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2010.01.30
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カテゴリ: 必殺シリーズ
必殺商売人.jpg必殺商売人1.jpg


「手折られ花は怨み花」

必殺シリーズ第12弾「必殺商売人」は
新・仕置人と仕事屋稼業の続編にあたる合併作品であり
中村主水の太刀が豪快に振舞われています。

仕置人解散後、中村主水(藤田まこと)と
絵草紙屋からマッサージ屋へ転職した正八(火野正平)は
毎日ちっぽけな小遣い稼ぎに明け暮れていた。

ある夜、正八は神社の境内で殺しの現場を目撃した。

かつて仕事屋の元締として裏稼業を仕切っていた

殺し屋の新次(梅宮辰夫)とコンビを組み
晴らせぬ恨みを晴らしていた二人の仕事であった。

そんな時、中村主水の妻・りつ(白木万里)が
妊娠したのである。
日頃、義母のせん(菅井きん)から種無しかぼちゃと
呼ばれてた主水はこれを機に裏稼業から引退を決意する。

しかし外国より奴隷として日本に連れてこられた
黒人の金太を殺され、金太の友達であった
少女・美代(斎藤こず恵)は神社の境内へ仕置きの依頼をする。

そこへ主水率いる仕置人チームと
おせい率いる仕事屋チームが仕事を奪いあい


しかし仕置きの現場に両者が現れ
お互いを信用し始めるのである。

生まれて来る我が子の父親になる資格があるのか
という葛藤を抱えながらも裏稼業に復帰する主水と
おせいと新次は元夫婦であり、ある仕置の依頼で、

お互いの夫婦関係を解消していた。

対照的な2チームが合併し闇の商売人が誕生し
内容もアダルトな大人の味を見せた作品となりました。

必殺商売人2

このストーリーは当時流行していた外国番組
「ルーツ」のキンテ・クンタをモチーフに
「山口さん家のツトムくん」の歌で人気のあった
名子役・斎藤こず恵を起用した
正に当時の流行を取り入れた作品に仕上がっている。

また当時の流行として「カラオケ」があり
「演歌チャンチャカチャン」を物語に取り込み
江戸の町にカラオケが流行った設定となりました。

殺し技も主水の太刀は二刀流と
豪快になっており
新次は表稼業の髪結いに使う櫛で悪人の額や首筋を刺す。
おせいの表稼業は舞踊の師匠で半月形の刃を仕込んだ
舞扇を使用し悪人の首筋を斬る。

またゲストも当時のアイドル歌手であった風吹ジュンや
アイドル女優の吉沢京子、佳那晃子、本阿弥周子といった
若手女性を起用し始めた必殺シリーズであり
後の仕事人への布石を残していました。

オープニングナレーションもトップアイドルだった
桜田淳子を起用し作品に一石を投じました。

音楽も平尾昌晃から森田公一に担当が変わり
これは当時、平尾が「カナダからの手紙」で久し振りに
歌手活動をしていた為、スケジュールの都合上
森田にバトンタッチしたようです。

主題歌も日活の小林旭が歌う「夢ん中」

そして最終回、悪の商売人グループの罠にハマった
おせいは捕えられてしまい、新次は単身敵地に乗り込み
救出するも敵の放った矢を首に受けて絶命し、
主水は悪の商売人達を絶滅させた。

このあと帰宅した主水を待っていたのは、
生まれたばかりの我が子の死んだ姿であり
死産という結末で終わったのである。


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キングレコード 江戸プロフェッショナル 必殺商売人 VOL.1





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Last updated  2010.01.30 18:48:14
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