黄門

黄門

夜明けの街で


著 者 東野 圭吾
出版社 角川書店

 帯に、「東野圭吾の新境地にして最高傑作」などと書いてあるのでつい買ってしまった。
 40歳直前のサラリーマンが不倫にはまった。それまで、不倫するやつなんて馬鹿だと思っていた。ちょっとした出来心で家庭をこわしてしまうなんて愚の骨頂だと思っていた男の物語。
 同じ職場に派遣された女性と不倫にはまった男は、「これは地獄だ。甘い地獄なんだ。そこからどんなに逃れようと思っても、自分の中にいる悪魔がそれを許さない。」お定まりのコースにずぼずぼはまっていく中で、15年前の殺人事件をからませながら、物語は進んでいく。面白くて、あっという間に読み終えた。どちらかというと、ミステリーが前面にでてる。
 面白いんだけど、いまいち顔が見えないのが惜しい。不倫相手は美人であってほしいんだけどなあ。。。最高傑作ではない。。。東野圭吾はこんなもんではない!



点数  75
スリル ★★★
泣ける ★
ドキドキ★★ 


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