おじゃまんが山田くん（映画） | メタボの気まぐれ

いしいひさいちの4コマ漫画「おじゃまんが」を
テレビアニメ化したのが「おじゃまんが山田くん」であり
その人気ぶりにテレビアニメを映画化しました。

おじゃまんがはサザエさんと同じく3話1構成であり
それまでのアニメーション作品には見られなかった社会風刺や
独特の毒やブラックユーモアを随所に散りばめており
放送当時の社会情勢を反映させた時事ネタも多い。

舞台となるのは東京の東江戸川三丁目、
山田家の当主であり学生アパート山田荘の管理人である

それゆえ暇さえあれば職安通いを続けているが仕事が見つからず
パチンコ通いの毎日である。

山田家にはよしおの妻・いね、東京大学法学部目指して浪人中の
長男・しげる、甲子園出場を目指す次男・のぼる、
本作の主人公的存在でいつも楽観的な三男・みのる
山田家の長女・ヨネ子は会社員のヨネ夫と結婚し
実家で一緒に暮らしており二人の間には娘・早苗がおり
そして山田家に居候している犬「おじゃま犬」がいる。

一方の山田荘に下宿しているのが東江戸川大学の学生
ヨシダ、イケダ、フクダの３人でいつも家賃を貯めている。

また大学のオカダ教授は自宅に帰り着替えて野球場に赴くと

赤シャツに青のスワローズのヘルメット、
フライパン片手に敵チームに罵声を浴びせながら
ガラガラ声で東京音頭を歌いまくっていた。
（モデルとなったのは実在の熱烈なスワローズファン岡田正泰）

そして何と言ってもＣＭアイキャッチに必ず登場するキャラクター

というフレーズは忘れられないブリッジでした。

虫の名前や担当した声優など一切不明であり
その声はテープの録音を早回しにした声である。