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今年もあと数時間で終わりですが、忘年会で飲み過ぎた影響で二日酔いでやっぱりグロッキー(-。-;)しかし今日は年末の風物詩として恒例の(?)私が今年のJ-POPの中から勝手に表彰する「てけてけアワード2013」の発表の日です。お陰様で今年で8回目を迎えます(^^)わーパチパチ・・・近年は次第に良い曲に巡り会う機会が減ってきていたのですが、今年は個人的には新しい発見が色々あった年でした。景気が良くなってくると、良い曲も世に出やすくなるのかも知れませんね。そんなこんなで、今年のベストソングは・・・デケデケデケデン!Superflyの「Bi-Li-Li Emotion」です!ワーパチパチ・・・(^^)Superflyは以前から良い曲を連発していましたが、KUWATA BANDの「スキップ・ビート」のカバーが壮絶に格好良かったので、一気に大ファンになりました。まあ私も段々年を取ってきたので、音楽もどちらかというと昔ながらのJ-POPっぽさを踏襲した曲が好きです。そんな中で、この「Bi-Li-Li Emotion」は2000年以前のテイストを残しつつ、一方で新しさも絶妙なバランスで取り入れた作品に仕上がっています。ノリノリな曲ですから、カラオケでも欠かせない一曲では無いでしょうか。そして新人賞は「高橋優」に贈ります!ワーパチパチ・・・(^^)大体私はギター一本で生き様をシャウトするような系の歌手が好きなのですが、最近の若い人ではなかなか見かけませんでした。ぶっちゃけ最近の流行はバンド、グループですから、こういうシンガーソングライターは世に出辛いのでしょう。で、彼は秋田出身の見た目は優男なのですが、歌う歌は非常に骨太で良いです。今年出たアルバム「BREAK MY SILENCE」は私が聴く限り彼の最高傑作だと思います。正直、今まで彼の曲は良いと思いながらも、なかなか本格的に好きにはなれませんでした。というのは、所属事務所のアミューズの売り出し方がどうも違うんですよね。荒削りな感じの曲調の彼なのに、どうもアイドル的な感じの売り出し方をしているような。そんなところが彼の本質とは異なるところで嫌でした。ただ今回のアルバムはそれらをはね除ける感じの良さが伝わってきて、非常に良かったと思います。今後一段と注目していきたいですね。そして最後に今年のベストカバー賞は絢香の「Movin' on without you」に贈ります!ワーパチパチ・・・(^^)本当は上述のSuperflyのスキップ・ビートなのですが、それ以外ではまあここは手堅い感じですね。元々彼女の路線は宇多田ヒカルと似ていますし、そんな彼女がこの曲を歌ったらどうなるか・・・と言うのは大体予想が付きましたけれど、その予想通り完璧なカバー曲に仕上がっていました。さて、今年もいよいよ年の瀬が近づいて参りました。来年はどういった名曲が生まれるでしょうか?それでは来年のこの時間にまた「てけてけアワード2014」でお会いしましょう皆様良いお年を(^_^)/
2013年12月31日
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2013年12月28日
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ドバイ話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20131023.htmlエレベーターホールでは、エレベーター待ちの人が3列くらいに分かれて並んでいました。係員のお姉さんが英語で色々説明していましたが、ぶっちゃけよくわかりません(;^_^Aそこに突然お姉さんが「コノナカニ、ニホンジンのカタはイマスカ?」と日本語で、まるで飛行機内の「この中でお医者様はおられませんか?」的な感じで聞いてきます。私は恐る恐る手を挙げました。逆に言うと100人くらい居る人の中で日本人は私だけでした(・・;)するとお姉さんは私に「イラッシャイマセ」「アリガトウゴザイマス」と満面の笑顔で語りかけてきました。私は気恥ずかしい感じでうつむき加減に「どもども(;^_^A」と返すのが精一杯。典型的な日本人の私。そしてそれ以上は特に何もありませんでした(・・;)そんなこんなでようやくエレベーターに乗り込むと、地上452mの展望台「At the Top」へとものすごい速度で運ばれます。ちなみに分速600mのスピードで上昇するそうで、スカイツリーのエレベーターと同水準らしいです。あっという間に展望台に到着すると、視界の全般的に砂色の世界が広がっています。ようこそ砂漠の国へ、という感じ。なお展望台は世界一高い屋外展望台ということでギネス認定を受けています。早速屋外に行って周囲を見渡します。直射日光が暑いですが、砂漠の楼閣を全て見下ろすことができ、ものすごく気持ちが良いところです(^^)↓海の奥の方にぼんやり見えるのが人工島「The World」周囲を見渡しながらiPadのSkypeで日本でお留守番の嫁にテレビ電話をかけて、せめて空気感を伝えることに。ドバイは主要エリアには必ず無料のWi-Fiスポットが用意されている便利なところで、基本ポケットWi-Fiのレンタルも必要無いと思います。無論ここの展望台にもありました。日本も外国人観光客の誘致をもっと増やしたいのなら、無料Wi-Fiスポットをもっともっと拡充する必要がありますね。やがて冷房の効いた室内の展望台に移ると、望遠鏡的な装置が置いてあります。日本のものとは違って無料ですし、デジタル画像なのでかっちょいい望遠鏡です。しかもかっちょいいのはそれだけではありません。この望遠鏡には「Day」「Live」「Night」とボタンがあり、向けている座標軸と連動してその景色の昼バージョンや夜バージョンも楽しめます。しかし驚くのはまだ早い。もう一つ謎のボタン「History」があります。いやいや、ヒステリーではなくてヒストリーです←誰もそんなことは言っていない。何だろうと思ってこれを押してみると、なんとその今見ている箇所の過去の景色が見られるのです(××)ひぇー、そいつぁーすげー!こうしてみると当然と言いますか、辺り一面砂漠のみ。まるで「北斗の拳」の世界感のような荒涼たる砂漠です。適当に砂漠のCGとリンクさせてんのかなー・・・と思ったりもしたのですが、意外に昔の道路と現在の道路がちゃんと重なってたりして、きちんと検証の上で作り込んであるようです。なかなか芸が細かい(××)しかしこんな砂漠の何も無いところに100年もかからずにこれだけのビル群やインフラを整えるとは。オイルマネーの凄まじさを改めて思い知った私でした(・・;)そしてこれ、スカイツリーとかにも付けて、昔の江戸の町並みとかをCGで見られるようにしたら外国人とかにも絶対うけると思うんですけどね。そこまでやる気はありませんか?東武鉄道さん。そんなこんなで天空からの景色をひとしきり堪能して、すっかりドバイを征服した気になった私は、帰りのエレベーターへと向かいました(つづく)
2013年12月25日
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2013年12月24日
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いよいよ世界一の超高層ビルに上るドバイ話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20131023.htmlブルジュ・ハリファの入り口でチケットを見せて入ると、まずはブルジュ・ハリファの模型や、こういう建築物お約束とも言える世界の建築物の高さランキングが展示されています。ブルジュ・ハリファのすごさを出会い頭にアピール。↓これが今回上る本物その辺りを通り過ぎて、実際に入場するには持ち物検査が必要です。空港並の、いや空港以上の厳しさで、持ち物のX線検査、そして金属探知のゲートをくぐり抜けます(・・;)こうして考えると、日本はやっぱり平和なんだなーと思ったり。で、実は私のリュックの中に折りたたみ傘があったので、そこでひっかかってしまいました。砂漠で雨なんか降らんやろーと思われますが、何があるかわからないので念のため(;^_^A「傘をエントランスに預けてきて、帰りに受け取ってくれ」と言われたので、一度引き返し預けにいきます。ただエントランスで預ける旨を伝えると、特に引換券も無くそのままカウンターの下の方に無造作にひょいと入れられてしまいました。えっ、これはひょっとして預けるんじゃなくて没収ですか!?(・・;)そこそこの値段のする折りたたみなんですけど・・・(-。-;)しかしそれを聞き出す英語力の無い私は、一抹の不安を抱えながら先ほどの手荷物検査のゾーンへと戻りました。が、引き返した時には団体客が並んでいて、結構待つ感じになっていました(・・;)で、私が最後尾に並んでいると、係員の人が気付いてくれて「あなたは金属探知のゲートが並んでいる間を抜けて行けばいい」と言ってくれました。なので、あぁ良かったとばかりに私が列を外れてスタスタ進み、ゲートの間を通り抜けようとすると「Wait!Wait!」と怖い顔の別の係員に怒られます(・・;)そこで「さっき一旦通ったのに?」・・・という英語力が無いので「again?」とだけ言ってみたのですが、プッシュされ押し戻されます。で、また最後尾に並ぶと、さっきの係員が「何で戻ってきたんだ?あのゲートの間を通れと言ったじゃないか」というような事を言います。板挟みの私(・・;)それでもう一度ゲートの間を通ろうとすると、やはり怖い顔の係員が出てきました。周りの観光客も「なんだ、この横入りを試みる物わかりの悪い奴は」という感じで見てきます(・・;)それで私が何とか「さっき一回通ったんだ」的なことを言ってみると、さっきの係員が見かねて事情を説明してくれて、何とか通ることができました。そうやってようやく通過すると、カメラで一人一人写真を撮られます。これも保安上か、なんて厳重なんだ・・・と思ったら、これは観光地お約束の帰りに販売される記念写真でした(;^_^Aそれから奥にドンドン進んでいくと、ブルジュ・ハリファ建設の歴史を実際の写真やCGで再現したりしています。この辺りもスカイツリーでも同じような感じだと思います(私あんなに建設中のスカイツリーを見にに行きましたが、スカイツリーには未だ上っていません(;^_^A)。そうやってズンズン進んで、ようやくエレベーターに到着しました。(つづく)
2013年12月23日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,200円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜続伸。前日のNYが引き続きFOMCの結果を受けてしっかりと続伸し、市場最高値を更新。それを受けた日経平均でしたが売りが先行。ここまで急騰してきた反動や、3連休を控えた様子見気分が拡がりました。日銀金融政策決定会合の結果を気にする動きもあった感じ。その金融政策決定会合では案の定何も変更がなかったことで後場寄りは少し下げて始まったものの、その後は次第に買い戻しの動きが優勢になり、引けではプラス転換。ほぼ高値圏での引けとなりました。一方でTOPIXの方はマイナスのままで、NT倍率は12.58ポイントとITバブル以来の高値を更新。市場の歪さをまたしても物語る感じになりました。売買高は25億株、売買代金は2.3兆円と前日に比べると落ち着きましたが、この時期にしてみれば厚めの商いでした。投資判断は「やや買い」。アメリカFOMCにおいて緩和縮小が決定。債券購入月額を850億ドルから750億ドルに減少させるということで、予想よりも縮小の規模が小さかったこと、また「失業率が6.5%を下回ったとしても、インフレ率が2%を越えないうちは超低金利を持続する」という内容で、金利引き上げの条件を緩めたことが好感され、アメリカは強い動きが続いています。 私は「年末の時期に緩和縮小は無い」と思っていたのですが、予想は外れました。ただ市場は上手く良いとこ取りをしてくれた格好でもありますし、確かに購入額は大して変わっていませんから、バーナンキ議長も辞める前に形式的にやることはやったよ、という甘っちょろい印象です。浴槽からお湯が溢れているのに、全開の蛇口をちょっとだけ締めて風呂から上がる人は普通いません。 ただバーナンキ議長は最後の最後まで市場との対話の上手い人だったなぁと思います。色々ありましたが、結局リーマンショックや欧州危機、その他諸々の危機を乗り切って、今の株高を演出したのはオバマ大統領よりも彼の功績が大でしょう。それのもたらす副作用はとりあえず置いておくとして。 それを受けてドル円は一気に104円を突破。これで株高に弾みが付き、日経平均は一気に12月の高値を更新して、年初来高値に迫る勢いがありました。15900円には届かなかったものの、引けまで高値をキープし続けました。 この流れはもう少し続き、そして私はやはり25日から26日にかけて、つまり実質新年度相場入りから物色の対象は180度変わると見ています。 指数的には高値圏を維持し続け、結局水曜の陽の丸坊主は強気のサインでした。外国人買いのラストスパートは明らかに始まっているので、波には遅れず乗っていくべき地合だと考えています。しかしこれでもし金曜これで日銀の追加金融緩和が出ようものなら、とどめの大相場になったと思うのですが残念。まあ日銀も株だけを見て運営しているわけではないですから仕方ないですね。そして金曜のNYはGDPの上方修正を受けて続伸し、またまた最高値を更新してきました。それを受けたシカゴ225先物は遂に16000円乗せ。もっとも月曜は日本がお休みなので、また月曜の海外マーケットの動きを見ておく必要がありますが、基本的には特に弱気材料も無いので大丈夫だと思います。なお直近20年間の大納会を含む最終5営業日は17勝3敗と圧倒的な強さで「掉尾の一振」の存在を証明しています。これは純粋に権利取りが絡んでくることや節税対策の売りが止むことからも明確に理由付けられ、特に今年は来年の証券増税を見越した換金売りの反動も大きく、確度が高くなっているものと思われます。 と言うわけで、来週から最後の餅代稼ぎに相場が発展していくものと見ています。もうイベントは何も残っていませんし、攪乱要因はありません。そんな中でどんな銘柄を狙っていくか、ということですが、一つのヒントとしてはやはり逆日歩銘柄を狙うというのもアリでしょう。特に今年は例年以上に年末年始の並びが良く、30日さえ休みにすれば9連休という人も多いです。ですから、逆日歩が付いた銘柄の売り玉を枕に年を越すわけにはいきません。と言うわけで、高値更新逆日歩銘柄は来週の狙い目とも言えます。新興市場は「やや買い」。金曜は両指数共に軟調。上述のように金曜は高かったのが日経平均のみだったので、本質的には弱い一日でした。ただやはり26日以降は個人投資家の売り需要が止みますから、年末年始は新興株も買われやすい地合だと思われます。そしてIPOも今年残すところあとヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(6090)一社になりました。怒濤のIPOラッシュもいよいよラストですが、連勝記録は止まったものの足利HD(7167)といった大物を挟みながら、今週も意外に資金がバラけずに健闘した方だと思います。来年も活きの良いIPOに期待したいところです。【ポートフォリオ銘柄】三井海洋開発(6269)は続落。相変わらず地合の流れの蚊帳の外な銘柄ですが、政府が日本海側でメタンハイドレートの埋蔵量を調査するという報道が連休中に出ています。最近この手の材料にあまり反応しなくなったものの、久しぶりに出た好材料。そろそろ株価の煮詰まり感も良い頃なので、忘れた頃に大相場に発展する可能性に期待します。テーオーシー(8841)は反落。ただ19日の段階で800円に到達したので、戻り待ちの売りとなっています。一旦上値抵抗線(9月以降の高値を結ぶ線)に達してきたので、ここを越えるとまた次の波動に入れると思うのですが、ちょっとまた別の不動産株を探してみようと思います。東京ガス(9531)は続落。500円を下値に攻防戦が続いています。同社はLNGだけでなく水素関連という切り口もありますし、土地持ちの含み資産関連という面もあります。業績だけで言えば来期の値下げによる減益懸念はありますが、テーマ性は意外に豊富ですし、電力株無き今NISA口座本命の最右翼だと思います。【注目銘柄】富士通(6702)は大幅続伸。こちらは18日配信の有料メルマガにて買いで取り上げ。無事年初来高値を連続更新しています。上述のように外国人買いがまた始まった感じになっていることで外国人持ち株比率の高く、逆日歩が付いているところなとが狙い目です。金曜は値上がり率ランキング上位にランクイン。来年のWindowsXPのサポート期限終了による買い換え特需が発生することもありますし、また足元で最高値更新を続けているファナック(6954)は元々富士通の子会社でしたし(今は資本関係はありません)。全般的に良い流れが出来ています。あと、新年が近いというところで「富士」という名前も縁起が良いですね。名前にちなんで銘柄が買われるのは、行動経済学でも証明されているように人間が投資する以上間違いなく影響してくることですから、一概にバカにはできません。実際金曜は天馬(7958)も来年の午年にちなんでこれ以上無い良い名前として買われています。そんなわけでまた目標株価到達の際には取り上げ根拠を掲載します。カシオ計算機(6952)は小動き。こちらは有料メルマガにて16日より取り上げ。ユーロ感応度の高い銘柄で、高値更新の売り長銘柄として取り上げました。その後逆日歩も付いて年初来高値を更新。ユーロも円安が止まりませんから、言うこと無いですね。こちらも目標株価はまだまだ上の水準。到達際には取り上げ根拠を掲載します。日本風力開発(2766)は大幅反発。こちらは有料メルマガにて17日より取り上げたのですが、しびれを切らして損切り。しかしその翌日の大幅高になってしまいました。裏目に出ました。悔しいので、せめて取り上げ根拠を以下に記しておきます。「△日本風力開発(2766) 東証マザーズ 売買単位100株728円 出来高153400株 12/17買値 740円以下12/30までの目標株価 860円 【評価】業績 ○テクニカル △需給 △同業他社比 -その他ポイント 風力発電政策に対する期待 風力発電設備販売や売電事業。今期は増収増益で黒字転換を見込む。中間期時点では増収ながら赤字継続であるものの、赤字幅は前期に比べて大きく縮小。昨年7月からスタートした風力発電の固定買取制度が寄与した。同社は業績が下期偏重の季節性要因があるため、下期からの巻き返しは十分に期待できる。 最近の報道によれば政府は太陽光に偏重した買取制度を是正すべく、風力・地熱といった他の再生可能エネルギーの規制緩和を押し進める方針。足元で原発再稼働の方向に動いていることは再生可能エネルギー関連株にとってマイナスではあるものの、原発再稼働のためにも他の再生エネルギーに対する注力姿勢を示す必要もあり、やはり風力発電に対する追い風は続くものと見たい。 テクニカル的にはMACDやパラボリックは暗転。ただストキャスは安値圏にあり、RSIも0%と短期売られ過ぎのサイン。勢いよく75日線に接近してきたことで、一旦はこの水準で反発場面が見られそう。一目均衡表も雲を下回ってしまっているが上値の雲まで距離があること、また雲自体も薄いので、再度の突破は十分可能な感じ。 株価水準的にもも8/30安値590円→10/29高値1025円の2/3押し水準735円に達してきたことで、反発するのでればこの辺りの水準が妥当なところ。日柄としても安値から高値の間が2ヶ月で、現在は高値から約2ヶ月経過していることからも、リズム的に良い頃合い。 需給面では長期的には下落トレンドが続いていることで総じて悪い形。ただ信用買い残は約33.5万株で、日々の出来高に比べると十分返済売りをこなせる感じ。なお有利子負債が多いことから、一定のファイナンスリスクが存在している点には留意。 予想PERは220.6倍で、風力発電事業も行う駒井ハルテック(5915)の99.0倍との比較では割高。PBRも1.3倍で同0.6倍との比較では割高。予想ROEは0.6%で同0.6%との比較では同水準。ただこの辺りはあまり事業内容が重なっていないため比較は参考で。配当は無配。 買値はなるべく安いところで。目標は12月の高値水準に。損切りは買値から4%程度下の水準で適宜」 その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年12月22日
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ドバイ話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20131023.htmlドバイモールは総面積が100万平方メートル以上ある世界最大のショッピングモール。高級ブランド店やら何やら色々と実に1200もの店舗を連ねているそうで、ガイドブックでも「一日ではとても見て回れない」と書かれるモンスターな場所です。イオンで一日を過ごす人をイオニストと言うらしいですが、ならばここではドバモストとでも言うべきか(;^_^A館内の構造自体はシンプルですが、これだけの大きさですからやはり地図の存在が不可欠です。そんなわけで館内の至るところにインフォメーションセンターやタッチパネル式のマップが設置され、自分が今どこに居るかがわかります。最初のインフォメーションセンターで観光客がやはりブルジュ・ハリファの場所を聞いていて「入り口から右奥のエスカレーターで降りろ」と言われていたので、私はこっそり跡についていきます。ザ・ジャパニーズ忍(;^_^A途中、とても大きな水槽が目に入ります。それもそのはず、私が春に行ってきた沖縄「美ら海水族館」のギネス記録を破った水族館「ドバイアクアリウム」がここドバイモールの中にあります。水族館自体は有料ですが、目玉のこの巨大水槽は誰でも見られるようになっています。こんなに大きかったら隠しようも無いですし(;^_^Aで、そのまま地下に行くと見慣れた店がチラホラ。ここドバイモールにあの「100円ショップダイソー」や「無印良品」がありました。大体値段も日本のものとほぼ同じになるように設定されています。商品自体もまんま日本のものと同じで、説明書きも日本語でした。意外に硬派ですね(;^_^Aそうやって広い広いドバイモールをズンズン歩いていくと、地下1階の端っこの方にようやく「ブルジュ・ハリファ」の入り口が見えてきました。(つづく)
2013年12月18日
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2013年12月17日
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やっとホテルに着いたドバイ話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20131023.htmlホテルで朝食をとってから数時間休んで、早速出かけることにします。やはりドバイと言えば世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」。空港からホテルに来る途中でも当然ながら見えた随一のランドマークです。まずは挨拶代わりに一番高いところに上ってドバイを一望し、概要を掴もうと。ブルジュ・ハリファは高さが828mということで、スカイツリー(634m)よりも高い世界一の建造物。No.1好きのドバイを象徴する正にバベルの塔です。で、案内してくれた旅行会社の人も言っていたのですが、ここのタクシーの運転手はブルジュ・ハリファへ行きたいと言っても入り口がどこにあるか知らない人が多いそうです。と言うのは、ブルジュ・ハリファの入り口はドバイ・モールというこれまた世界最大のショッピングセンターがあり、その地下1階から入ることになります。残念ながら運転手自身はブルジュ・ハリファに上ったことが無い人ばかりで、帰ってきたお客さんが同じタクシーを捕まえてわざわざそのことを教えてくれるわけもないですから、いつまでも知らないまま。なので「ブルジュ・ハリファ」と言うと、入れない真正面に降ろされて困ってしまうのだそうです。と言うわけで最初から「ドバイモール、プリーズ」と言わないといけません。で、ドバイモール自体はメトロの駅と直結しているので電車で行くのが一番リーズナブルな手段ですが、残念ながら金曜の午前は電車が運休。ブルジュ・ハリファは予約制なので事前に予約しておいたのは良いものの、そこまでは調査不足でした(T△T)と言うわけでホテルの前からタクシーを捕まえてドバイモールへと向かいます。セレブ感のあるドバイにはレクサスやらベンツやら、果てはランボルギーニやらポルシェといった高級車タクシーもあるのですが、当然ながら高いので、私は普通のタクシーを使います(;^_^Aドバイのタクシーは原則メーター制で安心ですが、中にはやはり白タクも居るのでご注意を。基本ベージュ色の車体で、車上に「TAXI」と掲げられているのがドバイ政府公認のスタンダードなタクシーです。ちなみに中にはピンク色のタクシーがありますが、これは女性専用のタクシー。運転手も女性です。ドバイはイスラム圏なので女性にいろいろと制約があるため、こんなところにも配慮があります。ただアラブ諸国では原則女性は車を運転することが許されていません。ドバイはイスラム圏の中でも比較的戒律が緩く、国際感覚のある国なので認可している様子。ドバイの移動手段は基本タクシーということになります。と言うより、暑さで昼間の徒歩は自殺行為に等しいです( ̄Д ̄;;ほんの数百メートルの距離の移動でもタクシーということはザラで、タクシーの方もそれを嫌がらない様子。ブルジョワな国ドバイですから、物価は高いと思われがちですが、タクシーとか水といった「生きる」ために必要なものに関しては安くなっています。例えばタクシーの初乗りは3AEDですから100円にもなりません。で、大体1km=1.6AEDとかなので、20分くらいの距離のところであれば40AED(1000円ちょっと)くらい。ですから日本のタクシーに比べて全然安いです。そんなタクシーでの道中はカーラジオからドバイで流行りの曲らしきものが流れていました。運転手に話しかけられると英語ができないから嫌だなー・・・というオーラを出していたのか知りませんが、お互い終始黙っていました(;^_^Aその代わり、運転中に運転手の携帯が鳴って「きっとこの人は電話に出るんだろーなー」・・・と思ったら、やっぱり出ました(・・;)時速120キロを出していようがおかまいなし。普通にぶっ飛ばしながらしゃべっています。大丈夫かいな( ̄Д ̄;;そんなこんなで目的地ドバイモールに到着してもまだ話していて、話ながら「ほら、ここがドバイモールの正面だ。40AED」というようなぞんざいな感じ。まあここの人はこんな感じなんだろうな、と思うと特に嫌な印象は受けなかったので素直に「Thank you」と言ってタクシーを降りました。(つづく)
2013年12月15日
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2013年12月14日
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やっとホテルに着いたドバイ話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20131023.htmlそんなこんなで宿泊ホテルのジュメイラビーチホテルに到着。ここは何と5つ星ホテルということで、非常にたたずまいもリッチな感じです。ホテル自体が「波」をイメージしたウェーブ状で、海を挟んで向かい側にそびえ立つ「帆」をイメージした7つ星ホテル「バージ アル アラブ」と1セットのコンセプトで作られています。https://www.jumeirah.com/en/hotels-resorts/dubai/jumeirah-beach-hotel/ただ一応誤解の無いように行っておくと、5つ星ホテルと言うのはドバイ政府が勝手に認定しただけですし、やはり値段的にもそれなりのホテルではありますが、私の泊まった部屋はそんなに高い部屋ではありません(;^_^A夏休みなどのハイシーズンだと一泊10万円以上するらしいですが、私の行った9月は暑いだけの閑散期で、旅行代理店を通せば更に3割くらい安くなるので全然違います。そもそもドバイのホテルはどこに行っても高級ホテルなので。あんまり安いところに行ってクーラーが動かなかったら死にますし(-。-;)ただ、一応アーリーチェックインとレイトチェックアウトでお願いしていた(と言うか、そうしないと荷物を持ったまま灼熱地獄に放り出されることになる)ので、それなりにかかりましたが(・・;)それはともかく、まずはフロントでチップ用の小銭を作らないといけません。そんなわけで片言で「small change,please?」と、何とか両替に成功しました。そしてそのフロントマンにそのまま部屋に案内してもらうと、部屋の設備を色々と説明されます。無論全部英語なので、わかったようなわからないような(;^_^Aそして去り際にさっきそのフロントマンに両替してもらった5AEDをチップとして渡すと、フロントマンも苦笑いで「Thank you!」私、人生で初めてチップ渡しましたよ。これがイマイチ勝手がわからず、変に緊張します。いつ、どのタイミングで、いくら渡せば良いのか?(・・;)というか、このチップっていう制度、何とか全世界的に無くなってくれないものでしょうか?小銭を作るのが大変です(-。-;)チップ用に小銭を用意しないといけない煩わしさ。ともあれこれでようやく人心地。まずは風呂に入ってすっきりしたいところです。で、お湯をひねるとものすごい勢いでお湯が出てきて、バスタブが1分もたたないうちにいっぱいになります(××)さすがドバイは砂漠の国ですから水に対する思い入れが人一倍強いようで、まさに「湯水のように使う」という言葉が相応しいくらいの水流です。そして「水」を「湯水のように使う」ことがこの国では最高の贅沢。ですから、トイレの水も一回流すとものすごい勢いで流れます。どんなに大きいのをしても(失礼!)一発で流れる仕様となっています。ちなみにドバイの便器の隣には、もう一つ謎の「便器」がセットで付いています。便座は無く、栓を捻ると、水がぴゅーっと出てきます。どうやらこれはここのウォシュレットで、わざわざ隣に移ってお尻を洗うようです。女性は逆側にまたがってビデとして使うそうです。ローマに行った時もあったので、どうもヨーロッパでのスタンダードスタイルのようです。水も貯められるので、足を洗ったりする人も居るのだとか。個人的には大人しくTOTOのウォシュレットを導入すれば良いと思うんですが・・・。(つづく)
2013年12月13日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,200円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━本日の日経平均は続落。前日のNYは与野党の財政協議が無事進展して、1月の政府閉鎖が早々と回避される運びとなったことを受けて、量的金融緩和縮小懸念から売られる流れに。本来は良いニュースであるはずが今度は「悪いトコ取り」になりました。それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。ドル円がやや円高に振れたこと、明日のメジャーSQを控えて裁定解消売りがピークを迎えたこと、そして昨日業績の下方修正を発表した日東電工(6988)が大きく売られたことなどを背景に、寄り付きから大きく下げて始まりました。ちなみに日東電工一銘柄で日経平均を40円程度押し下げた格好。その後一時200円以上下げる場面もあり、月曜の急騰で開けたチャート上の窓は明確に閉められる形に。他方25日線に下支えられる格好で、やや値を戻して引けました。売買高は22億株弱、売買代金は2兆円乗せと、商いはそれ程膨らみませんでした。投資判断は「やや買い」に。昨日アメリカで例の金融規制ボルカールールについて「実施が2015年7月から、しかも場合によっては更なる延長も」ということで決着。ひとまず株価にとって無難な落としどころとなりました。 個人的にはこれだけの株高の中でボルカールールの即時導入が決められないなら、もう永遠に導入されることは無いんじゃないかと思ったりしますが。とりあえず今年の大きな山場を乗り切ったことで、投資判断を一段階引き上げ。後の目立ったイベントは明後日のメジャーSQを残すだけになりました。 概ね私は楽観しています。一つ指標として見られるのが日本証券取引所G(8697)の株価。昨日実質上場来高値を更新してきました。まあたかが一取引所の株価であって、相場が上がってきて同社も上がるというのならわかりますが、その逆が認められるかどうかはちょっと不可解でもあります。ただ、このタイミングで高値を抜いてきたというのが何となく象徴的。 いずれにせよ例年メジャーSQ通過後は憑き物が取れたように上昇していくパターンが多いです。個人投資家の換金売りも峠を越えてきますし、12月決算銘柄の権利取りの動きや、度々言われる「掉尾の一振」のかけ声が投資家を勇気付けてくれます。 一方で機関投資家は次第にお休みモードに入っており、外国人投資家なんかは既に年内の取引を終えているところもあったりします。ですから日中ほとんど指数の値動きが無くなっていますし、個人投資家大好きな銘柄が集中的に動きやすくなったりします。年末年始はお約束の直近IPO相場にもなりやすいでしょう。 そんなわけで、来週から年内いっぱいにかけてはジリジリ上がっていく感じにはなるものの、基本は上がったら下がり下がったら上がる鯨幕相場だと思っています。一方上値は歴史的な上値抵抗線の存在があるのは先般繰り返している通り。 為替に関しては、基本ドル円は頭が重く、ユーロは上値が軽いと思っていますから、動きに差が出てくるような感じになると思います。新興市場は「やや買い」。本日は両指数共に軟調。わずか3週間で株価が8倍以上に膨れあがったミクシィ(2121)がGSの投資判断引き下げによって一転ストップ安連続の憂き目に。それによってゲーム株が全般に弱い流れとなって、新興市場の雰囲気を悪くしています。本日は三菱UFJのアナリスト(かつて楽天(4755)に出入り禁止にされた人)が投資判断を逆に引き上げましたが、全然効果はありませんでした。一方で短期資金は元気にドッと一点集中で集まります。昨日の熊谷組(1861)もそうでしたが、本日は直近IPOの中でもホットリンク(3680)が全市場ベースで売買代金7位で値も急騰。昨日の有料メルマガでは「12月に山のようにIPOが出ましたが、中で良いのは大体じげん(3679)とホットリンク(3680)」と書きましたが、本日はその二銘柄が急騰してくれました。ホットリンクの方は社長が富山出身の方なので個人的には応援しています。事業的にもTwitterのつぶやきを分析して株価予測とかやってて、なかなか興味深いです。売買単価が100万円を超えてきたので、5分割くらいの実施はほぼ既定路線なのでしょうね。じげんの方は転職サイトの一括応募を手がけているということで、社長の年齢が31歳というところからも何となくリブセンス(6054)に雰囲気が似ています。PERとかを見るととても高くて買えませんが、IPO投資はそういうものでは無く、勢いに乗るかどうかですからね。明日以降も年内最後のIPOラッシュが続きますが、上述のように機関投資家がお休みモードに入りつつある中、証券増税前の駆け込みによる餅代稼ぎの動きがこういった銘柄をびっくりする程高値に買い上げてくれるものと思います。【ポートフォリオ銘柄】 みずほFG(8411)は続落。ただここにきて各証券会社からメガバンクのレポートが立て続けで発表されており、一般的に好感触が目立ちます。同社に関しても目標株価の上方修正が相次いでおり、大体225円~280円辺りに設定されています。ただ年末相場で商いが薄くなる中、日本最大級の信用買い残を誇る同社の上値はなかなかに重いと思います。目標株価を実現するのは来年の話になるでしょうか。日本碍子(5333)も続落。今月頭の高値時点で空売りの大部分が決済されてしまったせいで、推進力が無くなってしまった格好に。ただ相変わらず中国では大気汚染は収まる気配がなく、同社の活躍余地は大きいと思います。明日発売の四季報の好内容に期待。【注目銘柄】グリー(3632)は反落。ただこちらは今月初頭に有料メルマガにて買いで取り上げ。足元の急騰を先取る形になりました。と言うわけで、無事成功記念として取り上げ根拠を以下に記します。「△グリー(3632) 東証1部 売買単位100株935円 出来高4618100株12/2買値 930円以下12/13までの目標株価 1050円損切り 895円割れ 【評価】業績 △テクニカル ○需給 △ 同業他社比 ×その他ポイント 同業他社の株価復調 SNSゲームサイト「GREE」運営。今期の見通しは出していないものの、四季報などの予想では減収減益。第一四半期は前年同期比では減収減益となったものの、前四半期比では減収ながらも増益に。業績には底打ち感が出始めている。海外事業の単月黒字化も見えてきた。 また単体での1割以上の人員にあたる200人の希望退職者を募ったことや、日米のゲーム制作体制の再編も完了し反撃体制を整える。最大のコスト要因であった人件費に一つのメド。一方、ゲーム事業以外の新規事業に取りかかる方針で、買収先を模索。ようやく将来に明るさが出てきた格好。 引き続きLINEなど新興勢力に押される形で事業環境は良くは無いものの、第一四半期決算を受けて株価は戻り歩調を続けている。事業環境や業績の悪さを株価は折り込みつつあり、次の成長に向けた取り組みを評価する段階にあると言える。 テクニカル的には75日までの移動平均線は上回ったものの、上値に200日線を控える。この200日線を上抜ければ実に昨年3月以来の出来事になるため、トレンドの転換点と言えそう。 MACDやパラボリックは好転。一目均衡表は三役好転の形に。ストキャスも好転し、ボリンジャーバンドは18日に出来高を伴って+2σを上抜けたことで、今後拡大する+2σに沿った上昇が続いていく見込み。 需給面では長期下落トレンドが続いており、総じて悪い流れ。中期的にも8月に急騰した際に出来たしこりが直上を抑える感じで、また12月になったことで個人投資家に人気の同社に損失確定の売りが頭を抑える懸念がある。ただし信用残高では差し引き808万株の売り長で、11月のピークからは減少傾向にあるものの未だ高水準を保つ。 予想PER(四季報予想)は11.0倍で同業のDeNA(2432)の8.7倍との比較では割高。PBRは2.2倍で同2.1倍との比較では同程度。予想ROEは21.3%で同34.1%より低い。配当利回りは減配が見込まれる9円換算で1.0%で市場平均の1.6%との比較でも低い」IJTテクノロジーHD(7315)は急騰。こちらは先月末の有料メルマガにて取り上げ。その後残念ながら下げる局面で損切りとなってしまったのですが、本日590円まであり、結果的に13日まで目標株価とした600円に急接近する形になりました。と言うわけで、こちらも取り上げ根拠を以下に記します。「△IJTテクノロジーHD(7315) 東証2部 売買単位100株539円 出来高92300株 11/29買値 540円~550円12/13までの目標株価 600円損切り 520円割れ 【評価】業績 ○テクニカル ◎需給 ○同業他社比 -その他ポイント 円安、同業他社の好調さ 自動車部品メーカー3社(アイメタルテクノロジー、自動車部品工業、TDF)の共同持ち株会社で10月より上場。トラック、自動車、建機向けに部品を供給する。 今期は売上高975億円、営業利益25.5億円を見込む。中間期時点ではうち2社が計画を上回る着地。足元で為替が円安基調にあることで他の自動車部品メーカーも今中間決算において軒並み通期見通しを上方修正している。同社も上方修正余地があり、今後も統合効果が発現されることで一段の収益力向上を期待できる。 テクニカル的には各移動平均線を上回り、上値が軽いところ。上場以後下値切り上げの流れとなっており、530円のもみ合い水準を上回ってきた。MACDやパラボリックは好転しており、ストキャスも足元で好転。ボリンジャーバンドは+2σを出来高を伴って上放れたことで、今後+2σを拡大しながら上昇していく流れを想定。 需給面では3社の株式が持ち寄られた結果発行済み株式総数が増え、市場の流動性が増していることから買いやすさが増しプラス要因に。上場後の株価推移も530円での最も多い価格帯を上回って、足元では終値ベースで2番目の高値水準にある。株式交換比率が1:1の割合で中心的な自動車部品工業の株価データを用いても8月以来の高値水準であり、見た目でも実態面でも上値のしこりが少ないところに。 信用買い残は約39万株で、数字上は日々の出来高に比べると返済売りがやや気になるレベルではある。ただし上場後間もないため、返済売りがまとめて出てくるには早い段階」この銘柄に関しては個人的にはまだまだ上を目指せると思うので、明日の寄り付きから買いポートフォリオ銘柄入れとして、今後ブログで追っていくことにします。この円安局面で自動車部品株はまだまだ割安に放置され過ぎでしょう。2部小型株特有の突発高も見込めるので、目標株価は思い切って1000円として、しばらく追い掛けてみます。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年12月12日
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また随分間が空きましたが、やっと空港から出たドバイ話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20131023.html空港の外に出ると午前4時で辺りは真っ暗なのに「もあっ」として尋常じゃない暑さです( ̄Д ̄;;な、なんじゃこりゃ!?気温は実に37℃だそうで、一日のうち最も涼しい時間帯でこの気温でした。これで昼になったら、一体どうなることやら(・・;)当然ながら送迎用の車は冷房がガンガン効いているので問題はありません。ホテルまでは車で30分くらい。ドバイは空の上から見てもそうでしたが、道路が実に直線です。と言うのも、元々何も無い砂漠に道路を敷いたので、くねくねと曲げる必要がありません。そして全ての土地は元々首長のものですから、首長が道路を造ると言えばそこに道路ができます。幹線道路は片側7車線もある巨大な道路で、さすがお金持ちの国ですから道路もできたばかりのようなキレイさです(××)それがまっすぐとどこまでも続いています。信号も無いので高速道路と言っても差し支え無いでしょう。勿論無料です。ドバイはイスラム圏のため金曜と土曜が基本お休みとのことで、私が行った金曜は道路が空いていました。なので時速120キロくらいでビューンと飛ばしていきます。逆に平日で、特に通勤時間などに重なると無茶苦茶渋滞しているそうです。片側7車線もあって渋滞するのでしょうか?(・・;)車内でも追加で色々とドバイの文化や見所、注意点などのレクチャーを受けます。その旅行会社の方は日本人女性で、ドバイに住んでからかれこれ10年くらいになるとのことでした。と言うわけで、本来の目的であるドバイの景況感を早速聞いてみると、ドバイは10年前の段階でも十分発展していたけれど、ここ10年で一気に加速が付いた感じだ、とのこと。不動産の価格も09年のドバイショックで一瞬下がったけれども、結局今はまた持ち直して再び上昇し続け、引き続き海外からものすごく投資が多いとのことでした。現在例えばドバイメトロという電車が二線しか走っていませんが(後述しますが日本の企業が大活躍!)今も延伸工事が進んでいますし、最終的にはお隣のアブダビまで伸ばす計画とのこと。また空港も今もう一つ大きなものを建設中です。他にも海を埋め立てて「パームアイランド」や「ザ・ワールド」といった非常にお金のかかる奇抜なプロジェクトを次々とこなしています。↓パームアイランドの航空写真。もう少し上の方にスクロールするとザ・ワールドがあります。https://www.google.co.jp/maphp?hl=ja&q=&ie=UTF8&t=k&om=0&z=13&ll=25.118399,55.132999&spn=0.046628,0.077248そういったインフラや海洋工事を支えるのが、インドやパキスタンからドンドンやってくる労働者。彼らの人件費は極めて安いですから、それが無尽蔵とも言えるオイルマネーと掛け合わさった結果、非常にバブリーな経済発展へと結びついています。人口も純粋なアラブ人1割に対して、外国人労働者が9割という極端な構成比。無論、その1割の方がお金持ちです。私は正直ドバイショックが来た辺りで「あぁ、これでドバイも終わったな」と勝手に思いました。大体世界一高いビルなんて建てると、その国の経済は下向きになるという「アノマリー」があります。エンパイアステートビルが出来た時には世界恐慌が起きていましたし、ワールドトレードセンターが出来た時はオイルショック、マレーシアでペトロナスツインタワーが出来たらアジア通貨危機が起きました。と言うわけで、天に唾吐くバベルの塔を建てた後は、ドバイも終わってしまうのではないか、と。ですから、私は6年前に新婚旅行で行きそびれたのがラストチャンスで、その後はピエリ守山のような明るい廃墟と化したドバイを見ることになるのではないかと考えていました。その後もあんまり派手な話は聞いていなかったので、正直あまり関心は持っていませんでした。しかしやっぱり百聞は一見にしかず。街のアチコチで高層ビル建設の土台作りや、新しいインフラのための工事が行われています。全然発展は止まっていないのです。その認識を改めると同時にそれを感じ取れただけでも来た甲斐があるというものでした。少なくともインド人やパキスタン人の人件費が上昇するくらい母国の景気が良くならない限り、ドバイは発展し続けるのでしょうね。そんなこんなで話をしている間に太陽も出てきて空は青くなってきました。そして、私も無事ホテルに着きました。(つづく)
2013年12月07日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,200円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━また随分とブログをサボっていましたが、無事旅から戻ってきました。そして本日は遅れていた11月の成績発表です。11月は初旬こそ株価の底割れ懸念が台頭したものの、後半一気に怒濤の巻き返しを見せ、5月高値に急接近してきました。そんな中で私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう。(※なお、評価は全て11月の終値で行っております)買い銘柄 みずほFG(8411)205円→215円(19営業日保有 上昇率4.9%)地合の戻りに合わせて株価も戻り、9月急落時の水準まで戻してきました。ただ決算を受けて高値を更新した三井住友FG(8316)に比べると戻りは限定的。メガバンクの中では一番弱い感じになっています。日経平均もTOPIXもチャート的に三角持ち合いを上放れた格好にはなっているものの、TOPIXに影響力の強い同社は未だ200円~225円のボックス圏から抜け出せないところ。足元では再度下限に向かう動きとなっています。日本株の命運も同社の動きが握っていると言えるかも知れません。とにかく信用買い算の多い同社ですから、上放れには過剰流動性相場が戻ってくることが最低条件です。3位株主から名前を消してしまったチャイナマネー「OD05オムニバス」の代わりに外国人買いが入ってくるような、反社会勢力と関わりを断ち切った清廉な会社に戻ったことを時間をかけてアピールしていくしかないですね。三井海洋開発(6269)2893円→3005円(19営業日保有 上昇率3.9%)第三四半期決算時点で営業利益が通期見通しを超過し、非常に良好な内容。しかし旬を去った後の株価はほとんど無反応で、地合にもそれ程乗れていない感じです。先日もメタンハイドレートが国内近海で多箇所発見の報道がありましたが、ほとんど無反応。今年前半のしこりもだいぶほぐれてきたと思うので、そろそろ火が付いても良いと思うのですが。岡三証券G(8609)816円→970円(19営業日保有 上昇率18.9%)地合の悪化で煮え湯を飲まされた証券株も怒りの復活。ただ1000円を前に足踏みの格好となっています。やはり日本株の動き次第ではありますが、イメージとしては今月央安→年末高ですから、後半の巻き返しに期待しましょう。テーオーシー(8841)778円→800円(19営業日保有 上昇率2.8%)再度不動産株から相場が始まると期待していたのですが、11月の不動産株はそれ程でもありませんでした。同社は9~11月の高値を結ぶ上値抵抗線に上値を抑えられ続けており、中間決算でもそれを突破するきっかけにならず。ちょっと苦しいですね。現在では再度下げ波動になっていますから、800円の戻りを待って損切りとします。東京瓦斯(9531)519円→510円(19営業日保有 下落率1.7%)ディフェンシブ系の銘柄を一つポートフォリオに入れてリスク分散と考えましたが、むしろ下落が続いており全然分散になってないですね。今月唯一の下落銘柄。まあLNGに絡んだエネルギー政策は国策ですから、これは長い目で見ていただければと思います。日本碍子(5333)11/11より 1685円→1875円(14営業日保有 上昇率11.3%)中国の大気汚染問題でエントリー。それからスルスルと上がってきました。ただ足元ではその反動も出て急反落の流れに。上昇トレンドは崩れておらず、需給面でも良好な状態が続いていますから、10月の上昇開始から高値までの1/3押しの水準で25日線も位置する1770円辺りでの下げ止まりに期待です。以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると 0.36(%/営業日)という結果が出ました。 計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。ちなみにその間日経平均 11/1終値 14201円→15661円(19営業日 上昇率10.3%) 0.52(%/営業日) TOPIX 11/1終値 1183 →1258 (19営業日 上昇率6.3%) 0.32(%/営業日) 今月はTOPIXは上回ったものの、日経平均には敗北。下旬の上昇はソフトバンク(9984)を中心とした裁定買い残の積み上がりが主体だったので、それ以外の銘柄がほとんど上がっていませんでしたから、それに沿った形となりました。本当はそれでも日経平均を上回るパフォーマンスをあげたいところですが・・・またブログさぼりが響きました。11月の更新は実に4回だけですから。12月はもっと頑張って更新して、積極的にポートフォリオをいじっていきたいです。 そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。 KA指数543.2ポイントラストスパートで600ポイント乗せなるか。さて、12月の相場展望ですが、投資判断はひとまず「中立」とします。ようやく出遅れ感を解消しつつある東京市場ですが、上値はやはり15700円というところが意識されました。前回のおさらいですが、そこには96年の阪神大震災の復興需要を睨んだ高値、2000年のITバブルの高値、07年の小泉劇場の高値、それらを結んで今に続く超長期の上値抵抗線が位置します。今年の5月に丁度そこで跳ね返されて、今度は再トライとなりました。そして、今月初旬には一気に上抜きかかりましたが、結局押し戻されて現在に至ります。やはりこれだけの歴史的な抵抗線ですから、今みたいに何も材料無く出来高もそれ程でない段階で、しれしれっと上抜くことはできません。ましてや5月よりも将来に対する期待感は膨らんでいないと言えます。今内閣は経済の話よりも特定機密保護法案に付きっきりですから。となると、今回も上抜けはできないのでしょうか。とりあえず、一旦は下を見る展開になると思います。ただ下を見ると言っても限定的で、15000円を少し割って15日に開けた窓を埋めるか、悪くてもかつての三角持ち合いの上値抵抗線の延長線上である14800円辺りまでと見ています。話が前後しますが、何故足元の急落が起きているかといえば5月以来再度4兆円に積み上がった裁定買い残の巻き戻しです。足元の売買代金が3兆円でも4兆円でもあれば、裁定買い残が多少積み上がろうと問題ないのですが、現在のような、まして感謝祭を過ぎて外国人投資家がお休みモードに入ってきて商いが薄くなる時期に、一段上を目指すエネルギーはありません。加えて為替市場では月初にドル買い・円売りのポジションが12.3万枚と6年ぶりの高水準となったことで、その反動が出ました。つまり、株・為替共に需給面では「過剰な先食い」が起きていたわけです。そもそも株高も先物主導・指数寄与度の高いソフトバンク買い上げが主体の中身の薄いものなので、崩れた時も早いです。それに加えて来年からの証券税率引き上げによる個人投資家の売りも(実際出るかどうかは別として)出てくると言われていますから、上値の重さを呼びます。12月に入ってからの目立った買い主体は、新規参入の個人投資家の冬ボーナスを狙った投信ですが、それだけではちょっとこれらの売りを吸収しきれません。そんなわけで12月初旬の下落は起こりました。ただ、私はそんな中で一つ「おや?」という動きが気になります。それは東証の空売り比率が30%を連日で越えたこと。特に4日は32.4%と1年3ヶ月ぶりの高水準になっています。日経新聞でもさりげなく取り上げられるほどの珍しさです。丁度先月から空売り規制の緩和がなされ、空売りが入りやすくなりました。そして売られ過ぎの目安とされる30%を早速越えたところで11月の上昇相場が演出されたのは以前指摘した通りです。空売り比率の上昇はそれだけ破壊力を持っており、決して無視するべきではありません。昨日・今日と30%を越えてきたのは、私と同じように「明らかに今が高値の限界だろう」と考えた人が空売りを仕掛けたという事実でもあります。空売りが昨日・今日の下落を作り出したとも言えます。ただ逆に言えば、現物の売りがあまり出ていないと言えますし、空売りは当然買い戻しを要しますから、将来の買い要因になります。しかも空売りは買いポジションと違って「損失無限大」の可能性を秘めていますから、一般的に買い戻しは早く出ます。ですから、指数的にはここ両日派手に下げていますが、戻りも早いものと見られます。日程的には明日のアメリカ雇用統計があり、来週にはメジャーSQを控えていますから、これらのポイントを通過するまでは、下手に売り買いどちらか一方に傾けたポジションを作れません。しかし、これらを過ぎて年末モードになり本当の閑散モードがやってきた時、いよいよ年末の掉尾の一振に向かって株価は上がっていくものと予想されます。元々例年12月は月初高→月央安→年末高の流れになりやすいクセがありますから、今年もその流れに沿った形になると思われます。そんなわけで、現在の投資判断は「中立」にしておきますが、株価の変化点はメジャーSQである来週末にあると見ています。そこで再度需給の好転が確認できれば、いよいよ歴史的な上値突破も夢では無いかもしれません。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年12月05日
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