May 1, 2006
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今日は午後から奈良まで映画のオーディションに行ってきた
カンヌ映画祭とかベネチア映画祭で賞を取ったえらいえらい映画監督さんが
久しぶりに長編の映画を撮るっちゅうことで
一般公募があったんや
しかも３０歳から４０歳の女性！って書いてあったし
こりゃあたしのためにあるオーディションざーますわっ！と思って
ダメもとで書類出したら１次審査受かったって電話きて めちゃうれしかった
映画は痴呆症のおじいちゃんが介護のヘルパーさんに恋をするっちゅう物語で
あたしはそばにいてあげたいなと思って無言でそばにおった それだけで心って休ま
るもんちゃうかなって思った
でもな そのおじいちゃんにしてみればなんかあたしのただそばに…っていうのは一
方通行やって言われた
一緒にオーディション受けてた人がおじーちゃん！おジーちゃん！て話し掛けとった
から
なんか違う表現を探してたのもあるねん
でもよく考えてみたらもしかしたらおじいちゃんは話し掛けてもらってふつうに接し
てもらったほうが嬉かったんちゃうかな
と思った
もち今日のオーディションは落ちてしまったけどあたし自分の芝居の弱点をつきつけ
実際このことがわかってよかったと思う
劇団でもずっと言われてたことだから…周りのこと考えずに自分だけ突っ走ってさ…
要は一人よがりなんやな おじいちゃんはどうしたいんか聞いてあげればよかったの
に
自分だけいい気になって「ただ一緒にいればいいさ」なーんて おごってた。
だって いままで気付けなかったこと 今日やっと気付いた！
これから進む方向が見えてきた気がするわ
今日はちょっとめげてしまって奈良公園でベンチに座り込んでシカをぼーっと見てし
まった。
でもなぜかまたこういうオーディション受けたいなって思うのは学習能力ないんかな
？？
バカだから？？？？？？？
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