助産婦じょじょのアフリカ日記

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2005/09/23
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自分のための日記なので、自分にしか分からない部分がいくつかあります。
特に登場人物が複雑になってきました。


今日アップした中に、 ドクターB という人が出てきます。
彼は、イギリス国籍のインド人で、アメリカから派遣されている、医療関係のボランティアです。
彼は、このリベリアで、 A子さん という日本人女性と出会いました。
二人は結婚を誓い、ドクターBの勤務地である、ズエーデルで暮らすことになりました。

この日記を書いているころ、A子さんは日本へ一時帰国していました。
ドクターBとA子さんは大恋愛中。
A子さんがいない間、ドクターBは毎日のように「A子~、A子~」と言っていました。



では、18年前の日記へ、どうぞ。



23日
マラリア (?)の発熱と頭痛がスタート。
体重が待望の○Kgをあっさり切ってしまったが、また食べ始めたから、そのうち戻ってしまうだろうか?


昨日、分娩1例、今日1例で、計8例となった。
なんとなく、のんびり過ごしている今日この頃。

ディアナ(プロジェクトリーダー・アメリカ人助産婦)は月曜日からモンロビア(首都)へ出ている。
昨日は、ドクターBの家へ行ってカリーを食べた。
「A子、A子」とさかんに言っている。
うらやましいものだ。

24日
最近、心身ともに調子が良い。
ひとりで気ままな生活。

今日、ディアナが帰ってくる。
君子の交わりは水のごとし、でいこう。

今週は、一日マラリアで休んだおかげで、日のたつのが早く感じられる。
先週は、タペタに居たんだ
来週の連休は、 △△さんの所 にでも泊めてもらおうかな?



25日
今日も、お産二件。
早く終わって定刻に帰れて幸せ。
2期が長引くと死んだふりをしたくなる。(注:下に詳細あります)
逃げ出したくなる私です。

分娩は計10例となりました。
帰るまで100件は軽く越すでしょうね、このペースで行くと。
楽しみなような、恐いような。 






プロジェクトリーダー、ディアナが留守の間に、私はマラリアを発病しました。
しかし、日ごろ マラリア予防薬 を定期的に飲んでいたため、大変軽く終わりました。
たぶんマラリアだと思います。
でも、受診や血液検査をしたわけではなく、自己判断なのでなんとも言えませんが。

家には、メイドさんがいました。
私がマラリアのときも、食事を作ってくれるので、何とか栄養は取れました。
しかし、元気なときには大好きな現地食も、マラリアで高熱があるときはさすがに食べられませんでした。

日ごろ、日本食にこだわりのない私でしたが、あのときだけは「おかゆ」「梅干」が恋しくてたまりませんでした。


それから、25日に書いてある、 「2期が長いと・・・うんぬん」 は、ちょっと説明を。


お産(分娩) は、いよいよ赤ちゃんが生まれるぞ、という状況になってから分娩台にあがりますね。
分娩台の上は狭く、堅く快適な場所ではありません。
私たち助産婦は、分娩台にいる時間をできるだけ短くしたいと努力します。

ところが、たまには 助産婦の判断がうまく行かず 、早めに分娩台にあげてしまうことがあるのです。
そうすると、産婦さんは分娩台で陣痛をこらえなくてはならないので、大変窮屈なことになります。

分娩台に早くあげてしまったとき 、助産婦は産婦さんに申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
(多分→いかがですか?助産婦仲間?おーい)

で、この日の私も、申し訳なくて「死んだふり」をしたくなったのです。






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Last updated  2005/09/23 12:13:08 AM
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