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ドえすの株日記 (感謝してます)
こばやんさんから引用
こばやんのトレード心得10か条
まずは私のトレードルールとして、以前のブログに掲載していたトレード心得10か条を再掲しておきますので、皆さんもこれを気に自分のトレードスタイルを見直してみましょう。
こばやんのトレード心得十か条
1、株価は板の厚いほうへ動く
株価は総意とは反対の方向に動きます。売り玉が厚ければそれだけ買うことが出来るのです。
2、感情を元に参戦したトレードは、得てしてその反対の結果を生む
『 これだけ短期間に上昇したのだから下がるに決まっている』『 買い板が厚いから買っても安心だな。よし買おう。』などと感情に身をゆだねたトレードに参戦すると、参戦した前提が崩れると(厚い買い板が崩れたりした場合)、パニック売りが発生し上昇(下落)が加速します。参戦する前にルールを再確認しましょう。
3、売り買いが交錯しているときは、株価は現在形成しているトレンドの方向へ進む
これはそのとおり。順張りで買って大丈夫です。
4、買いの勢いが頂点に達し『 ここで買い戻さないと大変なことになる』もしくは『 ここで買わないと利益の機会を逃してしまう』と思ったときは実は売り時
仕手株などで特に顕著に見られる。売りの数に対して不自然に買いが多い場合は、もう急落の一歩手前に入っています。
5、参戦理由が明確でないトレードには参戦しない
これは『投資苑』という本の中に書いてありました(ビッコウさんありがとうございます。)安易にトレード回数が少ないから、と参戦ルールを緩めて参加してもいい結果を生むことはありません。”休むも相場”といいますが、専業トレーダーには難しい決断だと思います。
6、寄り付き特別売り気配は買い向かえ
いよいよ実践編です。窓を開けて株価に隔たりが生じた場合は、よほどの理由がない限りは一時的にその隔たりを埋める動きを見せます。この動きは特に特売りの時は顕著に現れます。
7、寄り付き特別買い気配は無視せよ
逆に特別買い気配のときはそこからさらに勢いを加速させる場合もあり一概には言えません。なので参戦しないほうが無難でしょう。
8、大口の動きに注目せよ
仕手筋・ディーラー・外国人投資家をここでは大口といいます。大口は株式投資のプロです。まともにやり合っても勝てるはずがありません。そこで大口の動きに乗りましょう。大口が静かに買い始めたら買い、節目付近で大口が買ったら買い(ただし振るい落としの可能性あり)、大口の売り抜けたい値段で売りを入れておきましょう。
9、ロスカットの完璧な執行。感情を完全に排除すべし
参戦前に前もってロスカットルールを決め、そのルールを完全に執行する。そこには感情の入りこむ余地を一切排除せねばなりません。『ロスカットをしなかったおかげで利益を確定できた』ということもありますが、それは結果論でしかなく必ずしっぺ返しがあります。このルールが守れないトレーダーは市場から退場し、別の職業に就いたほうがいいでしょう。私は今後絶対にロスカットルールを破らないことを今ここに誓います。
10、市場はわがままなもの。常に最悪の事態を想定しトレードに臨め
相場には文字通り『何事も起こりうる』のです。『こんなはずはない。明らかに売られすぎだ』などと強情を張っても株価は戻ってはこないのです。さらにもう一段の下げがあり強情を張っていて人があきらめて投売りをし始めたころから株価は上がり始めるものなのです。なのでしっかりと参戦ルールを決めそのルールに従いましょう。
2007年06月16日
原因と対策
それではさっそく続きに入りたいと思います。まずは原因から・・・
1、木を見て森を見ていなかった
私はメインの監視銘柄の鉄部門として、高周波・日本金属・日金工の3銘柄を並べており、山陽・大同などの特殊鋼銘柄はあまり触ることがないのでメインではない所に登録しています。
水曜日は日本金属・日金工などは軟調な中、高周波だけが不自然に上げてきたので『これは売りだ!!』と自信を持ってショートのポジションを建てました。ところが高周波は押すどころか出来高を伴って上伸し、皆様もご承知の通り40円以上上がった283円で引けました。
私は意味も分からずひたすら売りまくっていたのですが、原因が分かった時にはもう手遅れでした。そう、大同・山陽などの特殊鋼銘柄で祭りが起こっていたのです。山陽特殊などはこの価格帯にしては本当に珍しいストップ高をつけています。
つまりこの状況が分かっていれば何も必死に売り向かう必要はなかったのです。まさに『木を見て森を見ず』です。
2、本格的な上昇局面を迎えた銘柄に売り向かう
私は参戦の判断をするときはほとんどチャートを見ず、直近の出来高のみを頼りにして参戦していますが、最近の津田駒や栗本のように本格的な上昇局面を迎えた銘柄は、出来が急騰して一時的に押し目に入りそうな局面でも、強引に買いに走る人がいて(たぶんデイトレーダーだと思います。)、押し目なく一気に15~20円幅上がってしまうケースが増えています。
ちょうど数ヶ月前の東光を思い出します。それまで下降トレンドだったところが(お得意様でした(^^))2月の末に材料が出て大陽線が出たあとは、断続的に出来高を伴って上昇し、2ヶ月間で200円幅上げました。(もっとも材料が白紙になったので株価も元の水準に戻りましたが)。
津田駒を見てみましょう。12月の末に業績上方修正のニュースが出て大陽線が出ています。改めて見てみるとかなり息の長い上昇トレンドだということがわかります。ちなみにこの時も255円でショートに入ったのを覚えています。そのときは2000円取れましたが、その銘柄が今470円ですからね~。
栗本は6月に入ってからです。業績下方修正のニュースが出て200円台を低迷していましたが、同社が大株主のホソカワミクロンが買い推奨を受けただの、低PBRだの怪しげな材料で株価は上がり続け、気付けば10日で100円幅の上昇です。かなり大口の仕手のにおいがします。
とにかくこれらの銘柄については提灯に火がつきやすく、『押してきそうだな』という局面でも、新米デイトレーダーや売り方のあきらめ買いが入り、更に上伸するパターンが多いので、素直に買いで入るか、売りではロットを落として値幅を限定したほうが賢明かもしれません。(あと最近では勢いに乗った三菱化工機や、不動テトラが怖い)
3、カットが遅い
原因としてはほぼこれに尽きると思います。今週の平均利益確定ティック数が3.05、ロスティック数が5.24。先週は3.42、ロスが6.37。手数料を入れるとこのティック数では最低でも7割以上勝たないとプラスになれません。何度も言いますが、絶対に平均ロスティック数を3以内に抑え平均ロスティック数との数値を逆転させないことには、先が見えません。そのためには参戦した所から3ティック上を一度でも買われたら、成り行きで目をつぶってカットするぐらいの潔さがほしいところです。ナンピンをする前にカット、これ鉄則です。
それでは具体的な対策に移りましょう。
1、ロットを落とす、減資
今週は期せずして大ロットで参戦で大きなロスカットになってしまったのでこれはやむを得ないと思います。打診の所では今までどおり1ロット、よほど自信のあるところでも2ロットを上限としたトレードにします。これにより今月のプラ転はまず無理になりますが、それよりも大切なもの(損失を限定すること)のためにはやむを得ません。
2、カットは成り行きメインで行う
私は基本的に成り行きでの決済はしないのですが、カットに対しては成り行きを多用したほうが損害が大きくならないということがやっとわかりました。『あと1円下がってくれれば同値撤退できるのに』などと含み損と格闘しているうちに他の絶好の参戦タイミングを逃したり、自分の分は約定せず反発していって結局高値で買い戻すなんてことになります。なのでしばらくは3ティック上を買われたら基本成り行きで決済の方向でいきたいと思います。
3、一撃必殺のスキルを磨く
『自分の予想していた方向から3ティックずれたら即撤退』という厳しいルールを課すと現在の値付けではスキル不足です。より緻密な値付けが必要になります。そのため指し負けなどあるかもしれないですが、この厳しいルールを守り、より厳しい値付けができれば、現在より多くのロットを入れることもでき、結果的にプラスに結びつくと思います。
結果としてここぞ!!という価格で、マックス2000株入れ、参戦した所から3ティック上を一度でも買われたら成り行きでカットする!!!来週はこのルールを守ることに全力で向かいたいと思います。
2007年07月15日
不退転の心境で臨む
連休の谷間、いかがお過ごしでしょうか?私は先週犯してしまった過ちをきっちり反省をして、清算をするべく対策を立てている最中です。
もう一度なぜ先週あれほどの損失を出さなければいけなかったのかを分析したいと思います。
まずは1月に打ち立てたトレード心得を再掲しておきましょう。
まずは私のトレードルールとして、以前のブログに掲載していたトレード心得10か条を再掲しておきますので、皆さんもこれを気に自分のトレードスタイルを見直してみましょう。
こばやんのトレード心得十か条
1、株価は板の厚いほうへ動く
株価は総意とは反対の方向に動きます。売り玉が厚ければそれだけ買うことが出来るのです。
2、感情を元に参戦したトレードは、得てしてその反対の結果を生む
『 これだけ短期間に上昇したのだから下がるに決まっている』『 買い板が厚いから買っても安心だな。よし買おう。』などと感情に身をゆだねたトレードに参戦すると、参戦した前提が崩れると(厚い買い板が崩れたりした場合)、パニック売りが発生し上昇(下落)が加速します。参戦する前にルールを再確認しましょう。
3、売り買いが交錯しているときは、株価は現在形成しているトレンドの方向へ進む
これはそのとおり。順張りで買って大丈夫です。
4、買いの勢いが頂点に達し『 ここで買い戻さないと大変なことになる』もしくは『 ここで買わないと利益の機会を逃してしまう』と思ったときは実は売り時
仕手株などで特に顕著に見られる。売りの数に対して不自然に買いが多い場合は、もう急落の一歩手前に入っています。
5、参戦理由が明確でないトレードには参戦しない
これは『投資苑』という本の中に書いてありました(ビッコウさんありがとうございます。)安易にトレード回数が少ないから、と参戦ルールを緩めて参加してもいい結果を生むことはありません。”休むも相場”といいますが、専業トレーダーには難しい決断だと思います。
6、寄り付き特別売り気配は買い向かえ
いよいよ実践編です。窓を開けて株価に隔たりが生じた場合は、よほどの理由がない限りは一時的にその隔たりを埋める動きを見せます。この動きは特に特売りの時は顕著に現れます。
7、寄り付き特別買い気配は無視せよ
逆に特別買い気配のときはそこからさらに勢いを加速させる場合もあり一概には言えません。なので参戦しないほうが無難でしょう。
8、大口の動きに注目せよ
仕手筋・ディーラー・外国人投資家をここでは大口といいます。大口は株式投資のプロです。まともにやり合っても勝てるはずがありません。そこで大口の動きに乗りましょう。大口が静かに買い始めたら買い、節目付近で大口が買ったら買い(ただし振るい落としの可能性あり)、大口の売り抜けたい値段で売りを入れておきましょう。
9、ロスカットの完璧な執行。感情を完全に排除すべし
参戦前に前もってロスカットルールを決め、そのルールを完全に執行する。そこには感情の入りこむ余地を一切排除せねばなりません。『ロスカットをしなかったおかげで利益を確定できた』ということもありますが、それは結果論でしかなく必ずしっぺ返しがあります。このルールが守れないトレーダーは市場から退場し、別の職業に就いたほうがいいでしょう。私は今後絶対にロスカットルールを破らないことを今ここに誓います。
10、市場はわがままなもの。常に最悪の事態を想定しトレードに臨め
相場には文字通り『何事も起こりうる』のです。『こんなはずはない。明らかに売られすぎだ』などと強情を張っても株価は戻ってはこないのです。さらにもう一段の下げがあり強情を張っていて人があきらめて投売りをし始めたころから株価は上がり始めるものなのです。なのでしっかりと参戦ルールを決めそのルールに従いましょう。
このトレード心得は若干の修正・変更はありますが今でも私が指針としているものです。ではこの心得と照らし合わせて、いったい何が問題だったのかを分析してみましょう。
言うまでもありませんが9番が実践できていないからです。半年前にこれほど厳しいルールを打ち立てたというのになぜ実践できないのか?なぜ機械的にカットできないのか?理由は簡単です。カットをする際に感情が働いてしまい、躊躇させてしまうからです。
『カットを先延ばしにしたら利益確定できるのではないか?』、と淡い期待を抱いて持ち越してしまい、致命的なレベルにまで含み損を膨らましてしまうのです。確かにカットを先延ばしにすることで利益確定できるケースもありますが、そういう時は良くて数千円、悪くて同値撤退。それに対して致命的なレベルに損失を膨らませてしまった時は数十万円の損失。これではトータルで必ずマイナスになってしまいます。
トレードで着実に収益を積み上げるには損小利大にならなくてはいけません。ロスは少ないうちに即カットし、利が乗っている部分を延ばすよう心掛ければ、勝率5割でも勝てます。しかし前述の 『カットを先延ばしにしたら利益確定できるのではないか?』、と安易に持ち越すトレードには損小利大の可能性はほとんどなく、まったく割に合わないトレードです。
だったらスパッとカットしましょうよ。というわけで火曜日からの一番の課題はズバリ『迅速なカット』です。カットラインで1度でも買われたらカットの準備。間に合わなそうだったら成り行きでカット。これを100%実践できるようにまずはします。1回でもスルーさせたら即PCの前から立ち去り金輪際トレード禁止!!相場で生き残りたいのなら実践しなければいけません。
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