神様からの預り子

神様からの預り子

愛を求める大人たち

ヒトはバケツを1つ持って生まれる

バケツへはまわりのヒトからの愛が注がれていく

注がれて、注がれて…

バケツが愛で満たされてゆき

そしてバケツから愛が溢れ出したそのとき

ほかのヒトへも愛を注ぐことができる

しかし…

バケツが愛で満たされないと

満たされるまでバケツを差し出し続ける

私を愛して!私を愛して!

バケツが愛で満たされるそのときまで

かなり以前にこんな話を知った。聞いたのか、読んだのか、それさえも忘れてしまったが。
とても深く納得してしまった。私のことを言われているような気がした。

最近になって気がついたのだが、私の母は今もバケツを差し出し続けているような気がする。
子育てが一段落して、ようやく自分と向き合う時間ができたせいなのかな?
いくつになろうが、バケツが愛でいっぱいになるまで差し出し続けるんだなぁ…
かくいう私はどうだろう?まわりに愛を注げているだろうか…?

『バケツが満たされない親はその子供に愛を注ぐ事ができない』
そんなふうにも先の話の中で言っていた気がする。
確かにその親は愛を十分に注げないのかもしれない。
けれど愛を知らないなりにもきっと子供を愛するだろう。
それはそれでいいのではないか?
そして愛は親以外の人からもたくさん注がれる。

この話を知って十数年。そんなふうに思う今日この頃。
いろんな人に育てられた気がする。


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