ＰＡＴ | メタボの気まぐれ

ファイヤーマン、ウルトラマンタロウと並び
円谷プロ創立10周年記念番組として製作された
巨大ヒーロー「ジャンボーグＡ」

そのジャンボーグＡと共に怪獣と闘ったのが
地球パトロール隊、通称：ＰＡＴ
（Protective Association Troop）である。

怪獣の攻撃、宇宙人の侵略から地球を守る組織で
埼玉県秩父地域の地下に基地は存在し
研究所やロケット発射基地などは

ＰＡＴの隊員は的確な判断を下す一方で
なかなかの熱血漢な岸隊長（大橋一元）をはじめ
隊員の面倒見もいい人格者の浜田チーフ（松川勉）

気は小さいが体は大きい熊井隊員（丸岡将一郎）
お調子者で短気な風間隊員（中村ブン）
穏やかで慌てん坊の大羽隊員（瀬戸山功）
お節介で口うるさい紅一点の野村隊員（加瀬麗子）

このＰＡＴは多くの殉職者や異動する隊員が出た組織で
特に隊長の戦死や異動が多く隊長は劇中３回も変わる。

初代隊長は第１話「エメラルド星からの贈り物」で
殉職した立花隊長（天田俊明）で

ジャンボーグＡ」で
怪獣デッドファイヤーに殺され殉職
三代目隊長の浜田守はヨーロッパに転勤。

風間隊員は東京への核弾頭投下という
最悪の事態を招きそうになりレーダー基地へと更迭処分。

ババラスの攻撃を受け殉職する。

この最悪な事態の防衛組織ＰＡＴであるが
更に強力な組織がＰＡＴを加勢する事になった。

それは「ミラーマン」でインベーダーと戦った
防衛組織：ＳＧＭがＰＡＴに参加したのだ。

浜田隊長の後任としてＳＧＭ村上チーフ（和崎俊哉）が
四代目隊長となり
殉職した大羽隊員の後任としてＳＧＭの
数学系の天才・安田隊員（杉山元）が参加した。

このＰＡＴが誇る戦闘機は
移動基地としての役割も持つ大型戦闘機
ファイティングスター
小型戦闘機・ジェットコンドル
宇宙空間も航行可能な小型戦闘機・ハンターＱ
そしてＳＧＭの大型戦闘機・ジャンボフェニックス

このようにＰＡＴはミラーマンとの
作品世界が繋がっている描写がなされている。