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ぼちぼち7203さんComments
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今朝の新聞でしたか、某県が国体の強化選手のために住民票上の住所を移していたとか、架空のものであったかという記事がありました。
しかし、橋本大二郎知事が高知県知事時代に地元強化を図らずに開催県が優勝しなかった例を除けば、いまだに開催県が優勝するようになっています。
詰まるところ、開催県は他県から優秀な選手を引き抜いてきて、学校教師などにさせておいて出場させる訳です。
私が高校時代にも、地元とは全く無関係な体育教師が急増したのには驚きました。
しかし、地方税を使って国体の経済効果を減少させているのはいただけません。
どこの県が優勝するかわからない、という状況が作り出されれば各県の住民は国体に並々ならぬ関心を持つでしょうし、場合によっては応援団が繰り出すこともありうるでしょう。
開催県が優勝すると決まっている大会ほどつまらないものはありません。
高校野球の甲子園、テニスのウインブルドンなどなど、ハラハラドキドキの感動を与えてこその国体ではないでしょうか?
開催県優勝というバカげた慣習を守るのは、地元にとっても経済効果を減少させるだけでなんの利益もありません。
「ハラハラ、ドキドキ」すら実現できない地方自治体が地方分権に成功するわけがないと、不遜ながら考えている今日このごろです。