らでぃっつのおもちゃ箱

９月６日にワゴンＲがフルモデルチェンジするようです。

ワゴンＲのエコなモデルは７０Ｋｇの軽量化、そして回生ブレーキを装備するようです。

回生ブレーキで得た電力はバッテリーに充電するのではなく、キャパシターへ・・

キャパシターに蓄えた電力は動力に使えるほどではないが、ライトやエアコンに利用する。

その結果、オルタネーターで発電する為に使っていた駆動力を節約可能になり、燃費も良くなる。

・・・・ナンノコッチャ？かもしれませんが、

ブレーキは運動エネルギーを熱エネルギーに変換する事により車を停止させるシステムですが、

回生ブレーキは運動エネルギーを熱に変換するだけでなく、発電も行います。

既にハイブリッドシステムには利用されていますね。回生ブレーキのついた車に普段乗っていると、

通常のブレーキがエネルギーの無駄遣いをしているような気さえしてしまいます。

さて、新型ワゴンＲの燃費はＪＣ０８モードで２８．５～２８．８ｋｍ／Ｌあたりになるといいます。

（ただ、ワゴンＲの普及モデルには回生ブレーキもアイドリングストップも付かないとの事です。）

ここでちょっと疑問が・・・

このスーパーエコなワゴンＲ・・　ガソリンタンクは２０Ｌ程度ではないでしょうね・・？？？

以前、当ブログでも少し触れた事がありますが、ＣＭではガソリン車最高燃費と言ってる

アルトエコは軽量化のためにガソリンタンクを３０Ｌから２０Ｌにする手段を使いました。

燃費を計測する時はガソリンタンクを満タンで行うので、タンクが小さい方が有利だからです。

その結果、ライバルのミライースを０．２ｋｍ／Ｌだけ上回りました。

（＊因みにミライースのガソリンタンクは３０Ｌ）

３・１１の大地震で深刻なガソリン不足を経験した東北・関東の方は、震災直後のガソリンスタンド

の長蛇の列に何回並んだでしょう？？　そして１回に何時間並んだでしょう？？

その時のつらい思いが、航続距離の長い車への願望になった人は私一人では無いと思います。

上記のアルトエコの２０リッターというバイク並に少ないガソリンタンクは、車の航続距離が

死活問題にもなっていた人々の事など全く考えていないように感じます。

ワゴンＲは好きな車なので、燃費計測用極小タンクで無い事を祈ります・・・