助産院は安全?

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2006.11.14
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カテゴリ: 琴子
先週の土曜、琴子の新しい位牌が出来たことと、節目とは違うけど、戸籍に載ったということで、両家の祖父母も招き、他県に眠る琴子の地へと行き、法要を行ってきた。

「死産との扱いの違い」
は感じている。
それを自分たちが強調してしまうかのようで、なんだかちょっと後ろめたい気持ちもあったのだけど、子供が天国にいると、地上の親は想う以外にしてあげられることがあまりなく(あるんだけど、他者との接点がないというかなんというか…)、ついつい用事をおもいついてしまう。
で、『位牌を直そう』に至ったわけだな、と、自己分析。

新しく彫られた位牌を見て、びっくりした。
表面は戒名が同じだから、特別大きな変化はない。
驚いたのは裏面。

『○○(旦那の名前)の長女』
とあるのだ!!!
えーッ!?
なんだかやっぱり、宗教の中の差別があるわけ?
ただの因縁は言わないようにしたく、極力そうあるように努力をしているのだけど、だからこそ、和尚さんには言えなかったけど、でもなんだか悲しかった。
前の位牌にも、せめて
『○○(旦那の名前)の娘』
くらい、彫っておいてくれればまだ良かったのかもしれないけど、なんだか死産の頃の琴子は、宗教界においても、私たちの娘とは認められていなかったような気がして、本当の仏様はそんなことはないのだろうけど、やっぱり現世に生きている宗教者たちには、こういう意識はないのだろうなぁと、別に私は悟っているわけではないのだけど、妙に悲しくなった。

法要を迎える数日前に、友人天使ママさんに電話で話しをしていた。
ちょっと別の用事があって電話をしたのだけど、やっぱり話は天使ちゃんのことになる。
それと、周囲の人との付き合いの上での悩み。

「死産だと、扱いが軽くなる」
ということがあった。
電話で話していた友人天使ママさんには先に一人、地上のお子さんがいて、このお子さんのお付き合い上でのママ同士の会話の中で、友人天使ママさんが天使ちゃんのお話、お産の話をしようとおもったら、
「気にしなくていい」
というようなことを言われたそうだ。

私だったら言ってしまっていたかもしれない。
もし言っていたとしたら、そこでもしかしたら、最悪の場合、相手の口から 
「そりゃ違うよ、あなたの場合は死産でしょ?」
と言われてしまうかもしれない。
いずれにしても、私たちにはそう言っているようにしか聞こえない。
この会話の中で、友人天使ママさんの言葉が今でも私の心に響く-『じゃぁあなたは赤ちゃんの遺体を見たことはあるの? って聞きたい』
そう、本当にそうなんだよね、死産を軽く扱う人に言いたい、あの遺体を見たら、どうおもうのかと聞きたい。
生きた人の死と死産と、一体何が違うというのか。
記憶? 記録?
じゃぁ、私たちのお腹の中で生きていた日々は、生きて生まれない限りはなんの意味も持たないのか?
記憶に残してもいけず、記録にすら残されないことなの?
戸籍には残せなくても、位牌には残してくれてもいいじゃない。
和尚さんは法要の後、ご自身の親も、幼い頃に二人のお子さんを亡くしていて、要するに自分にも亡くなった兄が二人いるのだと話してくれた。
「人は必ず、意味をもって生まれてくる」
と話された。
それはありがたいことなのだけど、私は意味がなくてもいいから、琴子には生きていて欲しかったとおもうこともある。
意味のない命はないというから、生きていても死んでしまっても、琴子の命には意味があったわけだけど…でも、これは死産だって同じことなわけで、お話と位牌が矛盾しているぞ!!!! と、ちょっとおもっていたまま、新しい位牌を胸に、無事に家に着いた。

もしかしたら私の不満は、
「戸籍に載ったので、お位牌に直すべきことがあれば…」
と相談した段階で、
「いえいえ、死産も新生児死も同じですから、そのままそのお位牌を大事にしてください」
と言われなかったことから始まっていたのかもしれない。
私の中にある矛盾も認めつつ…






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Last updated  2006.11.14 22:58:09
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