個人的な興味で、ある著名な中小企業診断士の伝承塾に通っています。
今日は、1回目の講義。
思い切りアタマを殴られたような気分です。
マーケティングの原点は、顧客ニーズを中心とした考え方にあることには
異論の余地はないと想います。
ひらたくいえば、自分はどのようなサービスで心地よくなるのか、
また、どのようなサービスでは頼み甲斐がないと判断してしまうのか?
お客さまからすれば、ボタンの掛け違いを指摘してもらって、制約ある資金を
有効に活用できるサクセスストーリーが欲しいのに、企業の方々は他社との比較に始まる
「あるべき姿」を強調するだけで、とうてい受け入れることができない内容を提案しがち。
企業、または、担当する個人が解決すべきサービスの品質が伴わないことが、
もっとも深刻な問題にもかかわらず!です。
特に、過去に華々しい成功事例をお持ちの方ほど陥ってしまいます。
しかも、自分は精一杯仕事していると考えがちなために、より始末に負えない。
一方、このような売り方で成功した管理職の方々ほど、具体的な対策を示さないままで
「精神論」で押しまくる。
数値が取れないのは、判断できないお客さまや行動しない社員が悪いとでもいいたげ。
私にいわせれば、管理職/経営の立場にいること自体が失格です。
お客さまにしてみれば、限りある資金と時間を有効に使いたいだけなのに・・・
また、企業の立場にしてみれば、
わからないところをわかりやすく理解していただき、少しでも有利(おトク)にすることが大切な
ことなのに・・・
次は、経営に対して自分なりに理解できたことを、廻りにどのようにして理解していただくか。
これがもっとも難しい。
(一応、経営側にはいるのですが、経営者ではないところがズルい・・・)
組織である以上、このプロセスを踏まないと、企業の収益拡大にはとてもとても。。。
お客さまと対峙するのではなく、
お客さまと企業が協働していくことが、
これからもっとも大切になることなのです。
-本当の住まいづくり入門~100人の達人に聞く- o○
(毎週金曜日は私が執筆した『家づくりのプラスワンポイント』ですょ)
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