'79 世界最強タッグ決定リーグ戦 | メタボの気まぐれ

全日本プロレス年末恒例の祭典
「世界最強タッグ決定リーグ戦」

2年目を迎えた1979年の本大会は
参加7チームの間で優勝が争われた。

参加チームは前年度の優勝チーム
師弟タッグ：ジャイアント馬場＆ジャンボ鶴田
最強タッグの前身「オープンタッグ」の優勝者
ドリー＆テリーのザ・ファンクス
地上最凶悪コンビ：アブドーラ・ザ・ブッチャー＆ザ・シーク
大物ルチャリブレ：
マスカラス・ブラザーズ
米国の覆面レスラー：ミスター・レスリング＆マスクド・ストラングラー
韓国と日系の異色コンビ大木金太郎＆キラー・トーア・カマタ
米国インディアンレスラー
ワフー・マクダニエル＆フランク・ヒル

今大会の注目はマスカラス・ブラザーズであり
ＮＷＡの主流・ファンクスと
超悪役・ブッチャー、シークとの夢のカードであった。

開幕戦の後楽園ホール大会では
ミッドアトランティック地区で抗争を繰広げていた
マクダニエルとブッチャーの対決で
結果はシークがヒルを押えて勝利。

中盤戦、大阪府立体育会館では
超夢のカード！
ファンクスｖｓマスカラス・ブラザーズが実現。

ドリーとマスカラスのテクニック合戦と

ファンが大いに沸いた一戦となった。

終盤戦、福岡大会ではマスカラス・ブラザーズが
凶悪コンビ・ブッチャー＆シークと激突！

第7回チャンピオンカーニバルで
弟のドスカラスを負傷させたブッチャーに

その経緯があり因縁を持つ対決となった。

そして優勝戦・蔵前国技館

オープンタッグ選手権以来の因縁の対決
ファンクスｖｓブッチャー＆シーク

試合は大いに荒れ、最後はブッチャーの
凶器攻撃が仲間のシークに誤爆し
ファンクスの逆転勝利！

ザ・ファンクスが1979年度の最強タッグの
王冠に就いた。

そして、ブッチャーの誤爆に怒ったシークが
ブッチャーに火炎殺法を攻撃して仲間割れ

新たなる因縁を生む事になった。