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2017/01/14

図書館で借りた本です。王様のブランチで紹介されていて、興味津々で蔵書を検索。
その時は、金沢の図書館には、蔵書がなかったので、その後、何度か検索し、見つけた時に
すぐに予約したのですが、ちょっと予約が遅くて、お待ちしていた本です。

ちょうど同じ作家さんの本「億男」をぶっくおふさまで見つけて、先に読んでおくか
と読んだのが昨年の１１月末だったので２ケ月半くらい待っていたのかな？

「四月になれば彼女は」　川村　元気さん

四月になれば彼女は [ 川村元気 ]

【内容情報】（「BOOK」データベースより）
４月、はじめて付き合った彼女から手紙が届いた。そのとき僕は結婚を決めていた。愛しているのかわからない人とー。天空の鏡・ウユニ塩湖で書かれたそれには、恋の瑞々しいはじまりとともに、二人が付き合っていた頃の記憶が綴られていた。ある事件をきっかけに別れてしまった彼女は、なぜ今になって手紙を書いてきたのか。時を同じくして、１年後に結婚をひかえている婚約者、彼女の妹、職場の同僚の恋模様にも、劇的な変化がおとずれる。愛している、愛されている。そのことを確認したいと切実に願う。けれどなぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去っていってしまうのかー。失った恋に翻弄される、１２カ月がはじまる。
【目次】（「BOOK」データベースより）

このお話は、何なのかなぁ？恋愛小説と言えるほど甘い感じもしない。
主人公　藤代（フジシロ）さんの大学時代の恋人の手紙と現在の恋人、その恋人の妹、飲み友達のタスクくん、同僚との会話で話が進んでいきます。愛って何？を突き詰めていく物語って感じかな？
私には、想像出来ない。藤代さんは、どうして結婚しようと思ったのかも、理解出来ない。
一緒に暮らしていて、お互いが都合が良かっただけの関係じゃん。そこに何故に形が必要？
私的には、タスクくんの言葉に共感してしまう。
「…誰かとすっと一緒にいるとか無理がありません？」
「僕たぶん、家族とか子供とかそういうの無理なんですよ。…ずっとひとりでいるしかない」
タスクくんは、バイという設定です。多分、藤代さんのことが好きなのかな？
だから、上記のような言葉が発せられたのかもしれません。

で、面白かったか？と聞かれた場合、答えに詰まってしまう…。
ごめんなさい。私には、あまり興味のない本でしたとしか言いようがない。

なんか、哲学的っていうか、わかり難いんだもん。観念とかみたいな？

そして、一番、自分がアホだなと思うのは、藤代（フジシロ）さんを藤代（フジヨ）さん
と、つい読んでしまって、男女が違ってくるという…登場人物の苗字は、名前にならない
漢字を当てて欲しいと切にねがいまする。

さぁ、図書館が１冊貸してやるぞ！と言っているので返却して借りて来ます。