一日一冊読書日記

2025.08.13
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カテゴリ: こころ

初等科國語[中学年版]復刻版 [ 文部省 ]


文部省 著 葛城奈海(ジャーナリスト)解説
「『心をはくぐむ教科書』だったからこそ、GHQは危険視し、墨塗りした」
国民学校初等科3年生〜4年生用「国民科国語」の教科書を読みやすい現代仮名遣いで復刊
日本語の美しい響きと力強さだけでなく、大切な道徳心も学べる国語教科書
こんな教科書が欲しかった!
原書から再現 挿絵 写真 図版
「尚武の精神、美学。優しいからこそ、強くなければならなかったし、強いからこそ優しくなれた。平和を守るためには、それが脅かされそうになったときには、最終的には戦う覚悟が必要だ。その覚悟を持った人間を美しいと感じるのが、日本の美学であった」
(葛城奈海 「解説」より)
『初等科国語』について
『初等科国語』は、昭和十六年に小学校令を改正して施行された「国民学校令」に基づき、第五期の国定教科書として刊行された。
『初等科国語』は一~八の通巻で、それぞれ国民学校三年生から六年生までを対象とした。本書はその『初等科国語一~四』を底本としている。
なお、国民学校一年生は『ヨミカタ一、二』『コトバノオケイコ一、二』、二年生は『よみかた一、二』『ことばのおけいこ一、二』をそれぞれ用いた。
しかし終戦後、昭和二十年九月二十日付文部次官通牒「終戦ニ伴フ教科用図書取扱方ニ関スル件」で教科書の墨塗りが行われ、「修身」「国史」「地理」のように授業そのものがなくなることはなかったものの、昭和二十一年度からは、戦争や神話に関する章を削除し、新たな章を追加した暫定国語教科書が使われることになった。
目次
初等科国語 一 (三年生用)
一   天の岩屋
二   参宮だより
三   光は空から
四   支那の春
五   おたまじゃくし
六   八岐のおろち
七   かいこ
八   おさかな
九   ふなつり
十   川をくだる
十一  少彦名神
十二  田植
十三  にいさんの愛馬
十五  子ども八百屋
十六  夏の午後
十七  日記
十八  カッターの競争
十九  夏やすみ
二十  ににぎのみこと
二十一 月と雲
二十二 軍犬利根
二十三 秋
二十四 つりばりの行くえ
初等科国語 二 (三年生用)
一   神の剣
二   稲刈
三   祭に招く
四   村祭
五   田道間守
六   みかん
七   潜水艦
八   南洋
九   映画
十   聖徳太子
十一  養老
十二  ぼくの望遠鏡
十三  火事
十四  軍旗
十五  いもん袋
十六  雪合戦
十七  菅原道真
十八  梅
十九  小さな温床
二十  雪舟
二十一 三勇士
二十二 春の雨
二十三 大りょう
二十四 東京
初等科国語 三 (四年生用)
一   朝の海べ
二   潮干狩
三   日本武尊
四   君が代少年
五   靖国神社
六   光明皇后
七   苗代のころ
八   地鎮祭
九   笛の名人
十   機械
十一  出航
十二  千早城
十三  錦の御旗
十四  国旗掲揚台
十五  夏
十六  兵営だより
十七  油蝉の一生
十八  とびこみ台
十九  母馬子馬
二十  東郷元帥
二十一 くものす
二十二 夕日
二十三 秋の空
二十四 浜田弥兵衛
初等科国語 四 (四年生用)
一   船は帆船よ
二   燕はどこへ行く
三   バナナ
四   大連から
五   観艦式
六   くりから谷
七   ひよどり越
八   万寿姫
九   林の中
十   グライダー「日本号」
十一  大演習
十二  小さな伝令使
十三  川土手
十四  扇の的
十五  弓流し
十六  山のスキー場
十七  広瀬中佐
十八  大阪
十九  大砲のできるまで
二十  振子時計
二十一 水族館
二十二 母の日
二十三 防空監視哨
二十四 早春の満洲
用語説明
解説  葛城奈海





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最終更新日  2025.08.13 00:00:13
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