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2012年3月21日(水)夜のブログ。
今夜のNY、ダウは今+20ぐらい、。太陽光発電関係は昨夜も今夜も売られてますね。
で例のインサイダー事件。
ファイナンス情報。言っちゃなんだけど、僕のいた証券会社, 国際部だけど、1ヶ月先までの
ファイナンス企業全部が記載されたB4サイズの紙。毎週のようにupdateされて業務課長の
デスクにありましたね。営業次長、部長、課長あたりまで回覧、マル秘のハンコ押して
ありました。営業マンはデスクに置いてあるのをこっそり見に行く。これ日常風景なり。でした。
たぶんファイナンスの主幹事、準幹事などに入る証券会社はみな同じ状況だったのではないかと
思います。客に漏れる? 漏らして営業する? たぶん日常の光景でしょう。ご飯を食べるように。
野村もひどいけど、過去100年やってたことだろうし、中央三井アセット信託銀行だって
昔からやてたのではないでしょうか。今さら、なんでとも思うけど。悪い奴、悪い企業は
どんどん捕まえてムショにぶち込んで欲しいもんです。腐った会社は二度と世間に顔を
見せることができないようにすべきですね。
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野村HDがインサイダー取引に関与、国際帝石の公募増資で-関係者
3月21日(ブルームバーグ):
野村ホールディングスが2010年の国際石油開発帝石の公募増資に絡
んだインサイダー取引(金融商品取引法違反)に関与していたことが明らかになった。関係者によれば、
増資の引き受け証券会社として知り得た情報を、インサイダー取引をした中央三井アセット信託銀行に
漏らしたもようだ。
証券取引等監視委員会の21日の説明によれば、中央三井側は増資の引き受け主幹事証券の1人の営
業社員から、国際帝石の増資情報を入手した。一方、野村証券は同日夕、「誠に遺憾。引き続き当局の
調査に全面的に協力する」とのコメントを発表した。野村は5000億円規模の増資で主幹事の1社を務め
ていた。
今回のインサイダー取引は、引き受け証券会社が増資に関する情報を第三者に漏らし、その情報を大手
信託が利用した前例のないケースとなった。日本の金融市場では、AIJ投資顧問による巨額の年金受託
資金の消失問題が発覚したばかりで、市場の信認を失う問題に国内最大手証券が関与したことになる。
監視委は21日、証券会社から得た情報により受託運用資産で国際帝石株を空売りするなどして利益を
得たとして中央三井アセット信託に5万円の課徴金納付命令を出すよう金融庁に勧告した。増資の主幹
事は野村証券、ゴールドマン・サックス、JPモルガン証券、みずほ証券だが、監視委は情報を外部に伝
えた証券会社の実名は公表していない。
板硝子や東電増資も調査
国際帝石の増資は2010年7月に公表された。中央三井側がインサイダー取引で得た利益は約1400万
円に上ったという。監視委では、日本板硝子や東京電力株の大型増資でも公表前から株価が下落する
などインサイダー取引の疑いがあるとみて、海外当局とも連絡を取り合いながら幅広く調査を進めている
。
中央三井アセット信託の住田謙社長は21日夕の会見で、「個人として何がインサイダーかという慎重を
欠き、会社としては運用担当者と証券会社の営業担当が面談するリスクに対する認識が欠けていたと反
省している。関係者に多大なる迷惑をおかけし、深くお詫びします」と陳謝した。
国際帝石は同日夕、「新株式発行および株式売出しに関して勧告に至る事態が発生していたことは極
めて遺憾」とするコメントを発表。その中で「健全、公正かつ効率的なマーケットの形成や投資家保護の
ため当局により適切かつ厳正な対応がなされるとともに、このようなことが再発しないよう強く希望してい
る」と述べた。
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