スーパー・ジャイアンツ怪星人の魔城 | メタボの気まぐれ

1957年の夏に公開された宇津井健：主演の特撮ヒーロー
鋼鉄の巨人シリーズの第３弾が「スーパー・ジャイアンツ
怪星人の魔城」なのです。

ある日、怪円盤が日本各地に出没し始め
東京周辺に原因不明の奇病が流行し出した。

円盤の実体を掴んだ浅山博士の研究室に
不思議な魔力を持つ怪物が現れた。
その正体は月の裏側の小惑星カピアから
地球征服にやってきた怪星人だった。

怪星人はジャイアンツに火炎を吹きかけ逃げ去った。

一方、東京では人間の神経を極度に刺激する怪音が発生し
その音を耳にすると耐え難い不快感に襲われる奇現象が起こった。

ジャイアンツはこれらの奇現象が地球侵略を目指す
怪星人のゲリラ戦術である事を対策委員会の席上で説明し
彼は世界平和のために力を合わせて侵略者を粉砕しようと叫ぶ。

その頃、奇病の病原菌を研究していた深見博士が
怪星人に誘拐されてしまった。

浅山博士の息子・亮と次郎の兄弟と深見博士の娘・典子が
疎開列車へ乗りこむとスーパー・ジャイアンツが現れ
不思議な玉を手渡した。

ジャイアンツが助けに飛んでくるという。

疎開先のある日、昆虫採集に出かけた三人は
突如、怪星人の一団に取囲まれてしまった。

果たして三人の命はどうなってしまうのか・・・

ここで物語は終了し続きは後編の「地球滅亡寸前」へと

この前編・後編という興業スタイルは
東映の“笛吹童子”など、子供向けの映画に見られた
手法で次回、映画館にまた足を運んでもらおうとする
映画会社の知恵でもありました。