「合成界面活性剤」 について その2 です。
「合成界面活性剤」 が、環境に与える影響は、
生分解に時間がかかりすぎる
ものや
分解せずに残留する
ものもある
ということ。
実際家庭内排水がちょっとたまっているようなところの魚などは
奇形が生まれたり、突然死んでしまうという現象も。
ということは。。。。
これだけの家庭や企業で生活廃水を流していて、
↓
生活廃水は下水から河川に流れ、
↓
河川の水には合成界面活性剤が(一部であっても)残留していて、
↓
その水を採水して
↓
また家庭の水道から水が出る
↓
↓
↓
その水を飲む!!
知らず知らずのうちに
もしかしてすでに 「合成界面活性剤」
が
少しずつ私たちの体に蓄積されているのかもしれません。
何しろ一部は残留しているのですから。
(もっと調べてみます)
そう思ったら私は 「合成洗剤」 が使えなくなりました。
いくら浄水場で浄化しているといっても。。。。
浄水場での最初の水をご覧になったことがありますか?
「これが。。。。。(絶句)
これが体に入ったり、皮膚にまとわり付くなんて考えられない」
というレベルのものです。
一応透き通った水道水しか見たことがない方には信じられないかもしれませんが、
ご家庭の水道水がどこの河川から採取されているものか一度調べてみてください。
そして実際その川を見て。。。。考えてください
ここ、地方都市(田舎)であっても
採水河川がよどんでることは大いにあるのです。
ましてやココの採水池の上流には県都があるのですから
目一杯生活廃水が流れてきた
その水で飲料水を作るのです
確かに汚れ落ちも大事です。
でも
知らないところで水道水は。。。
確実に 汚水
になっています
それがどんなに怖いことか。
私たちの子ども世代が
そのことでどんなに苦労することになるのか。。。。
まだまだ 「合成界面活性剤の怖さ」 は沢山あります
つづく
「界面活性剤」 ミニ知識 <1>
「合成界面活性剤」 といわれているものにはさまざまな種類があって、代表的なものを分類すると、
1. 陰イオン界面活性剤 (「石けん」はここに分類されます。石油系もあり)
2. 陽イオン界面活性剤 (柔軟仕上げ材やリンス等に配合)
3. 両性界面活性剤 (補助剤に使われることが多い)
4. 非イオン界面活性剤
(最近多く使われている)
に分けられます。
●「石けん」も人間の手で作られた界面活性剤なのですが、
水に溶けることで活性を失うという性質があります。 その性質ゆえに「汚れを落としながら界面活性を失う」ので、
生分解が早く害がありません。
●有害が指摘されている 「合成界面活性剤」
は石油系のものが
ほとんどですが、最近 「環境配慮」「エコロジー」
を謳って出て
来ている 「植物由来成分」「植物性」
などという表示があっても、
品名が「合成洗剤」
であれば化学的に合成した界面活性剤が
使われており、生分解しにくい物質です。
が今回、参考にさせていただいているサイトです
時間がありましたらじっくり読んでみてください。
http://www.ne.jp/asahi/kikko/living/sekken4.htm
この「界面活性剤について」まだまだ考えて行こうと思います
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