A tearful voice+

追憶



「追憶」


沈んでいく


君が泣いていたからかな

さよならとごめんねが

交錯する水槽の中



沈んでいく


やっぱり

君が泣いているのかな


もう

君の横顔すら薄れているのに


時計の針を戻したって

君の側にいたって

慰められる僕じゃないのに



沈んでいく

君との思い出の奥底まで





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