ラブラドール・レトリバー


ラブラドール・レトリバー


カナダのケベック州の北方に位置するラブラドール半島で、漁師が網からこぼれた魚を回収するのに使っていた、泳ぎのうまい犬が元になっていると言われています。
その後、イギリスに渡り、数種のレトリバー種を交配して今のラブラドール・レトリバーがつくられました。

レトリーブ(retrieve)とは、英語で「回収する、取り戻す」という意味で、撃ち落とした水鳥を回収する猟犬として使われていました。

今では、盲導犬・警察犬・麻薬探知犬にも使われ、家庭犬として近年日本でも人気が高い犬種です。
幼児がいる家庭、留守がちの独身者など、愛情があり運動さえさせられれば、誰にでも飼えます。それは、アウトドアーからアパートの1室まで幅広く順応してくれるからです。

ラブラドール・レトリバーは、鎖などにつないで飼う犬ではないと思います。どんな場面でも争いを好まず、よほどのことをしないかぎりは、何をしてもなすがままにさせています。
幼児がいると、伏せをして親しみをもって、接しようとします。盲導犬としても活躍しているところからわかるように、どんな仕事にしても熱心に従事し、根気よく忍耐強いです。

盲導犬は盲人とともに生活するまでに、飼い主が3回代わりますが、ラブラドール・レトリバーはひとりの主人にこだわらないところがあって、愛情をもって接してくれる人ならだれでも懐きますし、どんな環境にも順応するので、飼い主が変わっても問題はないようです。

お花畑で
≪あいときなこです!あい=6歳、きなこ=1歳半≫

株式会社 西東社:『ゴールデン&ラブラドールの飼い方・しつけ方』p8~p10参照

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