19
ジャンル サスペンス/犯罪/ミュージカル

【解説】

おなじみとなったジョニー・デップとティム・バートンの
名コンビが贈るホラー・ミュージカル。
ブロードウェイの巨匠スティーヴン・ソンドハイムと
ヒュー・ウィーラーが手掛けたトニー賞受賞の
同名舞台を映画化。


無実の罪で投獄させられている間に愛する家族を
奪われた理髪師が、名前と容姿を変え復讐に狂奔する
さまをキッチュでデカダンな雰囲気満載で描く。

【ストーリー】

19世紀のロンドン。フリート街で理髪店を営み、
妻と娘と幸せに暮らすベンジャミン・バーカー。

よって無実の罪で流刑にされてしまう。

やがて15年後、脱獄に成功したベンジャミンは
“スウィーニー・トッド”と名を変え、街に戻ってくる。
しかし、彼の大家でもあるパイ屋の女主人から、
妻はターピンに追いつめられた末に自殺し、娘は
幽閉されている、という驚愕の事実を知らされる。

怒り狂ったスウィーニーはターピンへの復讐のみに
生きることを決意。理髪店を再開し、まずは彼の
過去を知る客の喉をカミソリで次々に掻き切っていく。
またそれらの死体は階下の女主人によって形を変え…。

【感想】

<ミュージカルが苦手な私にしては多いです>

始めに言っておきます
グロイです。流血シーン多いです(汗)
全体的にヘビーです
その辺を覚悟して観に行きましょう(笑)

<↑ちょっと驚かしすぎかな(^^ゞ>

最初から、もろミュージカルじゃん!(笑)と
歌、歌、歌で(^^ゞ・・・ミュージカルが苦手な私は

と観始めたのですが、 気がついたら
ミュージカルと言うことは気にならず
いつのまにかストーリーに引き込まれて
いました(^^ゞ

(と言うことで前半ちょっとだけ睡魔が来た私(^^;))

スプラッターシーンは多いのですが
(私はスプラッター映画は見ませんが)
ジョニーが殺人を犯していくシーンは
なんか機械的な感じがして(不気味だけど
コミカル?)観ていても結構大丈夫でした。
もちろん、「うわあ~」とか心の中では
叫んでますが(笑)

ちなみに私の横にすわっていた女の子は
血しぶきシーンになりそうな音楽と
映像になるたびにコートを顔まで
ひっぱって隠して観ませんでした(笑)
しまいには、隣のお友達に
「もう、やだ~~」と嘆いてました(笑)

ティムが監督ですので、切なくてダークな世界が
展開され、ジョニーがまたその切なさと
狂気を演じていて、さすが仲良しコンビの
作品だと思いました

ダークで不気味なロンドンの映像は、私が好きな
青ハート を思い出させ、
血しぶきでは 「スリーピーホロウ」
思い出しましたが、その二つを足しても(笑)
この作品のほうがはるかにヘビーだと思います(^^ゞ

原作の舞台を知らないので、舞台の
ミュージカルとどのように違うのか
比較はできないのですが、この映画は
やはりティムの世界なのでは?と感じました。
それと思っていたよりミュージカルでした(汗)

映像はモノクロで、色あせた感じなので、
血の赤が一段と鮮やかでした
サシャ・バロン・コーエン 演じる理髪師の衣装も
鮮やかなブルーで目をひきました。

回想シーンの幸せな映像は、色鮮やかで明るい色合いで
現代になるとダークな色合いと言うところは
「スリーピーホロウ」を何となく思い出しました

ジョニーの演技はもちろん言うことなしで(笑)、
初めて聞いた歌声もなかなかのもの(上手いですよね^^)
で大満足
ですが、ジョニーより、インパクトがあったのが
ヘレナ・ボナム=カーター !彼女の演技と歌声
素晴らしかったですいつも彼女には驚かされますね~~

大好きな アランリックマン は「ダイハード」以来の
悪人(私が観た映画では)、いやな奴なのですが
横恋慕するいやらしさ、いい加減な判決を下す
極悪非道さが出てました~~
もっと出番が多いと良かったなあ・・・

トッドの娘役の女優さんは、私はちょっとジョニーの
奥様のヴァネッサに似ていると思ったのですが・・・・
似てないかな(^^;)

他のキャストもみな適役で良かったと思います

理髪師のトッドの復讐劇と言うことしか
ストーリーを知らなかったのですが
トッドの妻への愛、トッドに思いを寄せる
ミセスラベットの愛、ミセスラベットに
思い?を寄せる少年の愛と
トッドの娘と青年の愛etcいろいろな形の
愛も描かれて、さらに二転三転と言うような
ストーリー運びで、中々面白かったです

そして、そして、結末には驚きました
ラストシーンは私には
絵画のように美しく見えた
ワンショットでした


またまた隣の女の子ですが(笑)
「この映画のテーマって因果応報ってこと?」と
お友達に聞いていたのですが、『なるほど!そうだね~』と
思った私でした(笑)


パイレーツのように何回でも観られる、観たい、
作品ではないかもしれませんが、
好き嫌いがハッキリわかれる作品だとも
思いますが、私は結構好きです

2008年1月19日(土)より公開です

IMG.jpg
クリックで公式サイトへ>

今度のデップは殺人鬼!

怖いだけではすまされない!

この夜のものとは思えない美味しいパイを召し上がれ。

ギョッとするほど猟奇的!でも、そこにあるのはピュアな愛。

ジョニー・デップが歌う!

まだ誰も聞いたことのないデップの歌声を聞き逃すな!


<↑チラシより>






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最終更新日  2007.12.29 21:51:57


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