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★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中! 専属のアナリストがなんと一ヶ月3,150円~!ここでしか手に入らない情報があります!ブログを更新しない日も、有料メルマガで相場観を提示しています。 ▼HP「じょうしょうダルマ」からお申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/ ※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は続伸。前日のNYはFRBがFOMC後の声明で「経済活動の伸びが一服している」との認識を示したことで反落。それを受けた日経平均は、朝方発表された12月鉱工業生産指数速報値が2.5%の上昇と事前予想を下回ったこともあって売り先行のスタートに。昨日大幅高した反動もあって、利益確定売りのきっかけに繋がりました。しかし後場には先物主導で買いが入ると、プラス圏に切り返し。気合いの高値圏で引け、6ヶ月連続月足陽線を示現しました。売買高は37億株台、売買代金は2.3兆円弱と商いは11/14の上昇開始以来一番の活況でした。投資判断は「やや買い」。今日は前半で最も決算発表の多い412社ということですし、様子見の下落となっても全然おかしくない日でしたが、引けにかけて切り返してきました。少し切り返し方にきな臭さもありますが、さすがに1月の堅調さにダメ押しのドレッシング買いを入れてくる強者もいないでしょうし、今の地合の良さを示していると言って差し支えなさそうです。基本は引き続き為替とアメリカ株の動きでしょう。結局共にアメリカ次第というわけですが、アメリカの反落はここまで高値を攻めていたことに対する利食い売りのきっかけになったに過ぎず、まだ伸長は続いていきそうです。為替に関しては前回も示したようにアメリカさえ文句を言ってこなければ円安基調が続きそうです。ですから昨日のFOMCで景気後退が示された結果出口戦略が意識されなかったことは、かえって日本株にとってもプラスと考えられるでしょう。何故なら、アメリカが緩和を止めない限り日本の円安にいちゃもんを付ける発言が出ないからです。ドル円に関しては91.5円のところでまたオプションによる抵抗があると言われていますが・・・ここまでも特に問題なく抵抗帯をクリアしてきたので、今の地合には敵わないのだろうと思います。95円を目指した動きが進捗していくのではないでしょうか。株式市場においても、指標面では様々な短期過熱サインが出ています。ところが、今誰も「騰落レシオが異常値」などと言わなくなりました。これに関しては昨年12/19のブログでも「騰落レシオが150越えなどというのは過熱感を示すものではなく、新しい歴史を作るためのネタでしかない」とした通りの流れでここまできました。その他にも「2兆円を越えても増え続ける裁定買い残」「信用評価損率のプラス転換」「41年ぶりの11週連続高」など様々な高値警戒サインがあるにも関わらずものともしない。やはり何と言っても引き続き続く「外国人買い」が大きいと思われます。本日発表された投資主体別売買動向においても、外国人は11週連続の買い越しを記録。寄り前の外資系証券の注文動向もずっと買い越しが続いていますし、日々安心感があります。一方で個人は売り越しが続いており、その他信託など日本人が売り続ける中で、外国人がドンドン買っています。個人も信用取引では買い越しになっているのですが、現物とのネットでは売り越しになっています。これが表すのは「個人投資家でも、今までずっと相場を見ていた信用取引もする強者個人投資家だけ儲かっている」という事実でしょう。本日の日経では1面で「ネット証券、口座新設2倍」と踊っていましたが、私の見立てでは本当に今から株を始めてみようという初心者さんはまずいないのだろう、ということです。信用取引のキャンペーンや、新しく信用取引を始めてみようと思った「従前から口座を持っている個人投資家」が、別証券に新規口座を作っただけではないかと見ています。正直、私は今地元で投資セミナーをやっていますが、新規に株を始めようとする人の参加はごくわずかです。つまり、今まで現物塩漬け株を持っていた程度のやる気の無い個人投資家が「やれやれ。ようやくこれでトントンくらいに戻した」ということで売却して恐らく退場するつもりなのでしょう。これだけ週刊誌に「アベノミクスで儲かる株はコレだ!」などと並んでいても、まだ「財テク」の手段として株式投資を考える人の実数値は少なそうです。これはおそらく、あまりにも短期で上がり過ぎてしまったため、どうも大縄跳びに入るタイミングを逸した感があるのでしょう。しかしあまりタイミングを測り過ぎると、いよいよ誰かが引っかかってしまう時期に当たりかねません。そこがやはり「11/14以前の閑散時期でも株式投資を諦めなかった人と、そうでない人の大きな差」なのだと思います。で、よく「個人投資家が買い出したら天井」などと言われますが、これは本当に今まで関心の無い、例えばうちの母親のような人が「何かニュースで毎日株が上がっているって言ってるけど、ちょっとやってみようかしら?」なんて言い出したら、いよいよ終わりが近いのだろうと思います。幸いうちの母親はそうは言ってませんから、今はまだ大丈夫なのでしょう。チャート的にも文句の付けようの無い綺麗な上値追いの形となっており、11000円をゆっくり削り取って、しかも本日も売買代金が最高となった結果、無事上値を追うことができました。MACDも好転してきましたし、ボリンジャーバンドも+2σを拡大しながら上昇が続いています・・・・・・と、これだけ上がる方向しか考えられない形になってきて、何となく不安を感じるのは私だけでしょうか?何か雰囲気があまりにも「良過ぎ」ます。良過ぎる、ということは買いたい人は買ってしまった、ということに繋がるかも知れません。御覧いただいていた通り、私は1月は一貫して「やや買い」スタンスを続けてきました。振り返ってみると結果的に上手く当てはまっていたと思います。引き続き為替は円安基調で、株価も民主党政権下の高値10年4月の11408円超えを目指すと思いますが、直感的には数日の調整を入れるのではないかと思います。月替わりで雰囲気が変わることもありますし、海外も少しずつ過熱感が出ていますし。「節分天井」の格言に関してはやや懐疑的で、過去のデータを見ても半々くらいの感じでしか当てはまっていません。ですから、もし明日から少し上値が重くなったとしても、たかが知れている程度の下げに止まると思います。10500円を割ることはなさそうです。理屈的には「やや買い」の投資判断を継続しますが、気持ち的には「中立」くらいに落としてみておきます。ポジションなどは少し減らして(売った者負けの地合では0にする必要はありませんが)、ちょっと距離を置く勇気も必要なタイミングかも知れません。新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。東証1部株同様にマザーズ指数も後場切り返しましたが、戻り切れずに軟調でした。先日より崩れたバイオ株が立て直し切れず。信用評価損率プラス転換というのは主に個人投資家の多い新興市場に大きく影響してくるでしょう。新興の決算も来週辺りからぼつぼつ出てくるので、ちょっと一度ペースを落とすタイミング。ただ、基本の強気姿勢は変わっておらず、来週にも再度上値追いの動きが強まり出すと思われます。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は続伸。本日は前日に発表された三井住友FG(8316)の決算が一昨日に伝わった観測報道数値をも上振れて良かったことで、メガバンクが一斉高となり相場を牽引しました。本日の東証のTOPIXの強さも売買代金の多さも、銀行株の上昇が原因。チャート的にも1/29の包み陽線を示現した後に一段強くなっている形で理想的。ただ184円は09年7月に30億株の公募増資を行った価格であるため、ちょっとこの辺りで足踏みしてもおかしくはありません。勢いのまま突破してくれれば重畳極まりないですが。任天堂(7974)は大幅続落。昨日発表した営業赤字転落決算が嫌気され、朝方は売り気配スタートに。その後も売りに押され、引けにかけては少し戻しましたが9000円回復はならず。為替の円安効果で経常黒字は確保し、最終利益は上方修正でしたが、肝心の「Wii U」の販売目標も引き下げ、非常に先行きの暗い感じに。他の銘柄は下方修正を出してもむしろ出尽くしの買いが目立つ決算期なのですが、同社だけはまともに売られました。ただ、昨年の同社の決算発表後の動きを見ると、決算翌日は売られるもののすぐ切り返す動きが出ています(例えば昨年7/25や10/25)。残念ながら決算はアテが外れてしまいましたが、直近安値8500円を下回ることは無さそうです。万一割ってくるようなら損切りとします。NTTドコモ(9437)は続伸。こちらも昨日に決算のあった銘柄ですが、同社にしては珍しく大きな陽線を描いています。決算内容はイマイチでしたがマガシーク(3060)の買収も決めて、何とかもがいている様が見て取れます。需給もだいぶ良くなってきたので、上値追いの動き継続に期待です。学情(2301)は続伸。昨日は朝日新聞との資本業務提携を受けて大幅高。値上がり率上位に食い込みましたが、本日も終日しっかりでした。今まで安値に放置されていた同社ですが、ようやく動き出した感あり。引き続き要注目です。【注目銘柄】船井電機(6839)は連日の大幅高。こちらの銘柄は27日配信の有料メルマガで買いで取り上げ。主力の北米の景気が良いこと、特に新築住宅が増えていることで家電需要が強そうなこと、円安が進んでいること、同業のソニー(6758)などの上昇に比べて出おくれ感が強いこと、そして実はかなり多い保有現金などを根拠に取り上げました。その後予定通り決算が良かったものの、翌日は陰線に。しかしオランダフィリップスの家電事業の一部を買収と伝わると、新興国への強化が評価されて大幅高。本日も引き続き評価が続き大幅高となりました。豊富な現預金を背景に、増資を行わずに買収できたことが何より良かった模様。結果、目標株価とした1200円を本日買い気配で大きく上放れて寄り付き、上昇率は17.2%と短期間で大幅な利益を達成。何とか大成功銘柄になりました。決算後大陰線となったのが、結果的に良いふるい落としになったようです。もっと色々書きたかったのですが、いつものパターンの文字数制限がありますのでこの辺で。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年01月31日
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最近になってBSジャパンの「Music Travel」という番組の存在を知りました。最近めっきり少なくなった硬派の音楽番組でJ-popに焦点を当てている番組のようですが、実にマイナーなアーティスト1人(または1組)を1時間で扱う番組です。それが特に私のツボに入っている方々ばかりを集めてくれるので、何でもっと早くこの存在に気付かなかったのか、今となっては非常に悔やまれます。今週は「OKAMOTO'S」を扱っていましたが、それはまだ録ったやつを見ていません。後日の楽しみにしてあります。http://www.bs-j.co.jp/main/bangumi/enter.htmlで、先週は私の大好きな「NONA REEVES」をやっていました。彼らを扱うというのでこの番組の存在を知ったのですが、今まで映像で彼らを扱った番組を見たことがなかったものですから、このチョイスはギザセンスあるっす!と思ったわけです←死語「NONA REEVES」は3人組のバンドなのですが、非常に私のツボにはまる楽曲を送り出してくれます。最初は「LOVE TOGETHER」という曲がCMとのタイアップで流れていたのですが、それを聞いてファンになりました。あの筒美京平氏をプロデューサーに迎えて、非常に中毒性のある耳に残る曲が印象的です。ボーカルの西寺郷太氏がマイケルジャクソンを非常にリスペクトをしていて、曲調にも何となく面影が感じられます。洋楽と邦楽の絶妙な調和が彼らの信条でしょうか。その後も私好みの曲を出し続けてくれるのですが・・・残念ながら世間的な評価は高まらず。今では3人それぞれ別のアーティストへの楽曲提供やサポートなどをしながら、所属事務所も移り活動を続けているとのこと。「もっと売れたい!」という言葉が印象的だったので、とりあえず私も微力ながらこのブログで宣伝してみました(;^_^A皆様も是非一度おためしアレ!ちなみに次回は平松愛理ということなので、来週もまた見逃せません。
2013年01月30日
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★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中! 専属のアナリストがなんと一ヶ月3,150円~!ここでしか手に入らない情報があります!ブログを更新しない日も、有料メルマガで相場観を提示しています。 ▼HP「じょうしょうダルマ」からお申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/ ※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は反発。前日のNYは個別企業の決算を受けて高安マチマチ。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。為替がやや円高に振れていたことが重石になりました。ただ本日の日経でメガバンク3行の好業績が伝わったことで、銀行株を中心に切り返しの動き。為替が91円台を回復したことも追い風となり、後場は寄り付きから一段高になりました。しかし朝方更新されたと伝わった「時々の鐘の音」のHPをきっかけに仕手系の株が売られ、更に短期資金の悪循環からバブル化していたバイオ株が14時過ぎから一斉安に。個人投資家の心理を冷やすと、指数の上値も重くしました。売買高は35億株弱、売買代金は2兆円超えと商いは活況でした。投資判断は「やや買い」。ただ、今のところ出てきた銘柄の決算が悪く、本日も引け後にコマツ(6301)や富士フイルム(4901)といった大型株が軒並み下方修正。元々悪いと言われていた電子部品系は元よりそれ以外の業種もパッとせず、ここまで順調に「アベノミクス」という言葉に踊っていた地合に目覚めの冷水を浴びせる格好に。これらの悪影響が気になります。しかし後述しますが、今日の銀行株の買いは明らかな外国人買い。未だ彼らの意欲は衰えていません。先駆していた銘柄が足踏みする中で出遅れに対する循環物色もきちんと働いているようですし、相場の体感温度はそこまで悪くはありません。実際にTOPIXは一段としっかりしている印象です。結局今の相場は為替次第。為替がどこまで伸びるかが今後の行く末を占います。一般的にはアメリカが円安に対して牽制する発言が出てこない限りは円安地合が続くと言われています。 ただ、日本はアメリカの国債を買ってくれる優良顧客です。中国の方は最近はあまり買ってくれなくなったので、外貨準備積み上げ余地のある日本に対して一定の配慮をするでしょう。それが最近のクリントン国務長官の尖閣に対する発言などにも表れているのではないかと思います。 またアメリカがあれだけ金融緩和を続けている中で、日本に対してだけ強くは言えません。そう考えると、少なくとも95円くらいまではそのまま円安が進捗しそうな感じもします。であれば、株価もまだまだ上値余地は大きいでしょう。個別では本日はあの「時々の鐘の音」HPが更新され、ここまでそれっぽい動きをしていた日本カーバイド(4064)が正式に認定されました(文中の表現はあくまで示唆的ですが)。ただ今回は今までと異なり内容が手短で、文脈的にも強気の論調が無かったことから、これは筋が降りたものと認識されて寄り高後は下落に繋がりました。さすがに何度も甘い汁は吸わせてもらえませんね。個人的には何故このタイミングで出てきたのがが甚だ不思議だったので、これで終わるつもり(仕上げ)なんだろうな、という印象を受けました。今までの般若の会は、市場の商いが薄く物色の手掛かりが無い超閑散相場に颯爽と現れて、その後大相場を派手に演出していました。ところが今こんなにもバイオ祭りが開催中の中で、個人投資家の関心はそちらに大きく傾いています。それでも敢えて更新してきた。単に意表を突いただけで、何にもならないような感じがします。そもそも手垢が随分付いた段階で銘柄名を登場させても、正直「?」な感じ。本当に加藤氏本人なのでしょうか?更新するからには提灯を付けさせるのが目的であり、これで何度か少し持ち上げて関心を惹きつつ、後は粛々とポジションを整理していくのでしょうね。まともに考えればそういう流れが妥当ですが・・・。まあぶっちゃけ本人であろうと何であろうと関係無い、というのが仕手株相場参加者の共通認識でしょう。上がるから付いていくし、沈む船からは逃げるだけの話。バイオも仕手株もその他の仕手っぽい銘柄も、参加者は当然承知の上で割り切りでやっておられるとは思いますが。新興市場は「強気の買い」。ただ本日は両指数共に高値更新後急反落。上述のように仕手系株が崩れると、個人投資家の短期資金の回転が悪くなって、途端新興バイオ株が崩れました。厳密に言えば、バイオだけでなく、直近値を飛ばしていた新興株が業種問わず崩れた感があり、例えばガンホー(3765)も14時過ぎから大きく値を崩しました。これはなかなか手痛いお灸に。スピード違反がようやく捕まった感じです。歯車が逆回転してしまったので、明日も大きく売られて始まるのは致し方なさそうです。しかし、人間は懲りませんから、またスピード違反を犯すもの。前回も書いたように05年辺りの新興バブル時においても、急速な冷却(ストップ安連続)などがあった後に再度息を吹き返したりして、最終的にあのバブルを作り出しました。なので、この相場はコレで終わりでは無いでしょう。急速な調整を経て、再度高値追いの動きが出てくると思います。その間は主役が交代し、本日のヤフー(4689)の好決算や海外でもGoogleなどのネット株が好調なことを受けて、そろそろネット株が本気を出して来そうな感じもあります。指数のポテンシャル的にもまだまだ上値余地があり、きちんとリバウンドの兆しを確認してから拾いに行くのが良さそうです。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は反発。上述のように日経でメガバンクの業績好調が報じられたことで、三井住友FG(8316)、三菱UFJFG(8306)揃って一斉高に。正直想定線の内容でインパクトは限定的でしたが、出遅れ感も手伝って買い上げになりました。特に野村のレポートによると「外国人の邦銀に対する見方は弱気派が減少しているものの、実際にオーバーウェイトしている投資家はまだ少ない様子」とのこと。本当であればここから一段と買いが入ってきそうですが、いずれにせよ銀行株が上がらないと相場も景気も回復しませんから、まだまだ買いが入る余地は大きいものと思います。任天堂(7974)は反落。昨日は中国でゲーム機が解禁と伝わると、突如急伸して1万円回復の場面も。しかし本日はその反動もあって売りに押される展開となりました。同社は明日決算を控えていますが、足元の円安は間違いなくプラス。それを織り込んでどこまで市場の期待値を上回れるかに注目。いずれにしても株価の出遅れ感がかなり強い銘柄です。NTTドコモ(9437)は続伸。昨日はS&Pによる格下げがあり、本日は日経で「4-12月期営業利益は6750億円程度になり、前年同期比9%減少したもよう」と伝わりましたが反応薄。明日の決算発表後のアク抜け、iPhone関連の発表の可能性など期待する向きもあった模様です。同社はもうこれ以上落ちるところが無いくらいまで落ちましたから、後は上がっていくだけです。既に好業績の伝わったKDDI(9433)を追い掛けるよりも妙味がありそうです。引き続き外国人買いの流入期待も大。フジ・メディア・HD(4676)は反落。ただ昨日の段階で目標とした15万円に到達したので、無事ポートフォリオからは外れています。昨日は日本維新の会の橋下共同代表が、カジノ合法化法案を通常国会に提出する考えを明らかにしたと伝わって関連株が急伸。オーイズミ(6428)や東京都競馬(9672)と共に買われました。ここまでゆっくりとした上昇が続いてきましたが、最後に材料が出て花火が上がったので、典型的な一相場終了の形になっています。ただ中期的には上昇トレンドの最中にあると思われますから、一旦押したところでまた狙っても良さそうです。とりあえずは来週に発表される決算などを見てからの話ですね。学情(2301)は堅調。4%を越える上げになりました。ここまでの出遅れ感から買われる動きが台頭。そして引け後には朝日新聞との資本業務提携を発表。10%分の株式を同グループに保有してもらうことに。これはなかなかの好材料ですね。明日の動きに期待しましょう。【注目銘柄】インタースペース(2122)は大幅反落。こちらは前回も当欄で取り上げましたが23日より有料メルマガにて取り上げ。以後大きく伸びて、昨日は寄り付きからストップ高と飛ばしました。ただ本日はバイオ祭りの終了に合わせて、新興祭りも終了。ここまで値を飛ばしていた同社も売られる流れとなりました。なかなか派手な動きで付いていくのが大変ですが、上述したようにここで終わりというわけでもないでしょう。下値を確認したら再度押し目買いで対応できると思います。ロングライフHD(4355)は反落。引け間際にはやはり新興祭り終了の余波が同社にまで飛び火。結局皆信用で買っている個人投資家のポートフォリオの一部ですから、同じように値動きの良い銘柄には少なからず影響を受けます。ただそれ以前に本日は朝方高値同値まで並びましたが、後一歩上値追いに及ばず。こうなってくるとなかなか上昇トレンド継続には微妙な感じを受けます。5日線を割り込んでくるようなら一度外して、再度高値343円の上抜けを確認してから追い掛けるのがベターな印象です。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年01月29日
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最近(と言っても結構前からですが)Googleで検索したキーワードに近似するサイトの広告が、閲覧しているサイトの脇の方に連動して出るようになってきましたが、これがなかなか鬱陶しいですね(-。-;)楽天も楽天でクリックした商品が繰り返し脇に出てきますし、Amazonもその本家とも言えますから結構な鬱陶しさです。何で鬱陶しいかというと、詰まるところそれが自分の求めている情報では無いからですね。それが出てくる頃にはもう調べ終わって用済みのケースもあれば、その中での最安値を調べたいのに、価格も中途半端なスポンサーサイトの広告を見せられても意味がありません┐( ̄ヘ ̄)┌例えば私の場合、嫁がネットで買った靴下や化粧品の広告がずっと脇に出てきたりして、私自身は全く興味が無いものですし、そもそも「買ったのにまだ買えってゆーんかい\(*`∧´)/」と思うと、イラッとします。時々「あれ?何でこんな広告が出るんだろう?(・・;)」なんてケースもありますが、どうも単に株の関係で調べものをしたものとか、たまたまクリックしてしまったただけのものとか。そういう広告が出ると「へへーん、ざまーみさらせ。ワシそんなもんに端っから興味無いもんねー(^^)」なんて、妙に勝ち誇った気になります。・・・とかしょーもないことを書いていると、Google八分とかに遭いそうなのでまあ程々にしておきます(;^_^A連動広告は出現した当初はなかなか画期的な仕掛けだな、と思ったのですが、もう少しさりげなさが必要な気もします。これだけあからさまにグイグイ来られると引きますね。次はどういう画期的なマーケティング手法が出てくるか、それはそれで楽しみな部分もありますが。
2013年01月28日
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★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中! 専属のアナリストがなんと一ヶ月3,150円~!ここでしか手に入らない情報があります!ブログを更新しない日も、有料メルマガで相場観を提示しています。 ▼HP「じょうしょうダルマ」からお申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/ ※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜続伸。前日のNYは新規失業保険申請件数が5年ぶりの低水準だったことからダウとS&Pが続伸。株価も5年ぶりの高値水準になってきました。一方、決算を受けてApple株が10%超の急落。時価総額が一日で600億ドル(約5兆円)近く減少し、NASDAQは下落となりました。実にソニー(6758)4社分の時価総額が一日で吹き飛んだ格好。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ドル円が一気に90円を突破してまた高値を付けてきたことから上げ潮ムードが鮮明に。全面高となりました。ただ寄り付き後は値動きが少なく、後場の途中まで値動きば80円程度の範囲に収まっていました。それでも引けにかけて上値をブレイクすると、売り方の買い戻しを交えて上げ幅は300円を超えて終了。日経平均の上昇は1971年以来の11週連続。終値ベースでは10年4月以来の高値水準となりました。売買高は33億株、売買代金は2兆円超と活況でした。投資判断は「やや買い」。金曜のNYは引き続き企業の決算が良かったことで堅調。S&Pは1500ポイントの大台を突破してきました。それを受けて日経平均先物は一時11000円を突破。ドル円は91円に突入と止まるところを知りません。ただシカゴ225は少し戻して10950円で終えました。月曜の日経平均も寄り付きから堅調推移が予想されます。最初に11000円を突破してきて、さてその後どう動くかという流れになってくるでしょう。今週、先週と月曜寄り高→週央まで下落→金曜に急速に戻して高値を付ける、という流れになっているので、来週も下値をどこで拾っていくか、に神経を使う展開になりそうです。チャートは2週連続で長い下ヒゲの微妙な形。俗に言う「首吊り線」が続いており、セオリー通りならば売りのタイミングです。為替に関しても90.75円のところにオプション絡みの強い抵抗力があり、この辺りを天井と見ていた向きも多い様子。それでも金曜夜間の段階では先物・為替共に強い動きを見せて、節目を突破してきています。ただそれも第一段階で、その上には91円、91.5円のところにまたオプションの抵抗力があるらしいです。http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE90O02H20130125これで来週11000円を抜けてくると、チャート的には1月のボックス圏相場(10500円~10900円)を上抜け、次なる上昇波動入りする格好になります。今後は10900円を下値に、強い波動が出そうな感じです。しかし、為替の円安進行に抵抗力があるため、片方で上値も重く、一気に上放れるというのは難しそうです。では次の上昇波動の目標地点は?私は恐らく10年4月の11408円を狙ってくると見ます。これは民主党政権下における最高値でもあります。自民党にしてみればここを超えることで「やっぱり自民党に変わって良かったね」キャンペーンを張りたいのだと思いますから、その辺りまではとにかく株高誘導してくるものと見ます。為替に関してもまだ円安の流れは続きそうです。ドイツのメルケル首相は日本の円安を非難していますが、あんたに言われる筋合いは無いよ、という感じです。日本はオイルショック以来の貿易赤字になっているわけですし、これで円安にならなかったらいつ円安になるのか。ユーロ圏に比べて金融緩和も控えめですし。アホかと言いたい。私は前回も書きましたが、何よりアメリカの強さに注目しています。今の相場は「アベノミクス」だなんて書き立てられていますが、4割程度は正解でしょうが大部分は外部環境の好転によるものだと思っています。そもそも今の上昇は大型株に関しては明らかに外国人買いによるもの。彼らの10週連続の買い越しが10週連続の上昇に繋がっています。そして今週で日経平均の上昇が11週となったわけですから、来週発表される今週の投資主体別売買動向において外国人の買い越しが11週連続になっているであろうことは容易に想像が付きます。外国人も母国の経済状況が安定していないと、例えばヘッジファンドなどにも資金が入ってこないわけですから、なかなか日本株買いには繋がりません。そんな中でアメリカの債務上限引き上げの話が実質的に5月まで先延ばしになりました。少なくとも目先の不安要因は無くなったので、当面リスクオンの状態が続くものと思われます。一方、外国人から見た日本株のリターンは、円安効果に打ち消されて日本の投資家程のリターンにはなっていません。円ベースでの日経平均は解散宣言前の11/14からの上昇率が実に26.3%。それをドルベースで見ると15.2%。その間為替が80円→90円まで円安が進んだわけですから、その上昇率分が相殺されています。となると、今敢えて日本株を買うことが外国人投資家にとって得策なのか?という疑問も湧いてきます。ダウやS&Pの上昇率は11%程度で短期的な過熱感は日本株に比べて小さいですし、5年ぶりの高値を付けてきて勢いもある。それに気付いた外国人投資家の姿勢がどう変化するか、これを今後一層注意深く監視する必要がありそうです。変化が生じた時には、一旦急速な調整をはらむ可能性は常に念頭に置いておくべきでしょう。ただ、株式市場全体を見渡すと、もう一つの主役となっている新興市場は完全に個人投資家の独壇場。上述の日本株上昇の理由の1割くらいは、信用取引の無制限回転が大きく市場に影響しています。松井証券(8628)の公表によると、信用取引の売買代金は前月比2.3倍に膨らんでおり、この無制限回転とそれに伴う証券各社の手数料割引合戦が個人投資家のトレード熱を刺激していることがわかります。足元では中堅証券会社の数字も出てきましたが、12月単月で一気に黒字化してきた証券会社が目立ちます。その信用取引に関して見ておかなければいけない数字は二つ。東証の空売り比率と信用取引評価損率でしょう。空売り比率に関しては一般的に20%~25%辺りで推移していますが、もし30%に達すると今までの経験則的に間違いなく買い戻し圧力が強まりますから、一段の上昇が見込まれます。一方、信用取引評価損率は直近でマイナス1%台にまで改善しています。実質的にはほとんどの人が利益を出している感じ。信用取引評価損率がマイナス5%に近づく局面では警戒感が高まり、プラス圏ともなると天井が近いとも言われています。ただ個人的に今までの時系列を見た感じ、それが歴史的な天井圏となっている例はあまりありません。確かに1割程度の調整を入れることもありますが、大概は長期上昇トレンドの中に起きる現象であって、それの投げ売りが一巡すると、再度上値追いを継続する傾向にあります。その代わり、信用取引の比率が高い(=個人投資家の多い)新興市場などはこの影響を大きく受けるでしょう。ですから、新興市場を選好している投資家は、特に注意を払うべき数字だと思われます。それでも足元の11週連続の上昇は1971円以来ということで、今の相場の特異性を示しています。今までの常識が果たして当てはまるのかどうか。この前まで「40数年ぶり」というと、家電株の安値などで良く聞かれましたが・・・。話が長くなりましたのでまとめますと「とりあえず上値追いの動きはまだ続くものと見られるが、為替の上値が重いので、じわじわとした緩やかな上昇トレンドが続く。外国人買いが指数の押し上げ要因になっているのは間違い無いので、外国人の姿勢の変化点に注視。目標としては11400円辺りを目指す」という感じだと思います。新興市場は「強気の買い」。金曜は両指数共に堅調。引き続きバイオ株の熱がすさまじく、朝方は一旦冷え込みかけた銘柄もありましたが、結局引けでは切り返してストップ高となったりして、とにかく強い。個人投資家の熱が未だ冷めやらないことを示しています。短期的な過熱感は確かに否定できませんが、引き続き長期的なトレンドを見ると新興市場の上昇には大きな余地があります。7年間遠ざけられた鬱憤は相当なもの。この辺りは「下がるまで付いていく」というようなスタンスで、乗った者勝ちのような気がします。新興市場の方は上述したように個人投資家の信用評価損率に特に注目でしょう。05年辺りの新興バブル時においても、急速な冷却(ストップ安連続)などがあった後に再度息を吹き返したりして、最終的にあのバブルを作り出しました。本当に終わる時には、ライブドアショックのようなイベントや規制などが必要のようにも思います。いずれにせよ、あの当時を経験した私としては、今の状態がバブルとはまだ言えないと思います。確かに一部の銘柄はバブル化していますが、その他の新興銘柄で安値圏で放置されている銘柄が結構残っています。アンビシャスやQボードなども上昇してきたら初めてバブルを警戒すべきでしょう。来週からは東証1部で決算シーズンも始まりますから、一旦は好決算を出した大型株に資金が移るタイミングかも知れません。そこで新興市場の熱が冷めたら、再度押し目を拾うチャンスがやってくるものと見ています。【ポートフォリオ銘柄】NECネッツエスアイ(1973)は続伸。地味に上昇が続いていたこの銘柄も、無事目標株価1700円に到達したので卒業となりました。通信各社の旺盛な設備投資意欲や、消防・防災システムのデジタル化などで引き続き業績は上向き。株価も今後どこまで伸びていくか楽しみですが、こちらでは一旦終了とします。フジ・メディア・HD(4676)は続伸。目標とした15万円にあと100円まで迫りましたが1tick届かず。金曜は同社以外にもテレビ朝日(9409)や東京放送(9401)など、やたら値を飛ばした放送局株。理由はよくわかりませんが、出遅れ感と売り長による好需給が原因と思います。その空売りも日証金の貸株残高を見るとまた一段と増えています。空売りという燃料を注入しながらロケットはまだ飛び続きそうな感じです。【注目銘柄】インタースペース(2122)は大幅続伸。こちらは23日より有料メルマガにて取り上げましたが、以後大きく伸びています。アフィリエイト(成果型広告)の大手ですが、足元では円安が進行してFX絡みの広告が増えているのだとか。株関係も増えてそうですけどね。マザーズ市場を見るとバイオがやたら強いので他の銘柄が霞んで見えますが、IT系も次第に物色される地合になってくると思います。引き続き要注目の銘柄です。もっと色々と書きたいことがありましたが、いつものパターンで文字数オーバーになったのでこの辺で。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年01月26日
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最近どうも睡眠の質が悪く、そのため日中の集中力を欠いています。生あくびばっかり。ふぁー。どうも眠りが浅いために夢をよく見ますし、まだ真っ暗で寒い中で起きてしまいます。お陰様で最近は随分早起きになって、今まで見ていなかった早朝のテレビ番組とかも見るようになってしまいました。以前は明け方にトイレに行きたくなって起きたりしていたのですが、最近は寒くなったにもかかわらず、あまりそんな感じは無いのですが。夢も変な夢ばかり見ます。昔は結構幸せな夢しか見なかったのに、最近は必ず何かしら嫌な夢を見ます。今日も何らかの原因で嫁と喧嘩する夢を見ましたし、この前なんて夢の中で夢を見ていましたし。起きたらまたそれも夢だったという(-。-;)まあ一般的に夢は悪い夢の方が吉兆とされるので、きっと現実が幸せなんだろう、ということにしておきます(;^_^A昨年の大晦日に、母が坊さんが家に入ってくる夢を見たそうです。母は「コレは縁起が良い!きっと宝くじ当たってるんだ!!(^_^)/」と喜んでいましたが、ネットで調べてみると「坊さんの夢は近々近親者が亡くなる予兆」とか書いてあって、一転超ブルーになっていました(-。-;)ちなみに今のところ幸いにして誰も亡くなっていませんが、宝くじは大ハズレでした(T△T)今年はお年玉付き年賀ハガキも50枚来て1枚も何も当たりませんでしたし、母も100枚くらい来て切手シート1枚(-。-;)なんだかんだで今年も1ヶ月近く経過しましたが、あんまり良い出だしではありません・・・。
2013年01月25日
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★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中! 専属のアナリストがなんと一ヶ月3,150円~!ここでしか手に入らない情報があります!ブログを更新しない日も、有料メルマガで相場観を提示しています。 ▼HP「じょうしょうダルマ」からお申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/ ※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は反発。前日のNYは下院で債務上限を5月半ばまで暫定的に引き上げる法案が通ったことを受けて堅調。IBMの好決算もダウを60ドル程押し上げました。ただ引け後に発表されたAppleの決算は過去最高益となったものの、市場予想を下回ったことで時間外で大きく売られる形に。それを受けた日経平均は前日終値を挟んで一進一退の動き。ただ11時にHSBCによる1月の中国PMIが改善と発表されると、為替が円安で反応。それを受けて主力株中心に買い戻しの動きが強まり、日経平均は次第高に。昼休み時間中に先物が一気に騰勢を強めると、後場はそのまま堅調な推移。西村副大臣による円安容認発言も支援材料になりました。北朝鮮が核実験の準備と伝わって中国株が弱まっても何のその。10600円を回復して引けました。売買高は32億株、売買代金は1.8兆円と今年の中では最低水準でしたが、それでも昨年に比べると高水準の商いを継続中。投資判断は「やや買い」。本日の市場ではアメリカ下院で債務上限を5月まで引き上げたことがあまり材料視されていないようですが、個人的にはかなりの好材料ではないかと思います。下院は共和党が多く占めるので、2月でまたもめるのではないかと見られていましたが、実質的に既に解決した格好に(少なくとも短期的には)。先般より当ブログでも「2月には他にもイタリア総選挙や決算通過による出尽くしなどがあることから、一時的にも下落転換する可能性がある」と述べてきましたが、一番大きな問題が先送りされたことで、この上げ上げ相場が2月もまだ続くものに修正します。「節分天井彼岸底」なんて言葉がありますが、統計的にはほとんど半々の確率で、頼りない格言ですし。であれば、当面ドル円は100円をターゲットにして進んでいきそうです。何故なら日本は立派な経常赤字国。円安誘導しても海外からとやかく言われる筋合いもありません。まして周辺国がキナ臭さをプンプン放っている地政学リスクまであります。今の相場は完全に「円安出戻り相場」。円安株安・・・となると完全な日本売りですが、今は円安がきちんと株高に繋がる好循環です。まだまだ日本は大丈夫な国。何よりアメリカが強い。逆に言えばこれだけ急速に日本株が戻っても、アメリカの戻りを見るとまだ全然だということがよくわかります。アメリカは07年以来の高値水準であり、当時の日経平均は15000円でした。まだ4500円も幅があります。 と言っても、アメリカの方は景気指標がきちんと改善してきているという裏付けがあるので、日本株も15000円に戻るとは簡単には言えません。しかしアメリカも失業率が当時5.8%だったのが今はまだ7.8%。財政の崖という問題もまだ残っていますし、周辺の国々もゴタゴタしていますし。今の株高は、必ずしもアメリカの完全復調に同調しているとも言い切れません。 確かにシェールガス革命という非常に夢を与えてくれるイノベーションがアメリカ国内で起こりましたが、これも数年もすれば各国から掘り起こされて、アメリカの優位性は次第に薄れていくでしょう。ですからアメリカも悠長に構えているわけにはいきません。 で、アメリカで起こった革命と同じくらい株式市場に夢を与えてくれるのが、日銀の物価目標2%・・・と言えなくも無いとも思います。長い長いデフレが本当に終わるのであれば、インフレに強い金融商品である株が上がらないわけがありません。大きな戻りの流れはまだ止まないでしょう。現実的に到達はかなり厳しそうですが、今くらいは夢を見ても良い頃合い。では円安がいつまで続くか。これはやはり今話題になっている次期日銀総裁人事が固まるまででしょう。4月で任期切れの白川総裁の後任が誰になるか、それが具体的に決まるまで今の流れは大きく変わらないと思います。ちなみに白川総裁は5年前に福井総裁の後任がなかなか決まらず、一時空席になっていた総裁のイスに見切り発車的に座ることになったという経緯があり、今回の総裁人事も果たしてすんなり決まるかどうか。参院での駆け引きがカギを握りますが、あんまりゴタゴタするとまた円高反転要因になりますから、この点は注意が必要です。後はやはり5月のアメリカ債務上限引き上げ、そして「Sell in May」が気になります。そして参院選も近づきますし、来期の決算見通しも出てくる5月は今年の大きなターニングポイントになると言えそうです。逆に言えば、大きな流れは5月までは変わらないのではないでしょうか。前回も書いたように今は押し目買いのチャンス。多少過熱感から日本が押しても、今はアメリカが調子良いので引きづり上げてくれそうです。そのアメリカは今晩のAppleにどこまで足を引っ張られるかが気がかりですが、その他の銘柄の調子が良いので被害は最小限に食い止められそうです。そもそも、今回の決算を見る限りAppleは言われている程悪くはありません。ただ期待感が高まっていたのも事実。今後はグロース株としての見方から、バリュー株としての見方に変わっていくものと思われます。PERは10倍台でマイクロソフトとほぼ変わりませんから、落ち着きが戻れば今後は500ドルを中心とした値動きになっていくのではないでしょうか。話を日本株に戻しまして、短期的なことを言えば目先売り買いが交錯することでやや横ばいに近い動きが続くと思いますが、売りも枯れれば再度騰勢を強めていくものと思われます。引き続きドル円で88円割れ、日経平均で25日線割れまで現在のトレンドは続いていくものと見ています。新興市場は「強気の買い」。本日も両指数共に堅調。マザーズ・JASDAQ共にバイオがこれでもか、というくらいに上がっており、今年に入って指数の上昇が顕著です。本当に強い相場と言えます。過熱感が無いとは決して言えませんが、マザーズ指数は算出スタートが1000ポイントですから、1000ポイントまで行ったとしても何ら不思議はありません。一方向に傾き出すと手が付けられなくなるのが新興市場の特徴。信用無制限とのケミストリーを起こした同市場がどこまで駆け上がるかに注目です。【ポートフォリオ銘柄】GCAサヴィアンG(2174)は反発。案の定今年に入ってからはイマイチな動きが続いていますが、相方の日本M&Aセンター(2174)はシレッと年初来高値を更新。約5年ぶりの高値水準となっています。それぞれ共に決算の数字は良いでしょうから期待感が高まります。フジ・メディア・HD(4676)は反発。本日は安寄りした後に切り返し、あっさりと145000円に到達。昨年8月の戻り高値を上回ってきました。チャート的には包み陽線を示現し、勢いがありあり。ここまで来てしまえば15万円到達は時間の問題か。空売りも増えてきていることで、買い戻しによる上値追い継続に期待です。昨日寄り付きより買いポートフォリオ入れとなった学情(2301)は続落。ちょっと今の相場の旬では無いので動きが悪いですが、25日線に支えられる形でストキャスは割安圏に。一目均衡表の遅行線も実線に下支えされる水準であり、下値は固いと見ます。【注目銘柄】ワコム(6727)は大幅高で値上がり率上位。こちらは16日より有料メルマガにて買いで取り上げ。その後はスルスルと上昇が続き、昨日は今期見通しの上方修正と増配を発表。文句なしの大幅高となりました。目標とした30万円にほぼ到達してきたので、以下に取り上げ根拠を記します。「【評価】業績 ○テクニカル ○(三尊を上抜けたら◎)需給 ○同業他社比 △その他ポイント ユーロの円安進展 ペン入力のタブレットで世界首位。今期はサムスン製のタブレットGalaxy Noteに電子ペンシステムが採用されコンポーネント事業が好調に推移し、通期見通しを上方修正。同時に中期経営計画を発表し、16年3月期までに売上高1200億円以上、営業利益率15%以上を計画。通期上方修正は上半期修正分を上乗せしたのみであり、下半期の見方は保守的。足下で為替が円安進捗していることからも、再度増額修正の可能性も高まってきている。 テクニカル的には11/6,11/26,12/13の高値で三尊天井を形成。一旦は調整の流れに傾きかけた。しかし地合の好転や75日線に支持される形で再度持ち直しの動き。12/13高値の「右肩」部分を上抜けて、25万円に4度目の正直で突破をかける。25万円を抜けたら相当に強い上放れの動きが出てくるものと見られる。 MACDやパラボリックは好転。一目均衡表も再度三役好転に回帰し、ストキャスは高値圏となっているが、ボリンジャーバンドは+2σが再度拡張傾向で、これに沿った上昇が今後も継続していけるものと見込まれる。週足でもそれぞれ似たような形に。 需給面では足下が4年ぶりの高値水準であり、25万円を上抜ければ上値は一気に軽くなる印象。信用買い残は差し引き7400株と増加傾向は気になるが、日々の出来高でも十分こなせるレベル。また年末年始の戻り局面において、一定量は整理が進んでいるものと見受けられる。 予想PERは23.5倍で、東証電機機器の平均42.9倍との比較では割安。PBRは5.1倍で、同0.9倍との比較では割高。予想ROEは23.1%で同2.1%との比較では高い。配当利回りは1.4%で市場平均の2.0%に比べると低い」約5年半ぶりの高値を付けてきましたが、同社の中期計画などを見る限りこの程度の株価で収まる器とは思いません。ただ、目先は大きめの数字が出てしまいましたし、昨年9月安値165000円→11月高値248900円の差83900円の幅を12月安値214500円から当てはめると298400円、ということで、ほぼ本日の高値に一致。とりあえずは一旦ここまでにしておくのが無難なような気がします。また調整の後に拾いたい銘柄です。クックパッド(2193)は反発。こちらは前回も当欄で取り上げましたが、有料メルマガにて15日より買いで取り上げ。昨日は高値更新後さすがに調整が入りましたが、本日すぐに反発してきています。来週30日引けにTOPIX調整買いが予定されていますから、買い需要は確実にあるということです。更なる上値追いに期待大。ロングライフHD(4355)は続伸。こちらも以前当欄で取り上げたことがありますが、今年に入って有料メルマガにて取り上げ、上昇率が20%を越えた大成功銘柄でした。18日配信のメルマガにて「引き続き強気で、特に本日出来高がほとんど膨らんでいないこと(10/3や12/10と比較して)、無制限信用の暴威が訪れれば、こんなものではないこと、から、もう少し欲張っても良いのではないか」とし、強気見通しを継続しています。本日再度上値追いの動きが出てきた感じに。ここから信用の暴威を巻き込んだ大化けに期待です。 その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年01月24日
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今日のブログネタは何にしよう・・・なんて考えていたら、突然飛び込んで来た大ニュース!(私にとっての)。日ハムの糸井選手がオリックスへ電撃移籍ということで、かなり度肝を抜かれました。えぇ!?マジで!?(××)糸井選手は元々投手でしたが、その身体能力の高さで打者に転向。そこで才能が大開花して、打ってよし、守ってよし、走ってよしの三拍子揃ったファンにとって非常に頼もしい選手でした。あの新庄選手の後継者と言われた森本ひちょり選手からポジションを力で奪い取った実力者。そんな糸井選手がいなくなるなんて・・・(T△T)鉄壁の外野陣は一体どうなるのでしょう?個人的にはかなり不安です。今まで日ハムは毎年主力選手が一人ずつ抜けていくチームでしたが、それでも選手の育て方が上手いので何とか毎年首位争いに絡み、昨年は栗山新監督の下パリーグ制覇も果たしました。ただ優勝を逃した今オフは、田中賢介選手のアメリカ移籍は計算内として、吉井コーチの退団と今回の糸井選手の流出は予想外。そして、個人的には八木投手がいなくなるのも残念です。球は速くないものの、絶妙のコントロールで、新人王を獲った06年のノーヒットノーラン・・・ならず(チームも点を取れなかったので、公式的にはノーヒットノーランにはならないものの、延長戦まで安打を許さなかった)だったことも、未だに鮮烈に記憶に残っています。うーん、首脳陣は一体何を考えているのでしょうか?糸井選手の宇宙人的な言動、契約更改でゴネたこと、などが気に入らなかったのでしょうか?梨田監督の時には懲罰的に引っ込められたこともあったりして、クセのある選手だというのはわかりますが。元々糸井選手も今オフにはメジャー挑戦と言われていましたから、あと一年の間に新しい外野手を育成するものと思っていましたが・・・。そうは言っても毎年上手くやりくりしているファイターズのことですから、今年も何とかしてくれるのでしょうか?個人的にはどうも球団も選手もあまりファンのことを考えていないんじゃないか、という程サバサバしているのが引っかかるのですが。ベンチの雰囲気は良いみたいですけれど・・・。ともかく今はファイターズを信じるのみ。新戦力としてオリックスから来られた赤田選手、大引選手、木佐貫選手に期待しましょう。
2013年01月23日
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★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中! 専属のアナリストがなんと一ヶ月3,150円~!ここでしか手に入らない情報があります!ブログを更新しない日も、有料メルマガで相場観を提示しています。 ▼HP「じょうしょうダルマ」からお申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/ ※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は続落。前日の海外マーケットがしっかりしていたことや昨日下落の反動もあって、朝方は買い先行のスタートに。しかし後場に日銀政策決定会合の結果公表を控えて、次第に様子見の売りが出る展開になりました。後場間もなく事前予想通りの「追加金融緩和と2%の物価目標設定」が決定と伝わると、ドル円が90円まで一気に円安に進んで先物も急速に切り返しの動き。ただ買い一巡後は想定の範囲内との評で再度マイナス圏に。その後も引けにかけて切り返すなど、方向感無く乱高下。結局は戻し切れませんでしたが、下値買い意欲が強い一日でした。売買高は40億株弱、売買代金は2.1兆円と相場は活況でした。投資判断は「やや買い」。日銀の金融政策決定会合という今年最初の重要イベントを通過し、後場は力尽きた感じになって一つの相場のターニングポイントになりかけている印象もありますが、私はむしろここはまた押し目買いのチャンスではないかと思っています。「予想通りの内容、しかも最低限の施策で終わった。だから出尽くしで上げ相場終了」・・・という単純なロジックに当てはめられるほど、今の相場に勢いが無いわけではありません。連日の売買高・売買代金から見られるエネルギーは、利食い売りをあっという間に一巡させ、再度騰勢を強めていくものと見ています。今回の内容が他の施策、例えば外債購入も付利廃止も無かったのは失望に繋がりましたが、逆に白川さんが去った後のお楽しみとして残ったという前向きな考え方も可能です。今の段階で全て出尽くしてしまうのが必ずしも最善では無いでしょう。後のターボとして残しておくのが懸命です。何より強いのがアメリカでしょう。12月頃に「ダウは11年10月、12年6月の安値を結ぶ下値抵抗線が上値抵抗線になっていることから、ここを突破しないと厳しい」というようなことを書いた覚えがありますが、5年ぶりの高値を付けて上値を更新してきました。そもそもS&Pはずっと下値切り上げでここまで来ています。ただ個別で言えば、今晩のNYの決算(GoogleやIBMなど)が気になりますし、明日のNY市場でAppleの決算が一番注目とも言えます。この辺りを無事通過できれば、もしイベント通過による出尽くしで日本が推進力を失ったとしても、アメリカに引っ張り上げられる可能性もまだ十分あります。少なくとも安易な空売りは避けた方が良さそうです。為替に関しては、前回も示したようにドル円は90円では達成感もあってやや横ばいが続きそうですが、長期的には経常収支が赤字継続ですし、トレンドに変化は無いでしょう。株も為替も下がるまで付いていくのが過剰流動性相場における基本スタンスです。つまり完全にトレンドが崩れるまではダマされたフリをする。「今が株の買い時!」と特集を組んだ週刊誌がたくさん出回ってきましたが、それに乗せられたアホな大衆のフリをしてでもついていくのが今は逆に懸命と思います。そのトレンドの崩れの一つの目安は、ドル円で88円割れ、日経平均で25日線割れあたりでしょうか。本日発表の信用買い残はまた一段と膨らんだ様子ですが、その買い残などがある程度投げられる形になれば、11000円突破も見えてくるものと思います。新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。東証1部が弱くても新興市場は強く、個人投資家の強さを表しました。引き続きバイオ株などで勢いのあるものが目立ちますが、後述のように買い取り価格引き下げを嫌気した太陽光関連株は下落。マザーズ指数は500ポイントの節目を突破しまだまだ伸び盛り。ここで回転を効かせて資金を生かせられれば、個人投資家の買いが東証1部も救いそうです。【ポートフォリオ銘柄】昨日寄り付きより買いポートフォリオ入れとなったフジ・メディア・HD(4676)は反発。全体地合が弱まる中で逆行高となり、昨年8月の戻り高値水準を超えてきました。同社は大型株の中でも配当利回りが3.1%と高く、外国人買いがドンドン入ってくる大量の資金の受け皿として間違いがなさそうです。そもそも私のポートフォリオ銘柄は現在みずほFG(8411)やドコモ(9437)など、3%以上の高配当銘柄大型株で固めていますが。また本日発表の信用残高でも、市場全体では信用買いが増え続けている中で、同社は逆に空売りが増え続けて差し引き2000株超の売り長に。昨年8月の水準まで戻してきました。そして昨日・今日と日証金でも貸株が増え続けていることから、今後は売り方の買い戻しも期待できます。昨年来高値更新を目指して伸びていきそうです。さて、今回はまた一銘柄買いポートフォリオに加えたい銘柄があります。それは学情(2301)です。新卒向け就職情報専業で首位の同社ですが、先月7日に発表した前期決算は残念ながら減収減益。来年3月卒業の新卒から企業の採用広報活動が12月~になり従来よりも2ヶ月後ズレしたこと、また公的分野の大型受託案件が終了となったことで苦戦しました。ただ今期はその反動もあって増収増益を見込んでいます。5月から中小企業の採用意欲が活発化したこと、その結果「就職博」の参加ブースが約1.5倍にも伸びたことで、事業環境は改善している模様。 また自社商品の比率が高まっていることで、粗利益率は大きく改善。ネットの情報サイトもスマホ向けが伸長していることで、全分野で伸びが顕著になっています。そもそも、足元の景気回復期待感から失業率も徐々に改善傾向にあり、一段と学生の採用意欲も高まってきています。 テクニカル的には75日線までの移動平均線を上回って上値は軽くなってきている感じ。昨年9月と11月の安値でダブルボトムを形成しており、あとは上方に控える200日線さえ突破できればバッチリです。一目均衡表は三役好転の形で上昇トレンド継続中。ストキャスも割安圏で再好転間近となっており、再度反転タイミング。 需給面では9/11の下落で出来高が膨らんだところ、また先月の決算を受けて出来高が膨らんだところを上回って推移しており、下値が固まっている感じ。現在は昨年8月に280円~300円辺りで溜めた価格帯出来高で足踏みが続いていますが、ここを上放れるとこちらも下値支持帯になってくれそうです。信用買い残は差し引き14万株で日々の出来高に比べると重いですが、9月以降次第に改善しつつあり、だいぶほぐれてきた感じです。4、10月決算銘柄ではありますが、配当利回りは3.3%と高いのも特徴です。目標は400円で。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。 【注目銘柄】関西ペイント(4613)は大幅高。こちらは昨日引けに「日本ペイント(4612)に対しシンガポール社が大量買い付け」と発表されたことを受けて、今朝配信の有料メルマガで「同業の関西ペイント(4613)が狙い目だと思います。関西ペイントの方が株価の出遅れ感もありますし、売り長ですし。1050円くらいまでで寄り付くならば行ける」としました。結果、共に値上がり率ランキング上位には入ってきたものの、案の定日本ペイントが陰線だったのに対し、関西ペイントは陽線を引いて大成功。上手く見極めることができました。サニックス(4651)は大幅安。こちらは今朝の日経で「茂木敏充経済産業相は21日、2012年度に1キロワット時42円としている太陽光発電の買い取り価格について、13年度は「30円台後半に引き下げることができる」との見解を明らかにした。」とあったので、今朝配信の有料メルマガにおいて売り銘柄として取り上げ。ただ需給が良いのでどうかとも思ったのですが、結果論的には上手くいきました。何故か太陽光関連株だけはやたら相性が良いです。正直、明日にでも全体地合が弱ればすぐさま反発してきそうなので、極力デイトレに徹するヒットアンドアウェイが良いと思います。いずれにせよ、どう考えても買取制度崩壊は時間の問題。太陽光設備も安くなっていますし、電力料金高騰問題もあって買取価格は高過ぎます。業者にしても大きな企業から怪しげなペーパーカンパニーっぽい会社まで、軒並みメガソーラーを設置しています。いずれ何らかの問題が表面化して、見直し機運が高まってくるでしょう。クックパッド(2193)は続伸。先日も当欄で取り上げましたが、有料メルマガにて15日より買いで取り上げ。17日のいちよしによる強気のレポートが出てから上値ブレイクで強い動きが続いています。前回もチラッと書きましたが、実は他にも同社は10日に東証から発表されたTOPIX浮動株比率調整係数の変更に伴う買いが今月末に見込まれており、そのうちの買い需要の大きい銘柄の一つでもあります。http://www.tse.or.jp/market/topix/data/b7gje600000054ph-att/change-j.pdfそんなわけで、もう一週間くらいは引き続き買われるべき材料があります。同社は典型的な内需株ですから円高反転に対する売り圧力もなく、2年半ぶりの高値水準はしこりも少ないところ。まだまだこの勢いは止まらないでしょう。応用地質(9755)は反落。こちらは17日より有料メルマガにて買いで取り上げました。昨日は同業の川崎地質(4673)が決算を受けてストップ高となったことを受けて、同社にも連想買いが入りました。大幅の上昇を見せて値上がり率上位にランクイン。本日はさすがに反落となりましたが、こちらも上値切り上げ型の典型的な上昇トレンド。まだまだ上値追いの動きは続きそうです。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年01月22日
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先週はこちら富山でも雪がまた降ってきて、一週間雪マークの嫌な感じでしたが、思ったより積もらずに一山越えた感じでホッと一息(;^_^Aそれでも連日寒い日が続きます。そんな金曜に車で出かけよう・・・と思ってエンジンを回しても「キュキュキュキュキュ」と空回りしているような音がするだけで、全くエンジンがかかりません(・・;)あれ?どうやらあまりの寒さでバッテリーが弱っている様子。今まで例年豪雪などでも問題はなかったのですが・・・。何度試してもダメだったので、結局その日は寒い中歩いて出かけることに(T△T)翌日も昼に試してみたのですがダメ┐( ̄ヘ ̄)┌バッテリーも去年替えてそんなに使ってないはずなのになぁ(T△T)もう少し時間を置いてダメならJAFを呼ばないとダメかな・・・なんて思いながら、一日で最も気温の高いとされる14時にダメモトで再トライしてみると、何とか「ドルルルル」とエンジンがかかってくれました(^^)ふぅー。エンジントラブルは今まで運転してきて初めてだったので、非常に困っていました。車の知識全然無いですから、ネットでアレコレ調べてはみるものの、結局は素人の付け焼き刃。何の解決にもなりません┐( ̄ヘ ̄)┌まだ家で起きた出来事だったから良かったものの、例えば昔は仕事で山の方のお客さんのところに行くこともありましたから、その時に動かなくなっていたら終わってましたね( ̄Д ̄;;生死に関わる問題になってますよ。今の車はこれでかれこれ9年乗っているので、今年はいよいよ買い換えを検討しないといけないのかも知れません。個人的には何とか車とスマホは無くして生きていきたいと思っているのですが・・・。田舎でもカーシェアリングとか発展してくれんかなーと思います。
2013年01月21日
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★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中! 専属のアナリストがなんと一ヶ月3,150円~!ここでしか手に入らない情報があります!ブログを更新しない日も、有料メルマガで相場観を提示しています。 ▼HP「じょうしょうダルマ」からお申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/ ※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜大幅続伸。前日のNYは予想を上回る新規失業保険申請件数の減少や住宅着工の増加を受けて堅調。S&Pは一時5年ぶりの高値を更新してきました。それを受けた日経平均は朝方から大きく買われる展開に。インテルの決算は悪く時間外では下落したものの、巨額な設備投資計画を受けて半導体関連株が買われるスタートに。また甘利さんが発言を修正し、ドル円が一時90円台に入ったことも材料視されました。ただ前場は寄り付き5分の値幅の範囲内で動く小動きに止まりました。それでも後場に今度は安倍氏のブレーンである浜田宏一氏が「ドル円は100円までは問題ない」と発言したことを受けて円安が進展。再度90円乗せとなったことで株買いが加速。引けにかけても売り方の買い戻しと見られる買いが入り高値引けとなりました。結果、TOPIXの方は昨年来高値を更新。売買高は40億株弱、売買代金は2.2兆円と前日と同様に活況でした。投資判断は「やや買い」。金曜のNYは前日に決算を発表したインテルの下落が相場を圧迫したものの、モルガンスタンレーなどの好決算を受けて堅調。S&Pに続きダウも5年ぶりの高値を付けてきました。アメリカは景気先行指標とされる輸送株指数が1895年の算出以来最高値を付けるなど、本当に強いという感じです。来週の月曜は今度はアメリカの方がキング牧師の誕生日でお休み。要人が変なことを言わなければ(少なくとも甘利さんは「為替についてはコメントしない」と公言したので黙っていてくれるはず)、月曜もポジション調整の売りが出辛く、11000円を目指す形になると思われます。シカゴ225は10950円に。日銀の金融政策決定会合があるので、とりあえず結論の出る22日の火曜前場までは良いとして、後場にまた動きが出るかどうか、というところです。個人的には日経にも報道されたように、日銀は政府に白旗を揚げた形で「追加緩和、2%のインフレターゲット採用」となると思います。為替に関しては先般より言及しているように「口だけ介入」でトレンドが変わるわけもありません。とりあえず海外に対しての義理は果たしたので、やや混乱はあったものの、結果的には良い調整になったような感じです。90円では達成感もあってやや横ばいが続くかも知れませんが、長期的には経常収支が赤字継続ですし、円安トレンドに変化は無いと思われます。もし本当にドル円が100円となれば、1円の円安で日経平均が200円高くなると言われている通り、このまま13000円を目指すことになるか・・・と言うとさすがにそんな単純ではないでしょう。特に再来週から決算が本格化してくるに辺り、足元の急速な円安環境を織り込んだ数字が出てくるので、円安に対する感応度は悪くなってくるはずです。ともあれ、来週は引き続き上値追いが続くものと見ます。チャート的にも日経平均・TOPIX共に5日線を回復してきました。何よりTOPIXのチャート形状が良く、新高値でMACDの暗転を拒否する形になりつつあります。日経平均も当然連れ高せずにはいられず、今週の調整場面がやはり先般指摘したように押し目買いのチャンスだったという感じです。新興市場は「強気の買い」。金曜は両指数共に堅調。JASDAQの方は特にTOP20銘柄の上昇が大きく、同指数は遂に算出来高値を更新。ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)と一建設(3268)の上昇が大きく寄与している様子。特に一建設は上場来高値を更新してきています。月曜はアメリカ市場が休場ですから、また一段と新興市場に関心が向かいそうな感じです。足元随分上がってきた感覚はありますが、例えばマザーズ指数は算出スタートの1000ポイントの半分にも達していません。まだまだ伸びしろがある状態と言えるでしょう。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は続伸。アメリカでは引き続き金融株の好決算が相次いでおり、邦銀にも好影響を与えています。また来週には連続金融緩和が見込まれており、緩和となれば金融株にとってプラス。引き続き過剰流動性相場が、逆に同社のようなしこりの多い出遅れ銘柄の追い風になりそうです。ソフトクリエイトHD(3371)は続伸。引き続き小動きながら高値圏をしっかり維持して5日線の上昇を待っています。1450円での値固めを終えて、後は上がっていくだけ。さて、今回は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはフジ・メディア・HD(4676)です。これまで注目銘柄のコーナーで色々コメントしてきましたが、有料メルマガで取り上げてから日も経ったのでポートフォリオ銘柄に取り込んでいきます。フジテレビを中核にしていますが、出版や通販、更にサンケイビルを取り込んだことで不動産銘柄としての側面も強くなっている銘柄です。これまで紹介した取り上げ根拠をまず箇条書きに。・お台場の立地を利用した不動産株としての一面・東京オリンピック誘致に対するイベント的な盛り上がり・お台場カジノ構想に対する期待感上述以外の根拠としては、まず純粋に景気回復期待に対する広告出稿の回復が期待されることです。そういった背景から電通(4324)や博報堂DYHD(2433)、アサツーディ・ケイ(9747)といった広告代理店株も軒並み堅調な推移となっています。特にテレビ局は不況の波が押し寄せて、派手な番組制作が出来なくなっています。その分、制作費を抑えた番組作りが浸透し、例えば高額なギャラを支払って作られるような大御所のネームバリューを冠した番組は明らかに減っています。加えて自民党政権になってから「総務省による緊急経済対策で、放送技術や番組などコンテンツの輸出事業強化へ」という方針が進んでいるようです。http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130108/mca1301080701008-n1.htm 丁度お隣韓国がメディア戦略で上手いことやっていることに対抗して、国レベルでバックアップしようという動きの様子。国策となれば、息の長いテーマになってくる可能性もあります。韓国と言えば同社は韓国に傾斜し過ぎとネトウヨさんの標的になっていますが、個人的には他局もBSなどを見たら韓流だらけで大差ないと思います。やはり今の不況が安いソフト購入に繋がっているわけで、経営という面では仕方ないのでしょうね。CMがパチンコやSNSゲームだらけという現状も、景気さえ回復すれば改善されてくるものと思います。その他大ヒットタイトルの映画やイベントの成功、課題だったネットとテレビの融合を押し進めていることなど、業績的にはなんだかんだで10年3月期を底に順調な回復傾向にあります。本業の不調を他で補い、そして本業も回復傾向にあるところがポイントと言えましょう。同社筆頭株主の東宝(9602)も足元では株価急成長。テクニカル的には昨年4/4や8/2の高値を結ぶ上値抵抗線の延長線を明確に上放れ、第一関門を突破。現在は8月戻り高値141900円を意識したもみ合いが続いていますが、12/19に商いを伴って急騰したところで上昇スイッチが入ったような感じになっており、75日線も来週から急速に上向いてくる日柄であることから、突破はほぼ想定線と言えそうです。需給面でも売り長の状態が続いており、昨今は特に相場のイケイケムードから信用買い残が増加する銘柄が多い中で、同社は売り残が一段と増えました。今週も日証金ベースで更に積み上がっているので、売り方の買い戻しに期待できる状態が整っています。予想PERは11.7倍で同業の他民放4社平均よりも低く、実際に最も割安な水準(単純平均56.6倍)。予想ROEは5.2%で同2.9%との比較では高く、実際にも最も高い値。配当利回りも3.2%で同1.8%との比較では高く、やはり最も高いですし東証1部平均利回りとの比較でも高い数字です。目標株価は15万円に。月曜の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。【注目銘柄】ロングライフHD(4355)は大幅高。こちらは有料メルマガにて8日から取り上げ。昨日までを投資期間に設定していましたが、最後の最後でドカンときてくれました。目標は更に上に見ていたのですが、上昇率は20%超になったわけですから、大成功といって差し支えないのではないでしょうか。金曜の急騰は日経で「介護各社が中国に参入」という記事を材料にしているということですが、同社についての言及がなかったため、気付かれるのに時間がかかった模様。そうでなくても以下のような理由から上がる下地があったと思います。そんなわけで取り上げ根拠を以下に記します。例によって文字数制限の関係で一部抜粋です。「関西中心に介護付き有料老人ホーム展開。入居一時金が数千万円単位の富裕層向けのホームを運営し、足元の入居率は70%とまずまずの水準を維持。その他調剤薬局事業や福祉用具レンタル、給食事業などを手がけて、一環したサービス提供を手がけているが、そこで培ったノウハウを元に中国への進出も実現。更にインドネシアや他の東南アジア地域への進出も計画し、足元でプロジェクトが進行中。 先月14日に発表した決算では今期も引き続き大幅な増収増益を見込む。新ホームを芦屋、京都に開設し、介護保険報酬に過度に依存しないビジネスモデルから競争力を確保。M&Aや海外展開を駆使しつつ、成長の手を緩めない構え。 テクニカル的には各移動平均線を上回って上値が軽い状態。特に昨年末から270円の壁をなかなか突破できなかったが本日あっさり上抜いて、昨年4月の高値も上抜き年初来高値更新。11年11月、12年1月、12年10月安値などを結ぶ下値支持線とで形成される三角持ち合いを上放れる形で、06年10月以来約6年ぶりの高値水準となってきた。 MACDやパラボリックは好転。一目均衡表は三役好転の形で、ストキャスは暗転ながらも過熱感を冷ましつつある。ボリンジャーバンドは+σ~+2σの間のバンドウォークの流れとなっており、このまま上昇トレンドが継続していくものと予想。週足でもほぼ同じような傾向が読みとれる。 需給面では上述のように約6年ぶりの高値水準であることから上値のしこりはほとんど無い状況。信用買い残は差し引き26万株と多いものの、11月からは減少傾向にある。また本日程度の出来高が続くのであれば、十分戻り売りをこなすことができそう。 予想PERは10.8倍で同業のメッセージ(2400)の17.6倍との比較では割安。またPBRも1.1倍で同1.9倍との比較では割安である」個人的にはまだまだ上があると思いますから、再度強気に見ていきたいところです。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年01月18日
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前回のMAKERS読後感の続きです。(人は自分が手を加えたものに非常に価値を感じるので)自分が参画したプロジェクトに対して同様の製品以上の値を付ける傾向があり、独自色を出すことができる。独自色が出せれば、高い利益率を保つことができる。ものづくりは今後小ロット生産による個人MAKERの時代がやってくる。それは大企業の時代の終わりを意味するものではなく、大企業による「独占」の終了を示す。ニッチな分野に個人MAKERが入り込むことで、多様化する顧客のニーズ(多様化してきたのではなく、元々潜在的に多様化のニーズがあったのに、供給面がそれに応えることができなかった)に対応できる。それは丁度ビンの中に入れたビー玉が大企業として、その隙間(ニッチ)に砂を詰めるのに例えることができる。その砂の一粒一粒が個人MAKERであり、それで社会の需要を満たすことができる。それはアトム社会におけるロングテールである。ロングテールとは無限の陳列とほぼ同義語で、今やネットで探せば自分の欲するものが必ず見つかるが、今後は自分で簡単に低コストで作れるようにすらなる時代の到来である。最終的には大部分を占めている中国での製造(=人件費の小さい国に生産を委託するというものづくり)は優位性を失うものの、中国は今は各部品のサプライチェーンが調っているため、まだ優位性が続く。小ロット生産のニッチなものは移動コストのかからない国内で、大規模な生産はコストの安い海外で、というような場面場面に応じた棲み分けが行われるだろう。そもそも模倣品を作る「山寨」の技術は(倫理的なものは別として)究極的なオープンシェアの形だと受け入れられれば、ものすごいイノベーションの可能性を持っている。ネットによる共有と、3Dプリンタを始めとする環境が整ったことで、手先が不器用な初心者でもものづくりを始められる。誰でもアイデアさえあれば大企業と同じ土俵で戦える素地ができた。・・・他にも色々と自身の実体験を交えた内容で書いてくれていましたが、私の中で印象で残ったのは大体こんな感じです。正直同じような内容が繰り返し書いてありますし、全ての製造業に同じことがあてはまるとは思えませんが、ものづくりの流れが変化する下地が調っているということを彼は教えてくれます。毎回氏の著作を読むたびに「今のこの世の中が何故このように動いているのか」「今まで非常識であり得ないと思っていたことが常識になっている」という新しい発見があり、知的好奇心を非常にくすぐります。そして、この閉塞感ある世界経済の中でも、アイデアがあればチャンスは無限に拡がるということを感じさせてくれて、非常にワクワクさせてくれます。きっと皆様のビジネスや人生にも様々な形でプラスに作用してくるのではないでしょうか。知ることは知らないことよりも必ずプラスになりますから。是非ご一読を。
2013年01月18日
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★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中! 専属のアナリストがなんと一ヶ月3,150円~!ここでしか手に入らない情報があります!ブログを更新しない日も、有料メルマガで相場観を提示しています。 ▼HP「じょうしょうダルマ」からお申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/ ※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反発。前日のNYは787に不具合が相次いだボーイングの急落で軟調だったものの、GSやJPモルガンの決算が良かったことでS&Pはしっかり。iPhone5の成長ストップやタブレット端末市場でNexus7に首位を奪われるなどで下落が続いていたAppleが反発したことでNASDAQも堅調でした。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。昨日の急落の反動と為替の円高が一服したことで、ひとまず買いが入りました。ところが為替が再度やや円高に振れると、昼休み中に先物が急落。後場一気にマイナス圏に沈むと10500円を挟んだ攻防に。しかし引けにかけて再度為替が急速に円安に転じると、株も急速に買い戻し。結局何とかプラス引けで10600円台を維持しました。乱高下の結果、売買高は40億株弱、売買代金は2.2兆円と今年二番目の活況でした。投資判断は「やや買い」。政府首脳による円安牽制発言が相次いで本日途中まで株価は下落。アベノミクスだ何だと言われても、そもそもまだ何も政策は始まっていないですし、所詮は為替だけで左右される刹那的な相場が続いています。個人的には来週の日銀金融政策決定会合を前に下げておくのは、むしろ良いことのようにも思います。もし政策決定会合通過による下落となると、本格的な反転と受け止められる可能性があります。しかし今回のような政府要人の「口だけ介入」であれば、相場の流れは変わりませんから。 本日の先物の出来高を見ると11/14以降最大の枚数となっています。昨日とほぼ同程度の水準が出来ており、昨日の下落と本日の買い戻しでほぼワンペアのように見受けられます。来週の月曜はNY市場がお休みなので、今まで積み上げた買いポジションなどを少し整理したいという動きもあったかも知れません。昨今の印象としては、これまで市場全体の商いが大きく増えたことで存在感が薄まっていた先物が、夜間や昼間といった現物株市場が動いていない薄商いのところに仕掛けてきている感じです。例えば昨日も夜間に一時10500円割れしていましたし、本日は昼間に売り仕掛けに遭いました。何故そのようなことをするか、というところにメッセージが隠れています。それはつまり「相場を冷やしたい」のであり、何故冷やしたいかというと、このまま簡単に上がると困るからです。誰が困るかというと、例えばもっと安値で仕込みたいという人か、コールオプションを売っている人とか、そんなところでしょうか。なので、個人的にはこういう「せこい売り仕掛け」がある間は、まだまだ強気に見て良いと思います。つまり本質的な下げではありませんから。 と言うわけで、引き続き今の押し目は積極的に買っていく場面と見ます。昨日は後場の急落で、律儀に日銀さんがETF買いを久しぶりにやってくれました。今日の昼の売り仕掛けは、それを警戒して前場段階では成りを潜めていました。前引け段階で1%TOPIXが下落したら日銀さんがETFを買ってきますから。下値は10500円がまず一つの節目。その下にも1月安値10398円や25日線などチャート上様々な抵抗線があるので大きく下げないとは思うのですが、あまり下落に勢いが付くと、ここまでの上昇のように手が付けられなくなる(信用の無制限回転が逆方向に回り始める)ので、政府要人の方々の相場センスに期待します。それは何も難しいことではありません。つまり彼らは黙っててくれさえすれば良いのです。海外に何と言われようと。まだ何もやっていないくせに口は出したい。政治家というのは何でも自分の手柄だと勘違いしてしまう職業病があるので救われません。新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。相場の方向性は東証1部と連動しやすく、下落すると利確の動きが特に強く出てきます。マザーズではこれまで買われていた銘柄が売られ、大人しかった銘柄が買われるという循環物色の流れが出ました。本日はあのライブドアショックによる急落から丸7年目の記念日。マザーズ指数の水準はまだ当時の1/6程度であり、長期的に見ると過熱感からはほど遠いと言えます。信用無制限回転の流動性は、まだまだ新興市場を席巻する余地があります。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は反発。前日の米国市場では、JPモルガンやGSが好決算を発表。それが本日の国内メガバンク各社の安心材料につながる格好で、相場全体が弱い中でも終日しっかりした動きが続いていました。今年になってから指数は行って来いの横ばいが続いていますが、銀行株は出遅れ感からやや下値を切り上げる展開に。需給は悪くなっていませんから、上値が追いやすいと言えます。引き続き外国人買いによる上昇に期待です。ソフトクリエイトHD(3371)は反発。小動きながら高値圏をしっかり維持して5日線の上昇を待っています。明日にでも再度上放れの動きが期待でき、上場来高値更新で軽い値動きになれば注目度も増してくると思います。任天堂(7974)は続伸で高値引け。昨日・今日と地合が悪い中で逆行高を見せています。出遅れ感が強く買い安心感あり。75日線の控える9700円辺りまでは特に上値を抑えるものもなく、この上昇波動の第一目標はひとまずその辺でしょうか。NTTドコモ(9437)は反発。GSでは投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、コンビクション・リストに新規採用と。iPhoneの取り扱い開始を半年以内に決断する可能性、及び配当利回りの高さを指摘し、目標株価は158000円とのこと。足元ではAppleのiPhone販売計画未達懸念がApple株の下落を招いていますが、そうなってくると今まで強気で販売ノルマを課していた同社も、条件の緩和を出してくる可能性があります。Appleは韓国よりも日本の方が重要だと韓国でもハッキリ公言しており、アジア戦略の最重要拠点として認識していますから、日本最大の通信会社をいつまでも素通りできません。チャート的には一目均衡表の雲を遅行線が抜け出したことで一皮剥けた感。終値ベースでも9月以来の13万円台回復となっており、更なる上伸に期待です。【注目銘柄】フジ・メディア・HD(4676)は反発。こちらは以前も当欄で取り上げましたが、昨年末に有料メルマガにて買いで取り上げ。以後上値抵抗線を上抜いて、しっかりした動きとなっています。今回はシリーズ化しつつある取り上げ根拠3つ目の紹介。それはカジノ関連という側面です。自民党政権によるカジノ構想復活期待があり、一時騒がれたお台場カジノ構想が具現化する可能性も再度出てきました。カジノ議連は超党派で形成されているとはいえ、最高顧問に安倍総理と麻生副総理が名を連ねており、実現に現実味が強いです。実際に日本にカジノが出来るとしてもお台場に出来るかどうかはわかりませんが、猪瀬知事は以前から誘致に積極的です。少なくとも株式市場的には面白い材料になりそうです。そんなわけで次回は取り上げ根拠その4をお送りする予定です。お楽しみに。クックパッド(2193)は一時大幅高。こちらは有料メルマガにて15日より買いで取り上げ。地合に応じてまごまごしていましたが、本日はいちよしがレーティングを新規に「A」、フェアバリューを3400円としていることが評価材料に。新経営陣による「食のプラットホーム」へ進化する戦略が具現化しつつあるとの評価で、今4月期に続いて、来期、再来期も3割の利益成長を予想とのこと。私の取り上げ根拠は月末の需給要因にありますが、詳細はまた次回に回すとして、本日の上昇でテクニカル的には上場来続いているボックス圏(1500円~2500円)を上放れ。本日は上ヒゲが長くなりましたが、大きくドリルで穴を開けたような感じに道筋が出来ました。上値を追いやすくなったと思います。クスリのアオキ(3398)は続伸。こちらは以前も当欄にて紹介致しましたが、有料メルマガにて新年一発目の売り銘柄として取り上げ。順調に下げていたのですが、昨日地合の反転によって同社の株価も反転してきました。残念ながら4700円での損切りの憂き目に。今の地合長く売り持ちするのは危険ですね。損失は軽微に抑えられましたが、非常に悔しさの残る形になりました。残念。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.htmlお陰様で最近は成績も良くなってきたので、会員数も着実に増加中。この場を借りてお礼申し上げます。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年01月17日
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昨年にも書いていましたが、クリス・アンダーソン著「MAKERS」をようやく読み終わりました。著者はこれまで「Free」や「ロングテール」で、ネット社会が我々にもたらした劇的な変化を、歴史やその背景をふまえて明確に説明し、教えてくれました。以前「Free」を読んで大きな感銘を受け、以来すっかり氏の大ファンになったのですが、そんな彼の新作が「MAKERS」。今回はネットがもたらす次の産業革命に焦点をあてた内容になっています。ハードカバーの本で300ページほどあるのですが、あまりにも面白いので一気に読み終えました。中身を簡単に要約するとこういうことです。我々はネット社会(ビット世界)の中で何でも想像できるようになったが、現実的にはリアル社会(アトム世界)に住んでいる。だからネット上で何でも作り出したとしても、究極的には「ものづくり」に対する欲求を抑えることはできない。今までは「ものづくり」というと大規模な設備や初期投資が必要で、簡単にできるものではなかった。それがネット起業との大きな違いで、ネットの場合は参入障壁が低く、パソコンとネットを繋ぐ環境さえあれば安く始めることができるし、撤退コストもかからない。ところが、最近は製造業に対する初期投資も低くなってきた。我々はPC上で試作品をデザインし、データを送ることで、小ロットの製品を作ってもらうことができる。例えば3Dプリンター(樹脂を噴出し固めることによって、パソコン上で描かれたデザインから立体的な造形を作り出すことができるもの)があれば自作も可能になってきた。更にデザインやアイデアをオープンにし、シェア(共有化)することで、更なる進化を遂げることもできる。変に知的財産や特許に固執するより、アイデアを広くシェアすると世界中の多くの人々が改善点を指摘してくれるし、コミュニティが拡大することで、そのアイデアが実際に製品化された際のマーケティングの役割も同時に果たしてくれる。特に、人は自分が手を加えたものに非常に価値を感じる。(他人が作ったものより、自分を作った同じものに対して67%の価値を付けるのだとのこと。かつてインスタントケーキミックスの素が発売された時に専業主婦の拒否反応が出たが、それに卵を加えるという手間をあえて付け加えると、ヒットの一因になった。)だから、シェアで出来上がった商品は、消費者にとってより魅力的な唯一無二なものになって、付加価値を一層高める。(途中ですが、長くなりそうなので続きます)
2013年01月16日
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★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中! 専属のアナリストがなんと一ヶ月3,150円~!ここでしか手に入らない情報があります!ブログを更新しない日も、有料メルマガで相場観を提示しています。 ▼HP「じょうしょうダルマ」からお申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/ ※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続伸。前日のNYはダウが高かったものの、その他が軟調で高安マチマチ。NASDAQは昨日の日経でも報じられたように、Appleが販売計画を引き下げたことで売られて下落。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。連休中に海外マーケットがしっかりしたこと、特にユーロが一時120円台に乗せるなど、引き続き円安基調が強いことが材料視されました。寄りから一気に10900円台に乗せると、震災直前の昨年来高値を更新。そのまま11000円を目指す・・・かに見えました。ところが、昼に甘利経済再生相が「過度な円安になれば、輸入物価に跳ね返ってくる」などと発言したことで為替が円高反転。ドル円は一気に1円円高に振れました。それを受けて日経平均も利食い売りに押される流れに。それでも何とかプラス圏を維持し、底堅い動き。売買高は34億株、売買代金は2兆円弱と引き続き高水準を保ち、押し目買い意欲の強さを感じさせました。投資判断は「やや買い」。既に昨日の段階で甘利氏が「(ドル円レートが)3ケタを過ぎると、輸入価格の上昇が国民生活にのしかかってくる」と発言したにもかかわらず、本日の昼に改めて反応したことは、今の為替相場がいかに思惑のみのディーリングで動いていたかを示すものだと思います。それにしても個人的にはそんなわかり切っていることを今更敢えて口にしなくても、と思いますが、人間はとにかく心理的に「現状維持バイアス」が働きますから、極端にどちらかに振れると一旦拒否反応を示すもの。相場にとってみれば良い利食いタイミングと押し目拾いの場を提供してくれたのではないかと見ます。基本的な流れは変わらないでしょう。ただ少し気がかりなのは、決算を受けて下落する銘柄が目立つことです。例えば本日の下落率ランキングを見ると、特に朝方は金曜の決算を受けて下落する銘柄が上位を独占していました。ところが、例えば三協立山(5932)なんかは、内容が比較的良いと思われたのに売られました(一応引けではある程度戻して陽線となっています)。上述の為替の値動きと合わせて、誰も今の相場が業績(回復による)相場だとは認識しておらず、需給相場・あや戻り相場という認識しかないということの証左だと思われます。単に皆が買っているから上がっているだけの話。ですから、今月下旬から始まる決算シーズンはやや警戒が必要だとも見られます。とは言え、相場のエネルギーは無視できません。連日2兆円近い商いをこなして、誰かが買っているのは厳然たる事実。なので、こういう時はとにかく黙って地合に付いていくべきだと思います。本日は突発的に発言に反応して短期的な流れが変わりましたが、これで円安トレンドが終わるとも思えません。実際の資金の移動無しに要人の発言だけでトレンドが変われば何と楽なことか。本日はたまたまタイミング的にドル90円、ユーロ120円、日経平均11000円という心理的な節に接近し、利食いやすいタイミングだっただけの話。もう一、二週間くらいは買いが持続してもバチが当たらない程日本株はずっとずっと売られ続けてきた事実を思い出すべき場面でしょう。イメージとしては7日、8日の調整場面の感じでしょうか。明日の寄り付きに安寄りすれば、早ければ明日の後場にも切り返しが見られると思います。新興市場は「強気の買い」。本日も両指数共に堅調。特にマザーズ指数は大きく伸び6%高。日経JASDAQ平均も引き続きTOP20銘柄を中心とした大幅高で1500円台乗せ。両市場共にストップ高銘柄が乱舞し、新興バブル化スタートの雰囲気が出ています。私は新興市場はまだまだこんなものでは終わらないと見ます。03年以降の新興バブルを経験した投資家がどれくらい残っているのかはわかりませんが、当時の勢いは全然こんなものではありませんでしたから。今回の信用規制緩和は、ネット証券の誕生に匹敵するくらいに大きな変化の潮目だと感じています。なので昨年12月頃からずっと「来年は新興が来る」と言い続けてきました。当時と今が異なる点は、当時の個人投資家の大半はド素人で「単にバブルに浮かれた人」がほとんどでした。しかし今回は「ほぼプロ化した個人」が主流。なので、値動きが荒い中にも一定の自制や仕掛けなどがあると思います。ですから扱いにはほどほど注意が必要です。一方その代わり、いやらしいプロの証券ディーラーはあらかた業務の縮小などで排除されているので、影響はトントンくらいかも知れません。むしろそれぞれが組織化されていない遊兵なだけに、色々とつけいる隙が生じてくるのではないかと見ています。引き続き新興市場はPERや乖離率などを無視した、勢いとノリの地合が続いていくものと思われます。【ポートフォリオ銘柄】GCAサヴィアンG(2174)は大幅反発。特に材料は無いようですが、アベノミクスに乗れていない出遅れ感や、日証金ベースで融資残が最近ドンドン減っていたところで、上値の軽さが出てきた感じ。一気に1000円台を回復してきました。ただ11月以降は1000円を挟んで±100円幅のボックス圏で動いており、もう少し上値余地はありますが、そのまま上値を突破できるかどうかは何とも言えないところ。本日早速融資残も急増しましたし。約一ヶ月後に本決算を控えていますから、そこまでにいかに高値圏をキープできるかどうかが命題になりそうです。ソフトクリエイトHD(3371)も大幅続伸で東証上場来高値更新。JASDAQ(ヘラクレス)時代も含めて07年以来の高値水準になってきています。おそらく日本広しと言えども、こんなマニアック銘柄を推しているのは当方だけだと思いますが、ようやく甲斐あって花開いた感じです。上場来高値まで指呼の間に迫っていたことに加えて、本日は例のネットでの薬販売を受けて関連株が大きく上下しました。同社はECサイト構築が主業務ですから、ネットで販売できるカテゴリーが拡大することは当然プラスです。それも大きく買われる一因に。とりあえず上値のつっかえは取れたので、あとは例年通り3月権利落ちまでスルスルと上値を追う動きが期待できます。特に同社は11月の解散後の上昇も25.5%と未だ市場平均以下。まだまだ出遅れ感が強く、マニアック銘柄故に流動性相場になった時には強みが出ますし、高値更新という宣伝が続けば、優良銘柄にドンドン買い手が現れる好循環になると思われます。【注目銘柄】クスリのアオキ(3398)は続落。こちらは以前も当欄にて紹介致しましたが、有料メルマガにて新年一発目の売り銘柄として取り上げ。好調な中間決算や月次に不感症であったため売りで取り上げました。あまり大きな下げにはなっていませんが、この地合の中で着実に下値を切り下げています。本日は11月以来の安値水準を付けてきました。特に本日はコスモス薬品(3349)が金曜の決算を受けて1万円乗せ、スギHD(7649)も大幅高で年初来高値更新と、ドラッグストア銘柄が活況な中で逆行安となった点は大きいと思います。ところで、ドラッグストア業界に関してはむしろ今回の「ネットで薬販売が認められた判決」が大きな逆風です。ケンコーコム(3325)の提訴の標的はドラッグストア協会。これらの既得権益を守るために、小林製薬(4967)は今年になって医薬品のネット販売を中止。ところが、また議員立法で薬事法改正を目指し、省令ではなく法令として再規制することを目指すとのこと。全く国はとにかく規制することしか頭に無いですね。とかく法律というものはネットの進化についていけません。選挙運動のネット解禁もようやく実現しそうですし、唯一頑張っているのは税法だけでしょうか。早く決めないと取りっぱぐれますからね。その税法すら、私も実務レベルで知りうる限りはかなり後手後手でした。それにしても既得権益の強いこと強いこと。風邪薬くらいはネットで買いたいと思うのは私以外にも多いと思うのですがいかがでしょうか。話がだいぶ逸れましたが、何にせよドラッグストア業界は業界間の競争も激しく、そもそもコスモス薬品の決算でも売れているのは食品とのこと。コンビニやスーパーなど全方位で相手にしなければならず、このままドンドン利益を稼いでいけるようには思えません。株式的には日々日証金の貸株が減っており、昨年8月以来の水準にまで需給は悪化しています。時間はかかりそうですが、下値は着実に切り下げていけそうです。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.htmlお陰様で最近は成績も良くなってきたので、連日お問い合わせを多数いただき会員数も増加しています。この場を借りてお礼申し上げます。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年01月15日
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先日、近所の堀の脇を嫁が歩いていると、消防の人などが集まって何やらやっていたようです。嫁はあまり深入りせずにそのまま帰ってきてました。そして翌日新聞を見ると、近所のお婆さんが堀に転落して亡くなったのだとか。どうやら騒ぎはその一件だったようです。まずはお悔やみ申し上げます。何故転落したのか原因は不明ですが、柵などがしっかりしているところでもありますから、何らかの拍子に、というのはちょっと考え辛いような気もします。なのでひょっとすると、何らかの事情で自ら命を絶たれたのかも知れません。丁度先週の「純と愛」も自殺しようとする人を主人公が止めようという話でしたし、体罰で自殺した生徒もニュースの話題です。何か新年早々嫌な感じですね。私はいつも思うのは「なるべく良い死に方をしたいな」ということです。というのは、自殺とか人に殺されるとか、そういう終わり方はそこまで何十年と生きてきた人生の全てを否定する(される)ような終わり方だと思うんですね。これまで幸せを感じたり辛かったりした数十年もの積み重ねは一体何だったのか、と。私は株式投資を生業にしていますが、そこでも出てくる言葉「終わりよければすべてよし」。つまり、途中で株が下がろうが、売る時に上がっていればOKということです。人生もそれと同じようなものではないでしょうか。つまり、終わり方が良ければその人の人生は良い人生だったと言えるのではないかと思うわけです。まあまだ死んだ事のない奴の言う戯言ですが。そう考えてみると「喜怒哀楽」という言葉は、実は理想の人生の経緯を表しているのではないかと思います。すなわち「生まれてくる喜び」→「大きくなって調子に乗ってきた時に出てくる自他に対する怒り」→「衰えて昔出来たことができなくなる哀しみ」→そして「最期を迎える際に幸せな人生を振り返る楽しみ」。ちなみに私の憧れの死に方(?)は、尊敬する藤子・F・不二雄先生がライフワークの原稿執筆中に机に突っ伏してそのまま息を引き取った、というもの。正に漫画に生きた人生を象徴する、これ以上にない最期だと思います。死に方というのは基本自分で選べません。選べる場合は皮肉にも、大抵の場合自殺になってしまいます。突然訪れる死の際に幸せだったと思うためには、普段から今の自分は幸せだと感じていることではないでしょうか。普段からそのように感じて生きていれば、人生も楽しいでしょうし、何かあった時にも安らかに死ねそうです。「幸せ」が「死合わせ」と似ているのも、何となく意味深な感じがします。縁起でも無いですが、何かそんなことを考えた成人の日でした。
2013年01月14日
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3ヶ月以内投資判断 「やや買い」買いのタイミング 300円割れの押し目待ち、もしくは2月の第三四半期決算通過後3ヶ月以内株価予想 285円~350円 要点・今期会社計画は達成可能と見られるものの、足元の円安、原料高に対して値上げが受け入れられることが前提に。・テクニカル的には三角持ち合い上放れから、長期的には380円を目指す波動に。・需給面は信用買い残の増加が気になるものの、まだ許容範囲内。・同業他社比では割安感。・成長市場であるインドにどうやって食い込めるか、セメント以外の柱を育てられるかが成長のカギ。 【企業概要】住友系で国内セメントシェア3位。売上の8割がセメントであり、廃棄物再資源化では先行。電池関連としての切り口も。【セメント業界を取り巻く環境】 シェア太平洋セメント 35%宇部三菱セメント(非上場)33%住友大阪セメント 21%上位3社で約9割を占め、トクヤマの7%、麻生ラファージュセメント(非上場)の4%と続く。上位シェアが高く、寡占的な業界と言える。※各社見通しベースのため上位5社で100%になってしまうが、実際は95%程度。セメントの総出荷量は96年の9484万トンをピークに公共工事などの削減から減少傾向に。12年度は5470万トン程度になった見込み。震災特需から10年を底に国内需要は回復傾向にある。世界のセメント需要は中国が約21.9億トンでダントツ。全世界で35億トンと言われるセメント需要の大半を吸収する。2013年には23.5億トンを越えるとの推測もあり、益々他国との差が開く格好。2位はインドの2.6億トン、3位はアメリカの0.9億トン、日本は0.4億トンで4位。 【業績】前期は増収増益。主力のセメント事業は公共事業が削減されたものの、都市部における民間住宅投資の増加により、国内外共に販売数量が前年を上回った。今期は引き続き増収増益を見込む。復興特需から公共事業の増加が見込まれるため、特に国内の好調要因により増益幅が大きい格好に。好調な中間決算を受けて通期見通しも上方修正しており、下期に一段の積み上げを図る。ただセメント製造に使用される炭や原油価格が上昇するため、足元1割近く進んだ急激な円安が原価を上昇させ利益圧迫要因。同社を含めたセメント業界の不安材料に。その分価格に転嫁できるかどうかが同業界の先行きを大きく左右する。同社は他社に先駆けて昨年末に「13年4月出荷分から1トン1000~1500円(約9~14%)値上げする」と表明。他社も追随する動きと見られる。ただし最需要家のゼネコン各社の抵抗も強く、すんなり受け入れられるかどうかは不透明なところ。またセメント需要に関しては来期までは復興需要を見込んで増える見込みがあるものの、再来期以降は不透明。海外もアメリカは住宅環境が改善してきた点に明るさが見られるものの、最需要国である中国の景気はピークアウト懸念が燻るため限定的。今後の成長が見込めないプラズマディスプレイパネル用フィルターは生産を終了し、一方で成長が見込まれるリチウムイオン電池正極材の工場を建設。主力事業以外の選択と集中が進んでいるが、セメント事業以外をいかに育てていけるかが今後のカギを握る。13年3月第三四半期予想(KA.Blog)単位:百万円売上 165000営業利益 10600経常利益 10300当期純益 5200同社は例年第三四半期が年末ということもあり、最も営業利益の出やすい季節性要因がある。有利子負債は1147億円で前期から15億円減少有利子負債比率(有利子負債÷自己資本)は88.9%現預金は1147億円流動比率(流動資産÷流動負債 ×100)は96.7%で前期の91.7%から改善。財務状況は良いとは言えないものの、全般的に業績回復傾向のため前期より改善。同業他社との比較でも財務状況は良い方。フリーキャッシュフローは69.1億円の黒字。前期より純粋に利益が増えた分、キャッシュフローは良くなった。粗利率は21.7%で、前期の18.9%との比較では改善。予想ROAは4.2%で、前期末の2.5%から改善。今期の業績回復期待により、各利益率は改善。ファイナンスに関しては目先行われる可能性は低い。ただし足元復興特需期待からセメント各社の株価が大きく上がってきており、経営陣に対する増資訴求力が上がっているのも事実。 【中間決算後の各アナリスト評価】みずほ証券 投資判断「中立」 目標株価280円会社の2ヶ年計画に新鮮味は無く、現状の株価には概ね織り込まれているものと見られる。クレディスイス証券 投資判断「Neutral」 目標株価300円アナリストの評価は概ね現値水準を妥当と見ているが、決算を受けて目標株価をそれぞれ引き上げている。昨今の新政権誕生に対する復興特需期待などが織り込まれた格好。【理論株価】買収価値を示すEV(時価総額-現預金+有利子負債)は2158.5億円。今期予想EBITDA(営業利益+減価償却費)は315億円であり、結果 EV/EBITDA倍率は6.9倍となる。同業他社の平均値がおよそ9.1倍と見立てられるが、それらを元に計算した理論株価は472円となり、現状の株価は事業価値分析上は割安と捉えられる。【株価推移】バブル崩壊以後は公共事業の削減傾向からセメント需要の減少と共に株価も右肩下がりに。08年のリーマンショックの際には109円にまで落ち込んだ。しかしその後は下値を切り上げ、11年の震災以後は復興特需を織り込む形で戻りを試す展開に。足元では07年以来5年ぶりの株価水準となっている。【テクニカル】長期的には震災以後の11年3月・8月・12月、12年5月の安値を結んで形成される下値支持線と、上値抵抗線となっていた270円辺りのラインで形成される三角持ち合いを選挙後の急騰で上放れ。三角持ち合いの値幅が約100円だったことから、今後新たに100円高の380円辺りを目指す上昇局面に入ったものと見られる。短期的にもMACD、パラボリックが暗転したことで、目先300円前半でのもみ合いが続きそうではあるが、日柄調整一巡後は再度上昇が見込まれる。一目均衡表では三役好転の形が継続しており、ストキャスも好転。目先大きく下押しすることは無さそう。週足ではボリンジャーバンドなどに過熱感もあるが、基本は下値切り上げ型の形状に。目先25日線を支持線として、再度短期上昇トレンド回帰が期待される。ただし好調と見られる決算の空振りや値上げ要求の不成立などが表面化し、上方推進力を失う場合、横ばいの期間が長引くことになりそうである。【需給】長期的に株価が切り上がっていることで需給はあらかた改善されてきた印象。特に震災時の乱高下による大商いで売り一巡感が出ていることから、随分上値のしこりも解消されているのではないか。ただ足元では復興特需に対する短期資金の思惑から、信用買い残が積み上がり傾向に。10月以降は特に拡大基調にあり、直近では約270万株の買い残。日々の出来高では十分こなせる範囲内ではあるものの、今後の上値重石要因になってくるであろう。昨今の株価上昇の要因はこれら短期資金のものであると見られ、今後これらの売り圧力をこなして商いを膨らませられるかどうかに注目。震災後の11年6月には1250万株程度にまで膨らんだ水準が以後の上値を抑えた経緯があったため、まだ余地があるとは言え、今後の積み上がり動向には注意が必要である。 【同業他社比較】 同社の予想PERは22.1倍、PBRは1.0倍 今期予想営業利益率は6.1%、予想ROEは4.6% 配当利回りは1.6% 同業他社と比較すると、それぞれどのような位置付けだろうか。太平洋セメント(5233)セメントで国内首位。売上に占めるセメント事業の割合は6割。アメリカ、アジアなど海外進出にも積極的。傘下にデイ・シイ(5234)。予想PERは29.9倍、PBRは1.8倍今期予想営業利益率は5.4%、予想ROEは5.1%有利子負債比率は293.7%予想配当利回りは1.7%株式価値的にも同社に比べて割高であり、財務状態は前期に比べて改善されたとは言えまだ悪い。ROEはやや高いが利益率も低いため、更なる増資懸念も考慮すると、同社に優位性があると言える。宇部三菱セメント(非上場)国内セメントでは太平洋セメントと双璧。宇部興産(4208)と三菱マテリアル(5711)で生産されたセメントを販売。今期予想営業利益率は9.9%利益率は同社に比べて高い。それ以外のデータが非開示のため参考。トクヤマ(4043)塩ビの国内最大手。国内セメントシェアは4位ながら売上に占める割合は24%と小さい。今期は赤字見通し。PBRは0.3倍今期予想営業利益率は1.2%有利子負債比率は77.5%配当は無配セメント事業の利益率は5.1%であり、他社と比べて遜色ない印象。PBRには割安感が強いが、それ以外は特段割安感は感じられない。同業他社との比較では総じて同社に割安感がある印象。 【課題】日本のセメント業界は、環境や省エネルギー技術については強いものの、効率化が進んでいないという点で一段のコスト削減余地がある。成熟産業となった中で世界のセメント会社と戦っていくためには、一段の淘汰・業界再編も必要であろう。ただし、世界的に見ても寡占化している業界であるため(上位6社で18%を占める)、独占禁止法などがネックになりそうである。 成長市場では人口世界2位のインドの成長余力が大きい。需要が伸びているとはいえ未だ中国の1/8程度の需要しかない。また年産100万トン規模の工場はインド全体の1/5程度に過ぎず、供給力も足りない。ここにいかに食い込んでいけるかが日本のセメント業界の将来を左右する。そのためにはインドとの政治的な結びつきに一層期待すると共に、各社積極的にインド進出を進めなければならない。セメントは重量物であり、物流コストが製造コストに次いで高くつくため、輸出ではなく直接現地に工場を構える必要があろう。現在インドへ進出している海外メーカーはわずか7社ということで、日本の環境技術を活かした強みで入り込む余地は十分にあると言えるだろう(日本のメーカーは進出していない)。セメント需要の過半が見込まれている住宅向けに、住宅メーカーと共同で進出するというのも一案である。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年01月13日
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2013年01月12日
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既に今年も10日も経過してしまい、一年のうち1/36が終わりました。今年は日並びも良くて年末年始の休みは結構あったはずなのに、どうも休んだ感じがしません┐( ̄ヘ ̄)┌年末はバタバタっと過ぎていき、正月は3日から仕事始めですから。明日からの3連休がちょっと有り難いですね(;^_^A忙しかった原因としては、まず日本海側特有の雪かきがあります。特に家の前と隣のおじいさんの分と実家の3件分雪かきしないといけないので、これが結構な労力です(-。-;)富山は災害の無い県ですが、唯一のデメリットとも言えましょう。幸い最近はあまり降らないので、この平和が続くことを祈るのみ。もう一つは父の新しい施設の受け入れ先を探すことになったこと。父が脳手術をして半寝たきりの状態になってからずっと老健にお世話になっていたのですが、昨年母が心臓バイパス手術をしてからなかなか父の世話を見られなくなってきて、更に父の介護度も4にランクアップしてしまったものですから、遂に特養への転出を促されてしまいました。それで今週早速何件か特養をあたって申込みに行ってきたのですが、今はどこもすごい待機老人だらけで、なんと平均300人待ちなのだとか(××)一応、それぞれの家庭事情を鑑みて優先順位を決めてくれるらしいので、ある程度の配慮はあるみたいなことを言われましたが、何カ所か申し込んでそれでも半年くらいは待つ必要がありそうです。すわ高齢化社会。幸い、その間は今の老健で面倒を見てくれることにはなっているので空白期間はありませんが、施設が変わるとなると二つ心配ごとがありました。一つは父のリハビリに関して。今のところは週に2回リハビリをしてくれるのですが、特養に入ってしまうとリハビリができなくなり、父の身体能力が更に低下してしまう恐れがあるということ。もう一つは金銭面で、月額がこれ以上高くなると私の負担も増えてきます。例えば今までの老健では月7万程度でしたが、過去に夏場一時的に特養に2ヶ月だけ入ったことがあって、その時は個室だったこともあり12万くらいに跳ね上がってしまいました(××)今後毎月12万だと厳しいなぁと思っていたのですが、幸い申し込んだところは個室でも10万円を切るような感じだとか(まだ具体的に決まるまでハッキリしませんが)。個室は父も寂しいでしょうし、値段的にも安い4人部屋に何とかなってもらいたいものですが、この際贅沢は言えなそうです。そんなこんなでバタバタと過ぎていく年始。株式市場もにわかに盛り上がってきて忙しくなってきましたし、ちょっと色々考えていかないといかんなーと思う今日この頃です。
2013年01月11日
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★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中! 専属のアナリストがなんと一ヶ月3,150円~!ここでしか手に入らない情報があります!ブログを更新しない日も、有料メルマガで相場観を提示しています。 ▼HP「じょうしょうダルマ」からお申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/ ※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続伸。前日のNYはアルミ大手アルコアの好決算を受けて堅調。一方、廉価版iPhoneの発売が報じられたAppleが先行き不安感を背景に下落したことで、NASDAQは軟調となりました。それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。為替が円安に振れたことから再度外需株買いに弾みがついた格好になりました。世界的な景気回復期待感からアルミ需要の楽観見通しが伝わったこと、また中国の貿易黒字が拡大したことなど、本日のところは外部環境の好転が追い風に。一方、ここまでの短期急騰による過熱感もあって、一日の値幅は70円程度で売り買いが激しく対立。売買高は41億株台と震災直後以来の大商いになりました。ただ売買代金は2兆円弱と、出来高ほどは膨らみませんでした。投資判断は「中立」。今年から投資判断を「中立」に引き下げましたが、一応強弱感が対立する格好で横ばい推移が続いており、概ね今の株価推移をしっかり捉えられたのではないかと思います。体感的には明日のSQ通過後から「やや買い」くらいには引き上げても良さそうな感じにはなっていますが、三連休前ですしとりあえずもう一日だけ様子見の中立としておきます。前回「(アルコアが)良い決算であれば日本株にも好反応となる」としましたが、本日の値動きもそれを踏襲するものになりました。明日はSQですが、41億株の出来高の前にはあまり影響が無いでしょう。むしろ業績上方修正を出してきたファーストリテイリング(9983)が、明日の日本株に与える影響に注目すべきです。ただしそれは日経平均指数寄与度の高い同社がどれだけ全体相場に影響を与えるか、ということではなく「日本株与える影響力が、どれだけ小さくなったかを確認すべき」という意味合いです。同社に関しては、個人的には買われ過ぎと見ています。ただ、非常に需給が良いので問答無用の上げを見せています。これまでは特に先物業者が先物価格を操るために、同社株に売り買いをかまして値を誘導してきた背景があります。ですから、必ずしも今の株価水準に同社の実力が適正に反映されているとは思えません。そういった売買がこれまで薄商いだった日本株市場に特に多大な影響を与え、NT倍率の格差拡大に大きく寄与してきました。NT倍率は一時ITバブル時の最高値12.36倍に接近する12.19倍までありました。その反動が今年に入ってきてから出ている形で、足元は後述のように銀行株に対する買いがしっかり。なので本日は日経平均とTOPIXの上昇率に差が出ており、TOPIXの方は終値ベースで高値を更新している一方、日経平均の方は大発会の高値を抜くことはできませんでした。最近は先物よりも現物株ありきといった「卵が先」的な動きになっています。為替すら株価が上がるから円安になっているように映ります。そういった現物株の強さが明日の値動きでよりはっきりするのではないかと見ています。現に本日は先物の売買枚数が昨日に比べて2/3程度に減少しているのに、現物株の出来高は40億株を超えています。今は明らかに過剰流動性相場の入り口であり、売買高が50億株を越える日もいよいよ現実味を帯びてきました。05年の小泉郵政解散の時ですら45億株が最高値。それを上回る可能性が出てきたということです。その背景には民主党政権による円高から解き放たれたこと、その前の閑散相場の反動、そして取引時間の延長や信用取引規制緩和といったテクニカル的な影響も大きいでしょう。ただし現実的に記録越えにはあまり意味のあるものではありません。当時より株価水準が低いですし、東証1部銘柄の売買単位も100株に集約されてきていますし、東証1部上場銘柄も増えていますし。正確には売買代金を比較すべきです。当時の売買代金は多い時で3.2兆円という数字がありました。なので、まだ十分株式市場に資金が入り込んできて盛り上がる余地があります。年内に売買代金4兆円が実現するかどうか。少なくとも3兆円を超えるまでは、相場の転換点を心配する必要はなさそうです。新興市場は「強気の買い」。本日も両指数共に堅調。去年から信用取引規制緩和が新興市場に与える影響は口が酸っぱくなるほど繰り返していますが、本日もいかんなくその効果が発揮された格好に。マザーズの方はユーグレナ(2931)が「産業技術総合研究所やNEC(6701)などがミドリムシから作るバイオプラスチックを開発」と伝わり更なる追い風でストップ高。その他ナノキャリア(4571)、メディネット(2370)、タカラバイオ(4974)などといったバイオ関連株が軒並みストップ高になるなど、循環物色が旺盛な様子が伝わります。ただ、日証金などを見ると、急騰銘柄については信用買いが大量に入り込んでいることがわかります。信用取引規制緩和は今は全般的に「株価の出遅れ感の強さに対する水準訂正モード」なわけですから買いに妙味に働いてきますが、当然売りに転じた場合の凄まじさもあります。実際、本日のアイフル(8515)や東電(9501)などにその影響が出ています。ですから、信用取引がしやすくなったという自由度の高まりは間違いなく投資家にとってプラスなのですが、新たにリスクコントロールをきちんとしなければならないという投資家の課題も出てくるでしょう。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は続伸で一時170円乗せの場面も。選挙結果が出た後から、特に出遅れ感の強さや資金許容度の大きさを背景として銀行株の上昇が顕著。アメリカでは銀行株が未だサブプライムローンの後始末に追われる中で、邦銀の安定感が特に際だっています。同社の場合は更に値頃感や配当利回りの高さなどから個人投資家の回転売買も吸収できるポジションにあります。今まで長く上値を抑えてきた超重量級の信用買い残が、ようやく今回の過剰流動性相場で「はける」ことができそうです。そうなった場合、今までの鬱憤を晴らすような大相場が来ることは疑いようもありません。ソフトクリエイトHD(3371)は反発で年初来高値更新。また終値ベースでは東証上場来の高値を付けてきました。時期的にもチャート的にも買われやすい形になっており、今のポートフォリオ銘柄の中では一番安定感のあるマニアック株です。さて、今回は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。NTTドコモ(9437)です。私はITバブル崩壊以来「一生この銘柄を買うことは無いんだろうな」と思っていたのですが、約12年の時を経て、ようやくこの銘柄に手を出して良いのではないかと思っています。本日発表の12年携帯電話純増数では、ドコモが5年ぶり3位に転落。国内最大の巨人もiPhoneという小さなモンスターに抗った結果、他社の追随を許す形になってきました。ただ、このニュースで行き着くところまで来たのではないかと思います。悪いニュースが出れば出るほど、ドコモでのiPhone登場が現実味を帯びてきます(実際に出すかどうかは別として)。年末のニュースなどを見ると、何をとち狂ったかサムスンと共同でOSを開発し、それをもってiOS、Android、またはWindowsフォンに対抗する第三極を目指す模様。サムスンのシェアの大きさからWindowsフォンくらいは越えられそうですが、それ以外は無理な話と個人的には思います。その首脳陣の勘違い迷走ぶりが外から見ていて歯がゆいですが、株として見るとこれらの悪材料に反応しなくなってきたところに強さが垣間見られます。配当利回りは4.7%と高く、また時価総額の大きさから海外マネーを一手に吸収できる最後の砦。出遅れ投資家(特に外国人)の買いが集まってくるのではないかと思います。ユーザー数に関しては若者は他社に移るかもしれませんが、高齢者のドコモ率はらくらくスマホなどのラインナップを見ても高く、少子高齢化の我が国の人口構成的にはドコモは依然多くの顧客を囲い込んでいます。高齢者は特に機種変更が苦手ですから、会社が変わって料金プランなどが変わってしまうことを恐れます。うちの親も同様で、現状維持バイアスが強いです。であれば、収益基盤は意外にしっかりしていと見られます。NTT(9432)という巨大グループの一員ですから安定感があります。株価は07年の戻り高値229000円から半値にあたる111900円を昨年11月に付けてから反発局面にあります。今年に入って126000円を安値に窓埋め拒否の形。売り一巡感が確認されれば、直上に控える200日線を上抜いて中期上昇トレンド転換するものと見られます。一方、下値は25日線や上昇に転じたボリンジャーバンド-2σなどが支持してくれそうです。PERやPBRはKDDI(9433)に比べて割安ですし、ソフトバンク(9984)も今後投資負担が大きく出るであろうことから、相対的に安定感があります。目標株価は14万円に。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。【注目銘柄】フジ・メディアHD(4676)は続伸。こちらは昨年最後の買い銘柄として有料メルマガにて取り上げ。その後昨年4月、8月高値を結んで作られる上値抵抗線をなかなか越えられずにまごまごしていましたが、本日ようやく明確に上放れてきました。取り上げ根拠は色々あるのですが文字数の関係上本日は一つだけ。それは今流行りの不動産関連株として。昨年末から金融緩和を背景に不動産株が急騰。特に東京都競馬(9672)やよみうりランド(9671)といった含み資産関連株が買われました。それ自体は本来業績に何の意味も無いはずですが、そこが株式投資の面白いところで、次々とこじつけた理由で買われる銘柄が目立ちました。それよりもむしろマシなのが同社を含めた放送局。同社はサンケイビルをTOBで完全子会社化して不動産株としての一面も持ち合わせています。東京放送(9401)も今や放送事業よりも赤坂サカスを軸にした不動産賃貸収入の方が業績を支えています。本日は外資系レポートで、こういった含み資産銘柄として放送局が取り上げられたこともあって上放れの動きになりました。機先を制して先回り買いしていた者こそ利益を挙げられるのだと思います。田淵電機(6624)は続伸。こちらは新年一発目の有料メルマガにて買いで取り上げ。信用取引規制緩和で買われる大証低位株として人気化すると見ました。そこまで大盛り上がりでもありませんでしたが、地味に11.9%の上昇となっています。本日12月の戻り高値も抜いてきたので、更なる上伸に期待です。日本エスコン(8892)は反落。こちらは前回も当欄で取り上げましたが、先月25日の有料メルマガで取り上げ。上げ下げを繰り返してしっかりと上値追いが続いており、上昇率は遂に52.9%を突破。今の時流に乗っていると言えます。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年01月10日
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悲惨な忘年会の後始末です・・・。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20121215.html後々ネットで調べてみると、その店は本当に日テレの「ぐるナイ」の名物企画「グルメチキンレースゴチになります!」の舞台になったところで、当時の過去最高額を叩き出したことで有名なお店でした・・・(-。-;)帰り道にIRフェアに寄って、秋葉原でiPhoneを売って・・・と、色々計画していたのですが、あまりにもショックが大き過ぎて、行ったはいいものの目的を果たすこと能わず。丁度選挙前日で秋葉原で安倍氏と麻生氏が演説していたのですが、熱っぽい演説も右耳から左耳に抜けて何も頭に入りませんでした(T△T)その日は「東京怖い・・・(T△T)」と震えながら泣きそうになり寝られず。お腹は痛いし食欲も出ません。夢であれ、と思いましたが、残念ながら現実でした(-。-;)前に東京に住んでいた時にはこんな怖い経験をしなかったはずですが、なまじ田舎に引っ込んでしまったために警戒心が緩んでしまったのでしょうか?いや、真実は東京が怖いのではなくて、見境無く注文する友人連中が怖いのです(-。-;)次の日。今回の東京行きの目的である株式投資セミナーには無事参加し、そのまま帰りの新幹線に乗りました。しかし家に帰って嫁に怒られるのが怖くて、非常に沈鬱な気持ちの帰り道。イヤホンから流れる小田和正の「東京の空」。歌詞がまたピッタリでした。http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND110493/index.html家に到着し、正座しながら嫁にいきさつを説明すると、嫁は怒りを通り越して「人生の無常を感じる(T△T)」と出家しそうな感じ(-。-;)「いや、ツバメの巣やフカヒレよりも嫁の作る中華丼の方が1000倍美味いよ」とフォローを入れたことで、何とか以後口はきいてもらえました。ははー、何て優しい我が嫁m(_ _)mいや、それはお世辞でも無く、私みたいな貧乏臭い輩にはあんな高級食材の味よりも、カレーやサンマの塩焼きなどの方がよっぽど美味しく思います。秋に松茸を食べた時もそう思いました。あぁ、金のかからない舌に生まれて本当に良かった(;^_^A後日、罪滅ぼしに嫁と二人で1万円のイタリアンディナーに行きましたが、それが安く感じてしまい、金銭感覚がすっかり狂ってしまいました(T△T)ちなみにそこは十分美味しく、大満足(^_^)/一体あの天文学的な数字の意味は何なのか?未だにその答えを見出せずにいます。(完)※今回のお話はフィクションであり、実在の登場人物・団体等には一切関係が・・・無ければ良いと本気で思っています(-。-;)
2013年01月09日
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★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中! 専属のアナリストがなんと一ヶ月3,150円~!ここでしか手に入らない情報があります!ブログを更新しない日も、有料メルマガで相場観を提示しています。 ▼HP「じょうしょうダルマ」からお申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/ ※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続落。前日のNYは決算シーズンを控えて利益確定売りが出たことで軟調。それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。円安が一服したことで輸出株中心に売りが広がり、大発会時に開けた窓を埋める動きになってきました。一方、下値では押し目買い意欲も強く10500円では踏みとどまる格好に。売買高35億株、売買代金は1.9兆円弱と引き続き商いは活況でした。投資判断は「中立」。引け値ベースでは何とか日経平均もTOPIXも5日線をキープしてきたので上昇トレンドは維持している格好ですが、売り方や押し目狙いの買い方にとっては「待ってました」の調整だったと思います。ここまで短期間で急騰した不動産株や証券株は下落率1位、2位に。今晩のアメリカアルコアの決算がまた今決算シーズンを占う上で注目ですが、足元は日本株独自の要因で動いて出来高も膨らんでいるため、今までよりは日本株に与える影響度合いは小さそうです。ただし良い決算であれば日本株にも好反応となるでしょう。つまりは基本は上に行きたがっている相場のため、多少のマイナス要因を包み込める強さがあるという感じです。これは週末のオプションSQも同様で、今まではこういった日本株の本質から離れた要因が市場に大きく作用していました。海外で良いことが起こってもあまり好反応せずに、悪いことが起こったら震源国と同等程度に下げ、その後は回復しない。それは市場を支配しているのが外国人であり、ヘッジファンドだったからです。彼らの都合でマーケットは動いてきました。正直今もその構図に大きな変化はありませんが、違うのは個人投資家の存在感の大きさ。本日もアイフル(8515)やオリコ(8585)は引けにかけて切り返し、信用取引規制緩和による「後場からの買い」が、証券取引所が15時まで開いている意味を示し始めました。そういった個人投資家の存在感の強さが、彼ら外国人などの持つシナリオの書き換えを要求しています。攪乱要因になっているのは確かで、今イニシアチブは個人投資家側にあります。こうなると、低位株や新興市場など自由奔放に機動的に動ける個人投資家の遊兵ぶりが相場の下支えをします。本日の日経でも報じられていたように、足元では新規口座開設や休眠口座の復活、またFXや商品など他の金融商品から資金が移ってくるなどで、新規資金がどんどん市場に流れ込んできて、非常に好循環を創出しています。ですから、日経平均は今週は基本弱い動きを見せそうですが、個々の取引においては良好なパフォーマンスを維持できる素地があります。銘柄選別をしっかり行うことで、この相場黎明期をしっかり渡り歩いていきたいところです。新興市場は「強気の買い」。本日も両指数共に堅調。JASDAQの方は後場マイナス圏に沈む場面もありましたが、引き続き日経で集中連載されている楽天(4755)などの主力株中心に、しっかりした値動きが続いています。マザーズの方もサイバーエージェント(4751)やミクシィ(2121)といった主力株中心にしっかり。アメブロ芸能人のステマ問題やグリー(3632)による未成年者超過課金問題などは、ちょっと前までならマザーズ市場を大きく冷やす大問題でした。ところがその影響も限定的として取り扱われているところに、今の地合の強さが垣間見えます。前々から繰り返しているように信用取引の規制緩和によって「流動性の向上=出来高の増加」の恩恵を最も強く受ける新興市場はまだまだ上げる余地があります。バブル化も十分期待できるため、今は新興市場の方が分がある地合と言えましょう。【ポートフォリオ銘柄】NECネッツエスアイ(1973)は反発。以前のドコモ(9437)に続き、今度はKDDI(9433)が年末年始にかけて通信障害を連発。ユーザーの非難を浴びる形になっており、今後の通信基地局増強に対する恩恵銘柄として再注目を集めています。ここまで外需中心の相場でしたが、本日は円安一服で相対的に内需株の存在感が増した格好。良い銘柄は良いということで、このまま上昇トレンド継続に期待です。ソフトクリエイトHD(3371)は続伸で年初来高値更新。終値ベースでは東証上場来の高値を付けてきました。売り板が薄い好業績銘柄でかつ11月安値からの上昇率が未だ16.7%に止まっており、出遅れ感が強いです。例年この時期は3月の権利落ちまで強い動きが続きますから、1405円の上場来高値を抜いてくるのは時間の問題。ここを上抜いたら爆発力が出てきそうな感じです。今のポートフォリオ銘柄の中では最注目のマニアック株。任天堂(7974)は続落。残念ながら今年に入って3本陰線が続き、結局大発会の寄りが高値掴みになってしまった形。12月安値8500円を割り込んでくるようだと厳しいですね。足元の円安水準は同社にとって非常に追い風ですし、大証と東証の統合効果によって将来的な日経平均参入期待などももっと囃されて良いと思うのですが。ちなみにもし採用となれば、株価水準も高いために指数寄与度の高い銘柄になりそうで、そうなってくると今のファナック(6954)のような良い需給の銘柄になりそうです。【注目銘柄】クスリのアオキ(3398)は反落。こちらは今年一発目の売り銘柄として有料メルマガにて配信。大発会では地合が良い中で値下がり率上位に食い込んで、本日も内需株買いの中しっかりと下げてきています。同社は昨年の年間騰落率が5位の銘柄。上位4銘柄のうち3つは消費者金融株なのですが、これらはどちらかというと直近3ヶ月で上げてきた分が強く、年末という切れ目が上手く高値と合致したので年間騰落率上位になったという感じ。3位のサンフロンティア不動産(8934)も同じ感じです。 ということで、実質的に年間を通して値上がりしたのがクスリのアオキ。しかも、この銘柄も既に11年から上昇トレンドが始まっており、849円→1318円と55%の上昇を経て、2012年1318円→4675円の254.7%の上昇。2年で考えると約4倍もの上昇となっています。 当然、成長の原資があり続ければ株価は天井知らずになっても良いと思います。しかし12/26に発表した月次が既存店125.3%と前月を上回る絶好調だったのに株価は無反応。地合が外需買いになっているだけに、相対的に出尽くし売りが広がる形となりました。 そもそも既存店が前年を上回っているといっても、既存店の定義が「新規開店から13ヶ月経過」なわけで、大体四半期毎に6店舗ずつペースで出店しているのですから、退店がなければ増えていくのが当たり前。ただ株式市場で一々「13ヶ月前が○○店だったから、これだけ増えればプラス」などと一々チェックしている人は、徹底的にマークしているアナリストくらいなものです。普通は既存店が大きく伸びればそれだけを見て買われます。 しかし今回はそれが無かった。この銘柄の神通力もいよいよ消えてきたかな、と思います。売り残の多い銘柄ですからすぐには下がらないでしょうが、今年に入ってからは毎日1万株程度貸株が減少しており、次第に需給は悪くなってきています。ここからの一段安に注目です。ライフネット生命(7157)は続伸。こちらは先月27日の有料メルマガで取り上げ。生命保険株の出遅れ、新興市場買いに期待しました。その後は陽線が続き、ここまでの上昇率は14.7%に。短期間でなかなかのパフォーマンスになっています。まだまだ出遅れ感は強いですから、更なる一段高に期待。日本エスコン(8892)は反落。こちらは前回も当欄で取り上げましたが、先月25日の有料メルマガで取り上げ。本日は不動産安の流れが波及しましたが、昨日は新興低位株買いの流れにも乗って大幅高となり、一時33%の上昇に。本日はさすがにその反動も出た格好でしたが、その割には下げ幅は限定的と言えるでしょう。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年01月08日
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去年から続く悲惨な忘年会話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20121215.html締めのデザートも運ばれてきましたが、お腹いっぱいの彼らはもう食べられないとばかりに残し気味。一つ1500円のデザートなんだけど・・・(-。-;)よく見るとチャーハンを食べていない奴も。ツバメの巣も帰ってしまったC君の分が残っていました。何て勿体ないことする奴ら(-。-;)やがて閉店の時間が近づき、いよいよお会計です。「こちらになります」と店の人が颯爽と伝票を運んできました。やれやれ、一体いくらになるのやら。それを怖々のぞき込む私。「ふーん、4万ちょっとか、ランチだから思ったより安い・・・って、何コレ?カンマ打つ位置間違ってんじゃないの?(-。-;)ひいふうみい・・・、よ、四十万!?( ̄Д ̄;;」酒で赤かった皆の顔が真っ青になった瞬間。ランチ代金5名様で429,044円也。皆息をのんで四十万(しじま)が辺りを包み込みます。な、何かの間違いでは・・・( ̄Д ̄;;当然高級なお店なのでテーブルチャージ料10%加算され、つまりはテーブルチャージ料だけで4万円、消費税だけで2万円という金額が付加されています。後々聞いてみると、彼らの頼んだ中華の高額品トップ5はメニューに「時価」と書いてあったとのこと。じ、時価って、一番あかんタイプの奴やないか!!(××)時価のもんそんなに気軽にアホみたいに頼むか、普通!?\(*`∧´)/「ざけんな!!おまいら!!\(*`∧´)/今食ったもん全部出しやがれ!!\(*`∧´)/」と、首を絞めても後の祭。悠久の落ち着いた空間を演出した高級店に訪れる激しい修羅場。皆すっかり引いてしまって食欲も無くなり、テーブルの上に残される高級料理の数々。私はやけくそな感じで「うぉーっ!!」と雄叫びをあげながら、残っていた料理を全部一気にかっ喰らいます\(*`∧´)/・・・とりあえずカード払いでその場を収めて、我々は放心状態のまま店を出ました。昼間から中古の軽自動車が余裕で買えるような金額の飲食をする人はまず居ません(-。-;)さすがに全額おごるわけにはいかず、かと言って元々は私が企画したものです。半分は私が責任を取り、残りの大半を他の友人を呼んで被害を拡大させたA君に、そして更に残りをそれぞれの面子で分割することになりました。それでも被害額は尋常ならざる金額に。これは訴訟レベルの金額ですよ(-。-;)当初最近は株式市場も調子良いし、一人1万に酒が加わって最大10万くらいまでなら出しても良いか、と太っ腹な算段をしていたのに、その腹をえぐられるオーバーっぷり。私は「おごり」と聞いた人間の欲の深さをまざまざと見せつけられて、ただただ恐怖するだけでした。凹みながらどうやって丸ビルを出たのか、当時の記憶がいまいちハッキリしていないのは、酒の飲み過ぎだけでは無いようでした。(もう少しだけつづく)
2013年01月07日
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3ヶ月以内投資判断 「中立」買いのタイミング 270円辺りの押し目を拾うか、2月上旬の決算前3ヶ月以内株価予想 260円~320円 要点・下半期苦戦が想定され会社計画は前期からほぼ横ばい。ただし利益計画はやや保守的か。・テクニカル的には短期過熱感も。需給は良いので上昇トレンドは持続。新規買いは押し目買い戦略が有効か。・同業他社比では財務面にやや難があるも、利益率などでは割安感。・海外展開加速は至上命題であり実際に同社は他の大手ゼネコンに比べて進んでいるが、カントリーリスクなどに留意すべき。【企業概要】スーパーゼネコンの一社。アジアなどの海外での不動産開発にも力点。売上の半分が建築で、土木は2割程。 【業績】前期は大幅な増収増益。震災後の建設抑制の反動から復調。復興需要を取り込む形で営業利益は7割増となったものの、海底シールド事故などの特損を計上したことで最終利益は大幅な減益を余儀なくされた。今期は減収増益で、ほぼ前期と同水準の数字確保を見込む。中間期の段階では増収増益で営業利益進捗率も58%と例年通り順調。海外売上高は今期14.6%と前期の13.9%から増加し、海外事業は大幅な増益見通し。受注も前期は12%程度だった海外受注高を今期17%まで高める見込み。東南アジアを中心に、日系メーカーの工場建設や現地公共施設などの大型案件を獲得している。ただし国内の受注高が前期比で2割以上減。前期に大型案件を獲得した反動が出ている格好。また下半期に不採算工事が集中することもあり、下半期の見方は総じて厳しい。ただ、足元ではトンネル崩落事故などをきっかけに、高速道路の老朽化に対するインフラ需要期待がにわかに盛り上がってきた。老朽化整備には10年間でトータル3兆円の需要があるとされ、先細りと見られる国内公共投資に対し明るさが見られる状況にも。その他洋上風力発電施設施工を手がけるなど、新エネルギー関連にも力を入れる。13年3月第三四半期予想(KA.Blog)単位:百万円 売上 1022400営業利益 26000経常利益 32000当期純益 19000 下半期の苦戦は十分織り込まれて作成された計画のため、会社計画達成には概ね問題がないと思われる。また利益面においても保守的と考えられ、上ブレが期待されそう。 有利子負債は5214.7億円で前期から42.4億円減少有利子負債比率(有利子負債÷自己資本)は199.8%現預金は1358.5億円流動比率(流動資産÷流動負債 ×100)は103.5%で前期の103.1%とほぼ横ばい。財務状況はあまり良くなく、大手ゼネコンの中では有利子負債比率が高い。流動比率もかろうじて前期水準を維持。 フリーキャッシュフローは前期末189.9億円の赤字。 前期より仕入れ債務が減少したことなどにより営業キャッシュフローが赤字に。それによって赤字幅が拡大した。 粗利率は8.5%で、前期の8.5%との比較ではほぼ横ばい。予想ROAは2.2%で、前期末の2.5%からやや悪化。 前期は違約金収入など一過性の営業外収益が発生したため、今期は経常利益がその分減少見込み。ただ中間期時点では増益ペースで来ているので、会社計画ほどの落ち込みはなさそう。 ファイナンスに関しては財務面があまり良くないため、一定量は行われる可能性を念頭に置いておくべき。ただし目先行われる可能性は低いと見られる。 【中間決算後の各アナリスト評価】クレディスイス証券 投資判断「アンダーパフォーム」 目標株価230円メリルリンチ日本証券 投資判断「買い」 目標株価315円第2次安倍内閣は公共事業の増加を柱とする経済政策で景気回復を早めると指摘。その恩恵を受ける銘柄として、同社を含む大手建設会社の投資判断を引き上げ。野村證券 投資判断「Neutral」 目標株価240円 アナリストの評価はマチマチ。最近の新政権誕生による建設株買いにより過剰に買われ過ぎているという見方と、むしろこれから買われるだろうという見解が交錯している格好。 【理論株価】買収価値を示すEV(時価総額-現預金+有利子負債)は6911.9億円。今期予想EBITDA(営業利益+減価償却費)は473億円であり、結果 EV/EBITDA倍率は14.6倍となる。同業他社の平均値がおよそ17.0倍と見立てられるが、それらを元に計算した理論株価は395円となり、現状の株価は事業価値分析上は割安と捉えられる。 【株価推移】不動産バブル崩壊後のゼネコン株は09年11月まで下落を続けて162円の安値を付けたが、その後は緩やかに下値を切り上げる展開に。11年の震災発生後は復興需要の取り込み期待から一時大きく値を上げたが、その後調整。しかし足元では新政権による建設株買いから、再度その高値水準まで値を戻してきている。 【テクニカル】11月の衆院解散宣言後は特に自民復権に対する期待感から建設株が買われたことを背景に、200日線までの移動平均線を一気に上抜いてトレンド転換。選挙結果を受けて出来高を伴いながら250円台を上放れると、そのまま300円を伺う上値追いの流れとなっている。震災直後の高値は上回ってきたため、09年11月安値を起点とした長期上昇トレンドは継続しているものと見られる。上値の節は心理的節目の300円や09年高値321円が挙げられる。MACDやパラボリックが好転し、一目均衡表も三役好転の形となっていることで上昇トレンドは確定的な流れ。ただ300円が接近していることや、震災直後以来200日線や75日線との乖離率が25%を越えてきており、過熱感が出ているのも確か。ボリンジャーバンド+2σに沿った上昇が続いている一方でストキャスは高値暗転。週足で見ても各指標はほぼ同じような雰囲気。一旦は押し目を待つ戦略が妥当だろう。11月安値の200円から300円までの1/3押し辺りが狙い目か。【需給】震災後の高値を上回ってきたことで、09年7月以来約3年半ぶりの高値水準となっていることから、上値のしこりは感じないレベル。特に震災直後に大きく買われ出来高を伴って大陰線を付けてきたが、その最多価格帯である寄り付き284円を上回ってきたことから、需給は総じて良い流れ。信用買い残は差し引き780万株で10月以降増加傾向にあるが、日々の出来高では十分こなせるレベルであり特に大きな心配は必要なさそう。去年は5月が最も買い残の多い時期だったが、11月にかけて信用期日到来から減少した経緯があり、今はそのサイクルで再度買いが増えるタイミング。そう考えると、これから先信用買い残を集めて一段の株高を醸成する可能性は十分考えられる。また、同社の大株主を見てみると「OD05・オムニバス」が2.2%の株式を保有している。今後中国の経済動向次第では保有拡大・縮小に向いてくる可能性があり、彼らの動向には注意が必要である。 【同業他社比較】 同社の予想PERは16.1倍、PBRは1.1倍 今期予想営業利益率は2.1%、予想ROEは7.2% 配当利回りは1.7% 同業他社と比較すると、それぞれどのような位置付けだろうか。清水建設(1803)大手ゼネコン。首都圏・民間建築が主力で、海外の比率は1割未満。予想PERは47.0倍、PBRは0.9倍今期予想営業利益率は1.0%、予想ROEは1.8%有利子負債比率は116.9%予想配当利回りは2.1%利益率は同社に大きく劣るため、結果株式価値もやや割高な印象。ただし財務的にはマシで、配当利回りも高い。大成建設(1801)大手ゼネコン。売上のうち建築が65%、土木が25%を占める。予想PERは28.1倍、PBRは1.2倍今期予想営業利益率は3.0%、予想ROEは4.1%有利子負債比率は137.4%予想配当利回りは1.7%株式的には若干同社よりも買われている印象ではあるものの、営業利益率では上回る見込み。財務面でも優勢。大林組(1802)大手ゼネコン。首都圏の都市開発や海外進出に積極的。建設がほとんど。 予想PERは29.7倍、PBRは1.1倍今期予想営業利益率は2.4%、予想ROEは3.7%有利子負債比率は124.4%予想配当利回りは1.6%株式的には同社よりも買われ過ぎな印象。勝っている面は財務面くらいか。竹中工務店(非上場)400年の歴史を持つ大手ゼネコン。前期営業利益率は1.1%、ROEは0.7%有利子負債比率は217.4%配当は一株40円で配当性向は128.9%非上場企業のため今期見通しなどがなく参考。利益率などの指標は総じて悪いが、配当性向は同社の27.8%などに比べて高い(非上場であり同族系企業であるため、配当は高い傾向。また配当水準も維持されやすいことから、純利益が低い時には高い配当性向になる。結果、前期は特に高くなった)。同業他社との比較では、やや割安な印象を受ける。ただ大手ゼネコンは全体的にPBRが1倍以上買われているため、他の業態との比較では相対的な割高感も。 【課題】海外展開の積極化は、将来的に低迷が予想される国内需要の代替策として不可避。東南アジアなどの新興国では特に成長率を維持するために今後インフラ投資需要が高く、海外からの資本が入ってくることで、急速な発展が期待されるドル箱でもある。ただ一方で、新興国と対する際には注意点も多い。例えばかつて同社がアルジェリアで高速道路を受注した際に、同国側の設計の問題、資材調達や通関に時間を要すること、テロ対策による爆薬の利用制限などで工事が難航。予定通り進捗しない工事に対し、同国が完成している部分の代金の支払を拒絶。国際問題に発展した。こういったカントリーリスクも内在しているため、海外進出に際しては、地域特性などを見極めて慎重に判断する必要がある。また、足元では震災復興の需要はあるが、一方で人件費の高騰が利益率を圧迫している。外注などを上手く活用し、人材を流動的に配置できるような体制を作りつつ、また若手の技術者を育成するような多面的な人事が必要であろう。これらの課題に対応するために、他の大手ゼネコンとの経営統合も視野に入れておきたい。例えば同じような懸念から、パワービルダー6社の経営統合、大和ハウス(1925)による準大手ゼネコンフジタの買収、間組(1719)と安藤建設(1816)の合併も記憶に新しい。更なるスケールメリットを生かすためにも、非同族会社の大成建設や、他の海外ゼネコンとの協調も考えるべきだろう。 ※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年01月06日
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2013年01月05日
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改めましてあけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します(^_^)/そんな新年一発目から、未だ忘れ切れていない悲惨な忘年会話の続きです(T△T)http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20121215.htmlそうこうしているうちに、16時で一旦閉店ということで、30分前のラストオーダーが入ってきました。それを聞いたB君が「蓬莱の島にしか無いと言われるツバメの巣を食べたい(^_^)/」とか訳の分からないことを言い出します。お前まだ食う気か(-。-;)私はまた「俺はいいよ(-。-;)」と言いましたが、また「折角だから5人分!!」と無邪気に注文され(××)しかも店の人が「一つだと北京ダックよりも小さいですよ」とか悪魔のささやきで薦めるので「じゃあ2本ずつ!!(^_^)/」とか言います(-。-;)この時点でかなり行ってるなーと思いましたが、まあ予算オーバーしたらこいつらにその分出させるから良いや、と思って、私ももうどうにでもなれモードになっていました┐( ̄ヘ ̄)┌するとC君が「ごめん、俺ちょっと予定あるからお先に」と帰っていきます(・・;)おいおい、そんな高級なものを注文しておいて食べずに帰るのかよ(××)どっだけ皆居酒屋感覚やねん(-。-;)店の人も「えっ!!もう作り始めていますが・・・(-。-;)」と言いましたがA君は「まあ、残った者で食べるから(^_^)/」とご陽気。だからワシいらんゆーたんに(-。-;)そんな感じでテーブルには小さなツバメの巣が10本並びました。私は「こんな春雨と大して変わらんもんが美味しいんかねぇ?」と思いながらパクパク食べていました。そうしてやがて閉店の時間が迫ってきました。(まだつづく)
2013年01月04日
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あけましておめでとうございます(^^)新しい年がまた始まりました。 昨年は個人的に本当に色々なことがあり、人間の想像力なんてたかが知れてるなーと思わされた一年でした。今年は本当に何がどうなるかわかりませんね。ひょっとしたら紅白に出ているかも知れませんよ(;^_^A とにもかくにも今年は良い年になるでしょう。株式市場も上がるでしょうし、世の中が少しずつですけれど良くなると思います。年が変わることで何かが変わったような気になる、これは人間だけが持つ感覚で、それを有効に活用して何事もポジティブに捉えるべきだと思います。 とにもかくにも2013年も始まったばかり。皆さん頑張っていきましょう! 本年もどうかKA.Blogを宜しくお願い致します(^_^)/
2013年01月01日
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