介護天国

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2005年10月23日

介護３兄弟(栄養ケア）

(2)

カテゴリ：暮らしと健康(介護）

介護天国

Prologue:

介護保険改正の目玉のひとつは
介護予防という３兄弟(栄養、口腔、
運動）です。この３兄弟を立派に
育てて、介護などなくてすむように
するのが目的です。

今回は、何があっても先ずは腹
ごしらえということなので、「栄養
ケア」についてウマイ話ないか
見てみます。

今週のテーマ： 介護３兄弟（栄養の巻）

１　「栄養ケア」とは、医師や看護師、
栄養士が連携して栄養バランスの
取れた食事を指導することです。

その背景には、施設に入所している
シニアの3－４割が低栄養状態に
あるという厚労省の調査結果が
あります。

この栄養ケアのサービスを実施するか
どうかは各施設の判断に任せられて
いますが、実施すればば介護保険から
介護報酬がでます。(朝日新聞、6/26/05)

「食べることは最大の楽しみ。」

２　また、栄養はチューブではなくて、
口からとることを重視。自分の歯で
かむと一層美味しい｡

噛んだり、飲み込んだりする能力
の衰えているものには、食事内容を
かみやすいもの飲み込みやすいものに
工夫する。例えば、舌でもつぶせる
ように柔らかくするとか。ミキサー食とか。

「かめばかむほど美味しい。」

３　口から食べるためには、口をあけて、
よくかんで、のみこめなくてはならない。
つまり、咀嚼筋や嚥下器官の機能回復訓練
(健口たいそう）も必要となる。(口腔ケア）

「口の体操！」　　　

４　このような栄養ケアを利用できるのは、
要支援１．要支援２であって、地域包括
支援センターにおいて認定された者である。
その認定がなされなかったものについても、
支援センターは低栄養状態を評価する。

「低栄養、なかなか気が付きにくい

５　かくして、多くのシニアをめでたく
元気にさせた通所施設には報酬加算
というご褒美がでます。要介護度が改善
した場合、１人について、１．５人分、
ないしは２人分に介護報酬が加算
されるのです。

「成果主義の導入。」

（お役立ち情報）

公開講座(東京都医師会）
１１月６日(日）
オランダから学ぶ高齢社会とケア　　

ごあいどくありがとうございました。

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