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2013.01.31
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  みをつくし料理帖シリーズの心星ひとつより、生麩の田楽を作ってみました。

【送料無料】心星ひとつ [ 高田郁 ]

  青葉闇-しくじり生麩の中に出てきます。
青物が天候不良で思うような料理が出来ず、
レパートリーを増やす為に生麩を作ってみよう
と考えついてあれこれ試すのですが思うように
いかず、ある人からヒントを貰ったのですが
それが思わぬ方向に・・・・となってしまいます。
  でもこの話、流石に一寸澪さん可哀想じゃね?
と思います。まだ開発中だったし、知識が無い中
試行錯誤してた訳ですし、出すつもりは無かったのに
勝手に持って来られたのだし、何か悪い方へ
流れが全て行ってしまったんだな~と思います。
一寸違うかも知れませんが『地獄への路は善意で
敷き詰められている』という言葉を思い出しました。

  そう言えば『ワルシャワ貧乏物語』という本の中で
ポーランドのワルシャワで暮らしてる人が強力粉を
練って生麩を手作りしたり、美味しんぼで代用ガム
としてグルテンを作ったりしてるのを思い出しました。
結構根気と努力さえすれば普通の人でも出来る
様です。

  作り方は強力粉を捏ねて澱粉を洗い流してグルテン
を作り、それにもち粉を混ぜて蒸し、田楽味噌を塗って
焼くのですが、強力粉を練るのが大変だし、洗うのも
めんどくさいし、第一もったいなくね?と考えて邪道な
やり方をすることにしてみました。小麦グルテンともち粉
を混ぜて水を加えて練ればいいんじゃないかな~と思った
のですね。

  やってみたらそれでも水が最初に少なかったせいか固くて
水を足しながら練って結構力がいりました。腕がかなり痛く
なりましたよ。最初に水を全体の半分ぐらい入れて練った方が
楽そうです。最初は水分は全体の1/4でやってました。
  味噌は白味噌の代わりに普通の味噌でやってみました。

  もっちりぷりぷりで独特の食感でした。味噌と
相性が良かったですよ。柚子は今回省略しましたが、確かにあるといいと思います。

  こちらは生麩の残りを唐揚げ的な味付けを
して揚げてみました(左側)。揚げたてはめちゃ
うまいです~。本物の唐揚げ的です。 ごぼうの素揚げ
改良バージョンも作ってみました。とは言っても
片栗粉をまぶしてみただけですが、これでカリッと
なっていい感じとなります。



再現クッキングまとめは こちら です。





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最終更新日  2013.02.02 23:39:06
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