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厳しくというが刑事告発は、単に「ふつー」 本文は、こちらです。
2007.08.28
厳しくというが刑事告発は、単に「ふつー」 舛添厚生労働大臣が、年金を横領した社会保険庁の職員に厳しい処分、刑事告発もとか、逮捕もありうる、とか息巻いている。 よくわからない。 横領して、刑事告発なしとか、逮捕なしとか、ありうるのか。???????? どっかよっぽどおかしい。 ついでにいえば、舛添氏は、自民党では一番かと思っていたが、あの口振りを見て、総理の器ではないと思った。「盗っ人は最後の一人まで」。この言葉、大人げない。総理大臣は、絶対に無理だと思った。
2007.08.28
安倍首相の任命責任、自民党復活責任は小泉元首相だろう。 本文は、こちらです。
2007.08.27
安倍首相の任命責任、自民党復活責任は小泉元首相だろう。安倍内閣はだらしないが、小泉首相は偉かった、なんていっている人が、いまでもいる。ぜんぜん話しの筋が通っていない。安倍氏に首相をまかせようとしたのは、小泉元首相だ。小泉元首相が安倍氏にまかせようとしなければ、安倍首相などということは、まずありえなかった。安倍首相が人を見る目が全くない、などと言っている人がいる。じゃあ、小泉元首相の目は何なのか。小泉首相は、自民党をぶっつぶすと言った。事実は、小泉首相のせいで、自民党は水ぶくれして圧勝した。ぶっつぶしたのは、小泉首相ではまったくない。ただ小泉元首相が党首を務めていた自民党が自滅しているだけだ。小泉元首相がいかなるものか、そろそろまともな人ならみんな気が付くべき時だ。小泉元首相の任命責任と説明責任が、語られていない。
2007.08.27
あまりにも甘すぎる、日本人の加害責任認識 本文は、こちらです。
2007.08.25
あまりにも甘すぎる、日本人の加害責任認識 今2007年9月2日夜10:00~ NHK教育で、主に日本軍の毒ガス使用について、そして一部細菌兵器開発、人体実験に携わった731部隊について報道する番組をやっています。 私は、日本では、日本のアジア諸国の人々に与えた戦争被害についての認識が、圧倒的に甘すぎると、ずっと考えています。 この件だけについては、私は、日本のリベラル側に立つ人も例外ではないと考えています。私は、リベラル側についても日本のアジア諸国に対する戦争責任について、まっとうな認識をもっている人は、1~2%に満たない、と考えています。 これは、私が大声で言いたい点です。私は、この点において保守論者はもちろんのこと、リベラル論者の大多数でさえ、認識が圧倒的に甘すぎる、と考えてきました。 全般に、日本人は、アメリカ人は野蛮だけれども、日本人は善良だ、と、残念ながら、これはリベラルも含めて考えています。 そういうことではないのだということを、こういう番組を見て、またいろいろ勉強して分かって欲しいと思います。 やられた側の立場に立って考えてみてほしいと思います。北朝鮮に娘息子を拉致された日本人がどれだけ苦しんでいるか。それと同等か、むしろもっと残酷なことを日本は、時代は違うとはいえ、戦前はもっとはるかに大規模に、他の国にすんでいる普通の人に対してなしていた。そういうことです。 これを、自民党のフタがはずれた今、もう一度掘り返して、一から考えてみるべきです。
2007.08.25
殺されてもいい 缶ビ-ルチ-ズ持出客の超不自然 本文は、こちらです。
2007.07.29
殺されてもいい 缶ビ-ルチ-ズ持出客の超不自然 本文は、こちらです。
2007.07.29
殺されてもいい 缶ビ-ルチ-ズ持出客の超不自然人の家に客に呼ばれて行って、家から出る時に、缶ビールとつまみのチーズをワザワザ持って出るなんていう人が、どこにいますか?新聞の政治的中立に反する 昨日ニュースステーションで、選挙結果に対する安倍氏の去就について、森青木中川が退陣一致で会談を持った、ことが漏れたことについて、加藤千秋が、郵政選挙の時の森氏の芝居もうまかったから、今回も、意図的に漏らしているのでないか、と言っていた。 加藤千秋は朝日新聞の人である。 郵政選挙の際、缶ビールと、チーズを記者に示して、こんなのを(小泉)が出すんだとか、「殺されてもいい」と言うんだから、仕方ない、とか森元総理が言った。 これが、翌日の新聞に各紙、1面中央や、もしか1面でなくても、政治面や目立つところに、「殺されてもいい」とでかでかと出た。これが極めて効果的な前ぶりになり、民営化法案参院否決後の小泉記者会見につながって、日経のコメンテーターの田勢康弘などが、TV出演で「殺されてもいい」とまで言った総理は、これまでにない、などと持ち上げまくって、与党側は衆院の約2/3を取る圧勝をした。 ところが、この時、つまり缶ビールとチーズを持ってした、森元総理のコメントについては、朝日系のサンデープロジェクトで森元総理が、芝居だったと半ば認めたことによって、芝居だったというのが、マスコミの間では共通認識となっているように思う。 ところが、その後、新聞各紙から、この件についてお詫びや謝罪があったという話しは聞いたことがない。 元々、この話しは、ニュースソースが、与党側幹部以外の誰でもないという、極めていい加減な情報なのである。小泉と森の二人だけの会談の話しなのだから、与党自民党の党首と幹部以外の誰も、本当には何があったのか、知りうるはずがない。 そして、この話しが出てすぐにジャーナリストの蔦信彦が言ったように、人の家に客に呼ばれて言って、家から出る時に、缶ビールとつまみのチーズをワザワザ持って出るなんて言う人が、どこにいますか?という話しなのだ。 (1)ニュースソースは与党幹部のみ、(2)缶ビールを持ち出す異常な行動、この2つの要素がそろっているのに、書き方はともかく、読者にほぼ事実として伝えた、新聞の罪は限りなく、重いと思う。この「殺されてもいい」という、私に言わせれば、小泉が国民受けをねらって考え抜いた単なるキャッチコピーにすぎないものを、一般の人が通常「殺されてもいい」と言った場合と、同じようなことだと感じさせた、新聞の一面報道等がなければ、自民党があそこまで票を取ることはなかっただろうと思う。 小泉の記者会見の演説は、ひじょうにうまかったが、あれの効果は、「殺されてもいい」というキャッチコピーが国民の間に浸透しているという前振りがなければ、半減していたと思われるからだ。 政権交代が頻繁に起こっている諸外国の代表紙に、このような、一党派のみをニュースソースとする扇情的な記事が、一面にデカデカとしかも、各紙そろって同じような書き方で掲載されるなどということがはたしてありうるのかどうか、私は知らない。 自民党がどうしようもない以上に、日本の新聞各紙は段違いにどうしようもない。私の考えるところ、社会保険庁レベルである。記者クラブに守られて、百年一日のごとく、分析力のかけらもなく、政界内輪話報道に明け暮れる新聞に、選挙でもして惨敗、幹部総退陣にしたいのだが。本当は、一度、解体したほうがよい。↑主旨に賛成の方は、クリックをお願いします。ランキングです。一等賞になると目立ちます。
2007.07.29
私の勘ではもう時間の問題。しかも早いのでは。安倍首相 2~3日中にも辞任の可能性。もはや、誰にも相手にされていないので。(現時点では)
2007.07.28
私の勘ではもう時間の問題。しかも早いのでは。安倍首相 2~3日中にも辞任の可能性。もはや、誰にも相手にされていないので。(現時点では)
2007.07.28
そろそろ、最後の世論調査になるかもしれない。 本文は、こちらです。
2007.07.27
そろそろ、最後の世論調査になるかもしれない。 本文は、こちらです。
2007.07.27
そろそろ、最後の世論調査になるかもしれない。 FNN(フジニュースネットワーク)が7/31~8/1に実施した世論調査結果では、安倍内閣の支持率は22.0%になったとのこと。不支持率は、64.8%。 これは、電話調査ですが、世論調査は、面接調査のほうが、正確な数字が出るようで、報道機関で恐らく唯一今でも面接調査を行っている時事通信の世論調査では、今まで他の報道機関の電話世論調査に比べ、安倍内閣の支持率は、かなり低く出ていました。 安倍さんは、どんなに支持率が低くなっても、「責任を果たすために」辞任しないつもりだと思います。 10%代の支持率が出るのは、時間の問題ではないかという気もし、そろそろ最後の世論調査になるのではという気配もしはじめました。
2007.07.27
参院否決で、決定権なし。交渉、するだけ無駄。 本文は、こちらです。
2007.07.26
参院否決で、決定権なし。交渉、するだけ無駄。自民党は、今後、アメリカから相手にされなくなると思う。なぜか。「ああしてください」、「こうしてください」、話しをつける。「はい、こうします。」「分かりました。」日本に帰って、参院で否決されれば、話したことは、すべてパーだ。社長がどう言うか分からない会社の、担当者が交渉に来ているようなものだ。この状態は、3年後、自民党と公明党が、仮に他党の合計議席に比べ20議席以上も上回るとしても、最低でも3年続く、もし3年後圧勝できなければ、この先6年続く。自民党と交渉しても、埒(ラチ)があかない。だいたい、自民党とくっついている公明党は、ちゃんとずっと自民党にくっついているのか。というワケで、アメリカとしては、たとえ手強くても、民主党が政権をとったほうが、ずっとありがたい。約束できない相手と一緒にやっていくほど、やりにくいことはないからだ。というわけで、アメリカは、今後自民党の下野を望み、民主党政権を望むという、ウソのような、本当の話である。このへんは、経験の薄い、20代~30代前半の(といっても少数の)ネット右翼には話しても分からない話かもしれない。40代後半から60代の人には、うなづけるところあると思う。
2007.07.26
3年1度しか選挙なく圧勝なければ6年後迄少数 本文は、こちらです。
2007.07.25
3年1度しか選挙なく圧勝なければ6年後迄少数このブログでは、参院で与党が多数派工作後も、過半数を割り込んだ場合、参議院議員の任期が六年、改選が三年に一回であることから、三年間は、その状態が変わらないことの重大性について、選挙結果の出る前から、再三書いてきた。※選挙後、朝日、毎日、日経、読売の紙面を読んでみたが、このことの意味をよく認識しているのは、毎日だけだった。毎日のレベルはなかなかのものかもしれない。で、この結果である。今回の選挙 自民37+公明9 =計48 一方、民主60+共産3+社民2+国民2+新党日本1 = 計6868 - 48 = 20このうち、野党側から寝返りそうなのは、国民2くらいだ。一方、公明の9は、そっくり寝返る可能性が少なからずある。現状で、この差は20。したがって、3年後の参院選で現在の(と、こうなれば呼ばねばならないだろう)与党側が、圧勝して21議席以上勝ち越さなければ、その時も参院で過半数がとれない。そうなると、参院で6年後まで、現在の与党側が過半数を取ることがない。しかも、それは、公明党が自民党側にいつまでも付いている、という仮定にもとづいての話しである。この意味を、政治に少しでも関心のある人であれば、すぐ分かるであろう。
2007.07.25
山本五十六と小泉純一郎の違う点はこれだ。 本文は、こちらです。
2007.07.24
山本五十六と小泉純一郎の違う点はこれだ。 本文は、こちらです。
2007.07.24
山本五十六と小泉純一郎の違う点はこれだ。小泉は、山本五十六ほどに志操堅固ではなかった。とりあえず、大戦果らしきものを上げる。全体の戦いで、負けようが勝とうがそんなことは知った事じゃない。人生いろいろ、改革もいろいろ。自分の名声も、自己責任。最弱首相を任命して、後は逆行路線をひいて、華やかなうちに逃げる。自分だけがすべて、という水際だった小泉の政治美学に、実直な山本五十六は、到底、かなわない。
2007.07.24
101回負けても、辞めない安倍氏。「そういう奴なんです。」
2007.07.24
自分へ国民嫌悪感を理解できず迫る最悪の破局 本文は、こちらです。
2007.07.23
自分へ国民嫌悪感を理解できず迫る最悪の破局 本文は、こちらです。
2007.07.23
自分へ国民嫌悪感を理解できず迫る最悪の破局安倍首相は続投という、最終最大の判断ミスをやって遂げた。どこにも出口がないので、まだ伝わっていないが、日本中で、驚きと「誰かあいつを辞めさせろ」という声が、あっちでもこっちでもわき起こっているはずだと思う。完全に読み誤っている。大きな判断ミスが続くのは、単なるミスというより、人格問題という根本のところにあるからだ。民主党は、安倍首相のまま衆院選を迎えたいだろうがそううまくいくかどうか分からない。ゴルバチョフを軟禁した旧ソ連の政権も、結局国民の手によって引きずり降ろされた。民意をあまりにも読み誤ったものが、権力の座にあると、国民によってひきづり降ろされるというのは、世界史上日本だけが例外であるという保証は、どこにもない。
2007.07.23
過去ログで如何に分析正しかった確認して欲しい。 本文は、こちらです。
2007.07.22
過去ログで如何に分析正しかった確認して欲しい。宣伝のようになってしまいますが、今日の所は、簡単に書きます。また日を改めて、また詳しく書きます。私は、このブログを、プロとしての意識で書いています。私は、政治に関してはブロの意識で書いており、ふつうに思ったことを書いているという、多くのブログとは意識が違っているのです。私は、小泉は、支持率が80%を越えていた時でさえ、一度も支持したことがありません。いいと思ったことはありません。私は、ブロだからです。アマチュアではないので、私には彼を改革者だと思う余地が全くないのです。また、私は、あらゆる評論家も、あらゆるメディアの論説も、すべて客体化して見ています。誰かの説に権威を感じたり、誰かの考えに依拠して考えるのではなく、すべて一から、自分で考えています。自分を責任者として考えているのです。また、目先のことで右往左往もしません。ブロというのは、職業という意味ではありません。私は、政党とのつながりは、ありません。政治について、執念をもって書いているという意味です。私は、異常なる執念を持って書いているのです。衆議院選で、負けたとき、多くの人が、リベラル勢力はもう終わりだ、のようなパニックに陥っていました。私は、冷静に票読みして、民主党の得票は、獲得議席から受ける印象ほど少なくないことを、冷静にブログに書きました。若い世代が、自民党支持だということが言われた時もありました。私は、冷静にデータを分析して、そのような傾向はないと書きました。実際、今どうでしょうか。安倍首相が就任した時、多くの人が脅威を抱きました。支持率か高かったからです。私は、当初から安倍首相は、黄色信号だと書いていました。安倍首相に脅威など感じませんでした。これは、過去ログで確認することはできませんが、私は、年金問題は、大問題になることは、年初の頃から、はっきり予想していました。このことについては、そのうち、分かるように書きます。やらせ質問問題も、さして問題になっていなかった頃から、すぐ大問題として、ブログに書きました。その問題の重要度をすぐに理解したからです。参院選で負けた場合の、安倍首相の進退については、公示後まだ間もない段階で、安倍首相が辞める気がない、党内から辞めさせられない限り、選挙に負けても居座ると、予想しました。実際少なくとも現時点の安倍氏の意向としてはそうなっています。安倍首相の人柄に対する国民の拒否感が選挙戦中に日増しに高まったことも、はっきり把握していました。公明党が、自民との選挙協力で、ひじょうに損をしていることも、すでに投票日前に指摘しました。後々、分かるでしょうが、参院で現在の与党以外が、過半数を取った場合、それが最低でも3年続くという私の書いている意味も、追い追い理解されてくると思います。字面だけ追っておられてると、馬鹿なことを言っていると思われる方もあるかもしれません。しかし、私は、ブロとしての意識を持って、執念をもってこのブログを書いているのです。私は、ここ数年で政治に興味を持ったというようなそんなにわか作りのものではありません。新聞の切り抜きだけで、ここ十数年で小さな段ボール箱2箱分くらいになります。ぶれていません。予測もおおむね当たっていると思います。このブログは、一般的なブログはとは異なったものです。時間ある時に、過去の投稿とリンクさせて、検証できるような形で、記事としてあげたいと思います。
2007.07.22
自民の中でも、安倍氏は最低レベル。人格の浅さ 本文は、こちらです。
2007.07.21
自民の中でも、安倍氏は最低レベル。人格の浅さ私は、青木幹生とか、片山虎之助とか、政治理念にはまったく賛成しない。永久に、これらの自民党幹部には投票しない。しかし、そうは考えてみても、これら、青木幹生氏や片山虎之助氏は、安倍晋三、現自民党党首よりは、よほどまともだ。これは、今回の参院選投票後のテレビ出演でも思ったし、以前からも、ずっと思っていたことだ。参院選で、ここまでの結果がでたのは、自民党の中でも、最低レベルの人間が、首相、党首をやっているからだ。たとえ、自民党を支持していても、こんなやつに政治を任せていたらどうなるか分からないという、政治信条の問題を越えた、人間に対する見る目が、日本人の人間性が、この党首、この首相を拒否したからだと思う。私は、何十年にも渡って、自民党は嫌いだが、小泉-安倍となって、これらの人間的ベラベラ度が、もうどうしようもないレベルになってきた。自民党といっても、昔はもう少しまともだったし、現在も、それなりにまともな人々もいるが、現時点で、自民党の中で中心部にいる人々には、ろくなのがいなくなってしまった。自民党以下の、自民党、自民党のリトルリーグのようなものになってしまった。政治家は、もう少し、人間の深みのある人が担わなければいけない。安倍氏を基準にすると、「もう少し」などというレベルではない。「はるかに」だ。
2007.07.21
この選挙を自民べったり新聞幹部の壇ノ浦にしろ 本文は、こちらです。
2007.07.20
この選挙を自民べったり新聞幹部の壇ノ浦にしろ大新聞の多くの幹部は、なんといっても自民党が半永久政権という前提のもとに、自民党とべったりな幹部が、良識的な反主流の幹部を押さえつけて長年牛耳ってきたはずだ。今回の参院選選挙結果によって、自民党べったりの大新聞幹部は、窮地に陥ったはずだ。これらの幹部は、日本の国のためにも、日本の国民のためにもならない。日本国民の生活のためにもならない。政治家だけではない。良識的な新聞人は、立ち上がって、こうした、時の権力との関係だけに依拠して良心に基づかずに仕事をした人物たちを、社内で本来あるべき地位に、付け替えるべきだ。もはや、このような幹部たちは、恐れる対象ではない。
2007.07.20
質と良心の勝利。賢明さがこぞって民主支持 本文は、こちらです。
2007.07.19
質と良心の勝利。賢明さがこぞって民主支持今回の選挙、民主支持がそれほど多かったとは思われない。にも関わらず、これほどの雪崩的勝利になった。なぜか。民主支持層はひじょうに堅かった。ひじょうにきちんと投票に行く層だった。不遜かもしれないが、賢明な人は、現在ほとんどといっていいくらい、自民党不支持だ。改革か、逆行か、成長か、逆行か、そんなことを絶叫して、サッカー選手がシュートを決めた時のような仕草で、首相、党首がこぶしを曲げて、「自民党」などといっている政党が、およそまともなものとは日本人の良識ある人間は、誰も思わない。日本人は、教育程度も高いし、モラルも現状では高い。判断力もきちっとしている。賢明な人は、自民党と民主党を見比べて、安倍首相の薄っぺらで上から目線、国民を見下したぺらぺらの演説と、小沢党首の、共感性のある、社会人のまともな落ち着きのある演説と、どちらが、よりまともか、それくらいの判断力は、日本人の賢明な層に、みなあったということだと思う。これは、数の勝利ではない。少数であっても、賢明さと良識は、たとえ、愚かさが多くの人数で当たっても、負かすことができない。これを証明した選挙だと私は思う。選挙で見せた、安倍首相と、安倍内閣のペラペラぶりは、とても日本人の良識層に、理解されるものではない。この選挙は、日本人の質を証明した。
2007.07.19
株価暴落について、徹底分析。。。。。。。。こういうことについて竹中平蔵先生に、なにか分かるとは、思えないのだが。。。御専門違いでは?
2007.07.18
貴方の意志と違ってカウントされる棄権/白票 本文は、こちらです。
2007.07.17
貴方の意志と違ってカウントされる棄権/白票大人で棄権について話す人がいる。間違っている。ほとんどの場合、棄権について話す人は、どの候補者にも、どの政党にも賛成できない、あるいは政治になにも期待できないので、投票結果に対して一切何の影響も与えない選択をしたという前提で話している。或いは、どの候補者にも、どの政党にも賛成できない、という意志表示として白票を投じる、という。こちらのほうは、棄権よりはまだましだが、恐らく同じように間違っている。 特に棄権については、棄権する人には、棄権は、結果についてプラマイ(±)ゼロだという思いこみがある。ところが、よく知られているように、棄権する人が多ければ、必ず投票に行く人を多数抱え込んでいる組織政党が、相対的に(数学的に正確に)浮上するため、組織政党の候補者が当選する確率が高まる。 風呂に漬け物石を入れておく、水が多いと、漬け物石は水面下に沈んだままになるが、水が少なくなると、漬け物石は水面上に姿を現す。これと同じだ。若い方で漬け物石になじみがなければ、河原の砂利でもいい。川の水が少なくなれば、砂利が姿を現すのと同じだ。 こういうことをいってもまだ、そうかな、と思っていただけない方もある。 さらに言えば、棄権する方々には、候補Aでも候補Bでもない、第三の選択だ、という思いがある。候補Aでもない、候補Bでもない、第三の選択だ、という思いだ。候補Aでもない、候補Bでもない、透明人間の候補Cに対する投票だ、というような感覚だ。しかし、仮に候補Aと候補Bのみが立候補していた場合、第三の選択というのは、実際にはまったくの幻想だ。 当選するのは、必ず候補Aか、候補Bかのどちらかでしかない。100%の確率で、候補Aか候補Bのいずれかが当選してしまう。であるから、あなたの棄権も含めた投票行動が、結果に対してなんの影響も与えないという選択は、本当はまったく不可能だ。結果として、あなたの行動は、候補Aか候補Bのいずれかが選出される集団の行為の一要素を必然的に構成してしまう。あなたの棄権は、必ず候補Aか候補Bのどちらかが選出される結果に、一役かってしまうのだ。そして、どちらかの候補が組織政党の候補者であったばあい、あなたの棄権行為は、その組織政党の候補者に、あなとの意志とはなんの関わりもなく、有利に働き、その組織政党の候補者の当選に一役買ってしまうのだ。 棄権というのは、ひじょうに観念的なもので、実際的には、どちらかに投票したの実際上は同様の効果をもたらしてしまう。 だから、棄権というのは、「学生さん」的な観念論に近い。私は、学生さんの棄権に対しては比較的寛容だ。学生さんは、まだ将来があり、これから考えもいろいろ変わっていく可能性が高く、そしてまだ世間をよく知らないだけに、判断を誤っても無理もないと理解できるからだ。しかし、歳が40も50もなって、それでも棄権が積極的な意思表示だみたいなことを、したり気に言っている人もある。こういう人は、本当に困りものだ。20代でものが分からないのは、かわいげがあるが、40~50にもなって、学生さんみたいな絵空事の観念論を、しかもそれに気づかず、したり顔に言っているのは、大人として恥ずかしい。 白票については、投票箱を開けてみれば、いい候補者がいない、という積極的な意志表示だと認められるからよし、という主張もある。が、これについてもどうか?。白票は、「ヒゲ」とか「モミアゲ」とか書かれた、どちらの候補とも判別しがたい「無効票」として一括されるのではないか。結局のところ、書き損ねと判断がつかない。よほどの数に上らない限り、無効票の数などには誰も注目しない。結局候補者Aか候補者Bの当選に、一役かってしまうのは、棄権の場合と、実際には同じである。 棄権というのは、あなたの頭の中だけにあって、実際の世間にはない。棄権は、潜在的サポーター票として組織政党から事前の票読みでカウントされているものだ。そういう意味で、棄権は世間知らずだ。そうして棄権は、組織政党に利用される。そうやって、棄権を上手に利用する組織政党が生き残る。あなたは利用され、利用する側はうまくやるのだ。世の中には、利害がうずまいている。棄権で中立、などという抽象論は、利害の一部に取り込まれてまったく機能しない。 政党は選挙に望む際、必ず票読み、ということをする。この選挙区に、必ず我が党に入れる組織的な票が約10%あり、過去の例から見て、だいたい55%の有権者は棄権するので、残り45%のうちのうち、過半数を取ればいいから、(45%÷2)-10=11.5%、+αくらいの、浮動票を取り込めば、勝てる。というようなことだ。あなたの棄権は、組織政党によって、実質的には、その党への投票と同様に、味方に有利な要素して取り込まれている。したがって、組織政党にとっては、我々の党、に対する投票が多いことと同じくらい、棄権が多いことが重要なのだ。 さらに、いい候補者がいないという、その考え自体、考えてみるべき問題がある。選挙というのは、究極的には一種の連帯責任だ。いい候補者のいない選挙区、世の中を作っている、その一部が自分だ。いい候補者のいない状態について、自分の責任は、ひじょうに少ないことはたしかだが、責任がまったくゼロというわけではない。自分の責任もないわけではない。 その状態について、自分でなにがしかの責任を感じて自分で少しでもなんとかしようという気持ちを、少しでも感じない限り、「民主主義」などという政治体制は、絵空事で終わる。
2007.07.17
赤城大臣ミス言い訳はいいが19万円使途不明だろ 本文は、こちらです。
2007.07.16
赤城大臣ミス言い訳はいいが19万円使途不明だろ 本文は、こちらです。
2007.07.16
赤城大臣ミス言い訳はいいが19万円使途不明だろ計約19万5千円分の郵便代が、赤城大臣が代表を務める自民党支部と赤城徳彦後援会の政治資金報告書に二重計上されていたと問題になっている。赤城大臣は、ミスだと言っている。きのうTBSのニュース番組で、鳥越俊太郎が、これはミスじゃなくて、この2重計上された片方の19万5千円は、なにかほかの目的に使われているということだ、だからその使い道を明らかにしなければ説明したことにならない、と言っていた。その通りだろう。どうするのか。安倍首相はどう考えているのだろうか。
2007.07.16
まだ一切何も起こってない。まだ誰も消してない。世論調査攻撃である。あまりにも自民敗北、民主圧勝の確率高しと耳たこにされてしまったために、多くの人の間でカタルシスが発生してしまっている。みんなで火事消したらしいので、俺はいかなくてもいいだろうという。まだ火事消えてない。ロウソク一本分も消えてない。調査というのは、結果ではなく、単なる「予想」にすぎない。事実ではないものを事実と誤認して行動すると、予想もできない結果を招きかねない。
2007.07.15
大手町背広紳士も「結局河童のせいでしょ」レベル 本文は、こちらです。
2007.07.14
大手町背広紳士も「結局河童のせいでしょ」レベル大手町でネクタイを締めた、40代~50代のビジネスマンが、「結局カッパのせいでしょ」と、したり顔にテレビのインタビューに答えていたらあなたは、アヤヤヤヤ、この人大丈夫か?と思わないでしょうか?「政治誰やっても同じ」、そんなことあるわけがないでしょう。「政治誰やっても同じ」というのは、河童信仰並の、日本の一種の土着信仰といえます。こういうことを言う人には一つの特徴があって、自分を他人よりも賢いと思っていて、政治が変わるなどという「絵空事」を信じている他の人々をシニカルに見て優越感を持っているのです。河童が信じられていた当時だって、河童なんかいるわけないだろうと思っていた人は多いでしょう。でも河童を信じている人があまりにも真顔だったもので、何を言っても無駄と思って、黙っていたのではないでしょうか。一方で、河童を信じている人は、河童は間違いなくいるのに、河童を信じないなんて、馬鹿なやつだ、と大手町のサラリーマンのようにしたり顔で言っていたかもしれません。信仰というのは、合理性がないのに深く信じられているだけに、時代が変わって時がたたないと、如何に根拠のない馬鹿げた考え方かということがあぶり出されてこないのです。たしかに、社長や取締役が替わっても、同じ会社がやっていれば、ずっと同じカラーが出ることでしょう。昔っから、松下の製品は、松下のカラー、Sonyの製品はソニーのカラーあるでしょう。時代変わっても、なんか似ているでしょう。もう少し小さな会社の、Onkyoや、Denon、山水のステレオのアンプだって、その会社独特の音は何十年たってもなかなか変わりません。たしかに、電子部品やっていた会社が、ある時から不動産会社にほとんど変わってしまう、これはあることです。でも、それはすごく小さな企業だったり、または、大企業が没落した末に再出発する時がほとんどでしょう。大きな会社は、あまりにもたくさんの人が関わってできているものゆえに、文化があって、一筋縄では変わらない、そういうもんじゃないでしょうか。別な会社がやれば変わるでしょう。同じ会社にばかりやらせて、「誰がやっても同じ」としたり顔、こんな河童信仰の人、あなたの身近にいないでしょうか?
2007.07.14
共感性なくXXの為なら全面論破調の理論硬直で。 本文は、こちらです。
2007.07.13
共感性なく無誤謬主義で超「上から目線」7月15日付けの朝日新聞にある世論調査で、以下のような結果が出ていた。『、「最近の発言や行動をみて安倍首相の印象がよくなったか」どうかを聞いた。「よくなった」が6%にとどまるのに対し、「悪くなった」が45%にのぼった。』 ところで、普段、首相の言動をテレビ等で追っている人はどれくらいいるのか。半分くらいじゃないかという気がします。半分くらいの人は、政治ニュースにはほとんど関心ないでしょう。とすれば、この45%という数字は、たいへんな数字ではないでしょうか。 首相がテレビでしゃべるのを見た人のほとんどが。。。と言い換えても、あまり違わないのではないか、という気がします。きょうの朝日新聞でも、星/早坂対談で、事務所費問題や失言問題などいろいろ出たが、最後はアベモンダイになったのではないか、と言われていましたが、言い得て妙な感じがします。 安倍首相の演説なり、テレビ出演を見ていると、たいへん共感性が低いです。過去の自民党総裁でも、こういう人は珍しいと思います。何か悪い点を批判されると、自分でも負い目があるから相手が批判している気持ちをくんだ上で、口では言わないにせよ、私も悪いがという顔をしながら、自分の言い分を述べる、というのが多くの人です。 安倍首相の場合、明らかに自分が悪いか、少なくとも分が悪い時も、全部、それよりも相手が悪い、批判は間違っているという側からしゃべるので、元々の自民党の支持者の人も含め、かなり多くの人がとまどう感じがします。 なんだか、マルクスレーニン主義にそまって、それ以外の観点からの話しはいっさい受け付けなくなった昔の一部の全共闘の学生の演説や説教を聞いているような雰囲気なのです。 それにあまりにも、自分の主張をバラ色に描きすぎて、まるで、安倍首相が嫌いな○○○がバラ色のように称揚された昔を思わせるような感じなのです。そうかな、と思ってもいいことまで、説得力が下がる感じです。 年金問題が最初大きな問題になった時、基礎年金番号導入を決めた厚生大臣は菅直人さんじゃないですか、と言ってみたり、年金問題は親方日の丸の労働組合の問題、と言わんばかりのことをいまも大きな声で言っているし、2月に知ったのに、どうしてなにもしなかったと言われて、あまりにも立て板に水で反論しすぎたり、赤城大臣の事務所費問題で、800円で辞任させるんですか、と切れ気味に見えたり。 オイオイとか、こんな人だとは思わなかった、という人が、急激に増えちゃったんじゃないでしょうか。自民党の賢い人は、首相はあまり表に出さない方がいい、そんなにふうに、いろいろ手を回しているような気がします。なんというか、対話がいっさい成り立たないで、一法的にしゃべっている感じなんだな。ちょっとなんだかな。
2007.07.13
「1本も法案通らない」よりずっと大事なこと。 本文は、こちらです。
2007.07.12
「1本も法案通らない」よりずっと大事なこと。 参院で与野党逆転の可能性が言われる。たしかに、自民党がいろいろ引き抜きや多数派工作をやってもその結果によっても与党で過半数を取れなければ一大事だ。 その影響として、参院で野党が法案を拒否すれば一本も法案が通らない、などということがささやかれる。 しかし、本質的には、そんなことは些末的なことでしかない。 一番重要なことは、ひとたび逆転すれば、参院の与野党逆転は、この先3年間固定される、3年間ずっと続く、ということだ。この3年、の意味は、とてつもなく大きい。 私の感覚では、ほとんどの新聞記者は、このことの意味をまだはっきり認識していない。政治に関心を持つものは、このことの意味を雷のように、はっきり認識する必要がある。
2007.07.12
べったり自民下野なら嵌り込む共産党並、の苦境 公明党が完全に落とし穴にはまっている、と私には見える。 前の記事にも書いたように、連立政権で公明党の果たした役割は大きい。自民党の悪い面が、あまりにも悪く出るのは防いだ。この功績はあまり世間で認識されていないが大きい。 ところが、最近公明党は、あまりにも自民べったりになりすぎた。本来の公明党の政策とはあまりにもかけ離れたことをしているうちに、世間の公明党を見る目が変わってしまった部分はないか。 私の考えるところ、自民党との選挙協力は、公明党にとって選挙自体に限れば、何のメリットもないような気がする。一方的な持ち出しで、自民党のために、親切な公明党の人たちが、無償で働いてあげているイメージだ。そしてその無償で働いてあげている人たちのイメージが、世間的には、自民党のイメージとだぶっているという感じだ。こういうことは、一挙両得とは呼ばない。 自民党が政権についている間は、オールジャパンの半永久政権だからよかったが、一度下野してしまったら、自民党に集まっている人たちが、なぜ、集まっているか、ということを考えると、自民党は(自民党という名のまとまりとしては)、二度と政権につけない可能性もあるように思う。(可能性としての話しで必ずそうなると言っているわけではない) この時、公明党はたいへんな苦境に陥るのではないか。共産党の支持率は約3%、公明党が5%だったように思う。それほど大きな差はない。自民党が長期的に野党化してしまった場合、公明党も長期野党となり、政治上では公明党の力は、現在の共産党と大差ないものになってしまう恐れがある。ただの少数政党に転落してしまう。ずっと与党で日の当たるところにいたのに、そんなことに耐えられるか。 万が一だが、仮に自民党が下野して民主党政権が長く続く場合、私は、ほぼ確実に、公明党指導部に、民主党と連立したいという気持ちが出てくるものと思う。そもそももともと各種の調査によれば、昔から公明党の政策は、自民党の政策よりずっと民主党の政策に近いのだ。しかも公明党の現党首はハト派と言われている。基本的にタカ派の自民党とは、親和性が悪い。民主党が拒否しない限り、連立しない積極的な理由はあまり考えられない。(ただし小沢党首の間は無理としても) 公明党の党首は、赤城大臣の問題が出た時、なんとかなるだろうと安倍政権擁護に回ったら、予想外にスパイラル的にさらにスキャンダルが続いて思わぬ苦況にはまってしまった。現状で、民主党批判を一生懸命やっていると、将来民主党と連立したい意向を抑えられなくなったとき、世間から見て、ひじょうにキマリの悪いことになってしまう可能性がある。きのうまで言っていた、あれはなんだったと。 公明党は、ベースか信仰の団体なので、やや人のよいところと、長期与党にあってやや気のゆるみがあったのではないか。自分のためにもう少し慎重に行動したほうがよいように思う。
2007.07.11
今監禁売春あるのに、なぜ昔慰安婦ない論が跋扈? 本文は、こちらです。
2007.07.10
今監禁売春あるのに、なぜ昔慰安婦ない論が跋扈? 本文は、こちらです。
2007.07.10
今監禁売春あるのに、なぜ昔慰安婦ない論が跋扈?<人身売買>女性を風俗店に…暴力団組員逮捕 栃木・初立件 毎日新聞 2007年7月23日売り渡したのは、住吉会系暴力団員の風俗店経営者、栗原渉被告(26)、買い受けたのは韓国籍の風俗店経営、李民英(イミンヨン)被告(38)だ。このケースでは被害者の女性は日本人だ。 「李容疑者が経営する風俗店内に軟禁状態だった女性を保護した。栗原容疑者は、女性の無断欠勤などを理由に架空の借金を背負わせたが、支払いを断った女性は店から逃走。女性を連れ戻した栗原容疑者は、李容疑者に売り渡した。」同 毎日7月23日 そして、「日本人が被害者となった人身売買事件の立件は全国初」とも記事にある。李容疑者の容疑は、「売春させる目的で女性を買い受けた疑い」だ。 これではっきりわかるのは、現代のような、戦前と比べればはるかに人権が重んじられ近代化した社会でも、それでも監禁による強制売春がかなりの件数あることだ。(でなければ、日本人については初、などという表現になるはずがない) この事件とは別に、性的関係を強要したかどうかはわからないが、少女を20数才になるまで監禁していた事件が日本で最近10年くらいの間に少なくとも一回あったのを皆さんご記憶されているだろう。 現代の日本社会でも女性の監禁はあるし、監禁の上の強制売春もある。そして、日本人は初とあるように、多くの場合犠牲になるのは、弱い立場にある外国人だ。 では、今ほど人権が重んじられている現代でもかなりのケースあるのに、日本軍相手に、強制的に売春(ひどい場合は無償で)をさせられた慰安婦はなかった、のように言い募る人々は、なにを考えてそのような空理空論を言っているのか?。 今回のケースや、今あげた以前のもう一件のケースからもわかるように、人身売買を行っているのは、暴力団や、変質者の場合がある。日本人が韓国人を慰安婦にした、と言われると、近所のおじさんのような標準的な日本人を想定して、そんなことをするわけがない、と反応する人が多い。正しくない。日本人にも韓国人にも、アメリカ人にもスイス人にも、どうしようもないワルも、変質者もいる。慰安婦の話は、一般的な日本人がどうこうという話ではなく、現代で言えば暴力団や変質者が行いそうなことを、社会として食い止められるような体制であったかどうかという話だ。 現代の世の中で、そのような形で監禁され強制売春させられる人がいるのであれば、今の日本人よりも、はるかに弱い立場であった、実質的には日本の占領の元にあった2級国民と考えられずっと低いものと考えられていた韓国人、あるいは戦地の敵方の女性である中国人に、監禁売春を強要されたものがいなかったと考えること自体、よほどどうかしているのである。 現代でも、監禁されて売春を強要される人が、日本人でさえいる以上、実質的な日本長期占領下の韓国、そして戦地の中国で、現在の一般的な日本人の人権が保護されている程度と比べ場、圧倒的に人権が配慮されていなかった当時の朝鮮人、中国人に、そういう人がいなかった、などということは、どう考えても、空理空論でしかない。 そして、それが間違いない以上、戦前、日本軍を相手に慰安行為を強制されたと名乗り出ている女性に対し、自ら、その女性の証言が虚偽であることを証明できるはずもないのに、金めあてのアバズレ的なレッテルを一方的にはって、その人格を貶(おとし)めることのできる人たちは、日本人としても、人間としても、気の毒だが卑しい人間としか思われない。 戦争責任の問題は、論理的に考える必要がある。慰安婦はなかった派の人々は、論理的を装っているあるいは、実態は感情にひきづられているのに、自分が論理的だと誤解している。良識のある人々は、良識を持って、しかし単なる良心ではなく、論理的に被害者の被害を日本人に対して説得しなければいけない。事実であることが、論理で説得できないはずは、ないと私は思う。 できていないのは、怠惰であったからだ。知恵と冷静さと根気が求められる。
2007.07.10
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